第56回 八ヶ岳開山祭が6月6日行われた。
地蔵尾根から赤岳を見る。残雪は樹林帯の一部あるが例年より少ないようだ。
今回の一番の見所は赤嶽神社の神主さんでなく、御柱年として諏訪大社からの神主さんで、きれいな神主さんでした(山頂の澄んだ空気に通る声が響きました)
神事の前に御柱年として「建御柱」も行い、長さ80cm位、目通り4~5cm位が4本の柱が赤嶽神社に祭られました(御柱休めから建御柱まで15秒、早い)
祝詞奏上(のりとそうじょう)
きれいな神主さんの前では例年のようなでザワザワとした私語もありません。
玉串奉奠(たまぐしほうてん)
神事は修祓(しゅばつ)から始まり閉会(へいしき)までたっぷりと時間を掛けておこなれました。
開山祭の神事でこれだけの時間を掛けて執り行われたのは初めてかもしれない。
これもきれいな神主さん効果でしようか?
登山客もすこし、ダレ気味。(長~い)
神事が終わり、御柱祭にはつきもの「木遣り」 諏訪地区遭対協の方ですが何か足りない。
子供木遣り、足りないものは衣装(ハッピでした)。力量がある声で登山客からの掛け声が一番大きかった。
最後に八ヶ岳観光協会、会長のあいさつ。硫黄岳山荘ご主人。
黒百合ヒュッテプログに北横岳開山祭の写真がありました。
行者小屋へ下りてきたら、人のかたまり。何だ??
答えは諏訪地区遭対協の昨年同様な差し入れで「ひやむぎ」でした
火照った身体にはひやむぎの喉ごしは格別(冷えたビールは別腹)
今年の「ホテイラン」。グリーンロープと番号表示されて厳重な管理です。
八ヶ岳のホテイランは 絶滅危惧種です。大切にしたい高山植物です。
盗んで持ち帰っても育ちません、今年咲いた箇所では数年間は咲きません。
今年の記念バッチは「マイズルソウ」です。
数日後には八ヶ岳各小屋で販売されています。