四天王寺と人々の営み

天王寺駅の北に鎮座する四天王寺 ・・・



阪和商店街 を抜けると参道が始まり、
そこには四天王寺と関わってきた
人々の営みが息づいています。



そば処 深川 ・・・
寺と蕎麦には深い関係があります。



『火断ち』 『五穀断ち』 などの
修行を積む僧侶にとって、
蕎麦は貴重な栄養源だったそうです。



こちらは、



明治33年創業の老舗 ・・・



総本家 釣鐘屋 （つりがねや）



大阪名物


（公式HPより写真借用〉
釣鐘まんじゅう



明治36年、（明治33年という説もあり）
聖徳太子没後1300 年の記念として、
地元の有志から四天王寺に寄贈された
世界一の大梵鐘がモデルです。



重さおよそ160トンもあった
といわれるこの大梵鐘は、
第2次世界大戦末期、
金属類供出により消失しました。



釣鐘屋の屋根には、



在りし日のレプリカを見ることができます。



四天王寺のすぐ近くに本社を
構えているのは世界最古の企業 ・・・
（ギネスブック公認）



神社仏閣建築の設計、施工を
中心に手掛ける
金剛組 （こんごうぐみ） です。



創業は578年 ・・・
四天王寺建設のために召集された
職人のグループがその原点です。



四天王寺には
神社のシンボルである鳥居があります。
寺院なのに鳥居 ・・・
その理由はいまもって謎です。



鳥居の前には線香を売る店 ・・・



悪霊祓いでしょうか ・・・
托鉢僧の姿 ・・・



鳥居をくぐると、



門前の出店 ・・・



日本の懐かしい原風景のひとつですね。



さて、四天王寺 ・・・
推古天皇元年 （593年）、
聖徳太子によって建立されました。

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