20世紀初頭、
アルベール・カーンが世界中に派遣したカメラマンは、
資料などの推計から11名いたと思われます。
それぞれのカメラマンは、日記形式で撮影の記録を残しています。
この写真は、1913年のセルビア
路上でアヒルや鶏を売るイスラム教徒の女性たちです。
1913年のマケドニア
裕福な家族です。
1915年のベトナム ハノイ
1912年のクロアチア ドブロブニク
1914年のアフリカ ジブチ
北アフリカの紅海に近い国
現在はジブチ共和国
1910年のスウェーデン
向かって右の女性が着ているのは 『ラップランド 』 の衣装です。
(2010年8月19日のブログ参照 )
カメラマンの日記には、
『ラップランドの女性たちの衣装が毛皮から
色鮮やかな布に変わってきた ・・ 』
と記されています。
1913年のモンゴル
モンゴルの一部族 『ハルハ 』 の王女
1922年のトルコ コンスタンチノープル (現イスタンブール )
トプカプ宮殿
この年 帝政は終焉
最後のサルタン=メフメト6世は、写真に写っている玉座に座って、
トプカプ宮殿が博物館になることを告げられました。
1913年のアイルランド
小さな漁村で撮られたこの写真 ・・
村人たちが、
最もアイルランドらしい女性 (14才 )と衣装を選んでくれたそうです。
1927年のインド 北部の村 カプールタラ
1926年のカナダ バンクーバー
1887年に建てられた 『ホテル バンクーバー 』 です。
1921年のカンボジア アンコールワット
(2009年9月2日のブログ参照 )
クメール ダンサーたちです。
1926年のモロッコ マラケシュ
ジャマ エル フナ広場
遠くに見えるのは 『クトゥビーヤ モスク 』
いまもマラケシュのランドマークです。
アルベール・カーンは、この活動を
The Archives of the Planet アーカイブ オブ プラネット
と名づけました。
それは、まさに 『地球の記憶 』 です。
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