
通称 「ダ・ヴィンチ ホール」
「エルミタージュ美術館」 の中で、ここも人気の高いホールです。


「イタリア芸術の間」 と呼ばれるこの部屋は、
ふんだんに使われている金箔、
そして天井にはめ込まれた装飾的な聖画が見事な一室です。


かつては、ニコライ 1世が書斎として使っていたそうです。

Nicholas I
ニコライ1世 (1796年ー1855年 在位 1825年ー1855年)
18世紀末のフランス革命は、
ニコライ1世治世の帝政ロシアにも大きな影響を及ぼしました。
自由主義を唱える仕官たちによるクーデターの火種が燻り始め、
一般の民衆の間にも 『革命』 という言葉が現実味を帯びて
認識し始められます。
1852年、ニコライ1世は、「エルミタージュ美術館」 の
一部 = 「新エルミタージュ」 と呼ばれる美術館として
増築した建物を一般公開することに踏み切ります。
現在でいう 『情報ディスクロージャー』 の一環なのでしょう。

そんな状況の中でも、高級絵画の購入は続きました。
「イタリア芸術の間」 ・・
通称 「ダ・ヴィンチ ホール」 には、
レオナルド・ダ・ヴィンチの貴重な作品2点が展示されています。
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