サン マルコ広場が海へとつながっていく場所は、
「Piazzetta San Marco サン マルコ小広場 」 と呼ばれています。
小広場は、12世紀に、入り江を埋め立ててつくられました。
ここから 「サン ジョルジョ マッジョーレ島 」 を望む光景は、
ベネチアで最も美しい眺めといわれています。
（2月26日のブログ参照 ）
サン マルコ小広場はベネチアの玄関です。
Palazzo Ducale ドゥカーレ宮殿
（8世紀に創建され15世紀に現在の姿に ）
注： 小広場が出来るまで周りは海だった。
ベネチアン ゴシック様式の典型ともいえる美しい建物は、
歴代 ドージェ （最高執政官 ） の住居であり政治の中心でした。
（2月7日のブログ参照 ）
ここで、ベネチア独特の合議による政治が執り行われました。
（専制政治が中心の中世にあって特異な政治体制 ）
また、裁判所もドゥカーレ宮殿の中に設けられました。
ドゥカーレ宮殿の回廊の向こうに見えるのは、
Biblioteca Nazionale Marciana 国立マルチャーナ図書館です。
16世紀、
ベネチアに集まってくる書籍を収蔵するために建てられました。
ベネチアでいちばん美しいといわれる建物 ・・
いまも現役の図書館です。
海から見るサン マルコ小広場のあたり ・・
海洋国家としてアドリア海に君臨した
ベネチアの栄光と威信に満ちあふれています。
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