シルバーウイーク3連休、近場の蓼科山へ
八ヶ岳でも手軽に行ける山で混雑は予想されるが仕方が無い。
登山口は蓼科牧場(七合目)、大河原峠口、竜源橋口、女神茶屋口の4つがある。
今回はノーマルコース、女神茶屋口から登ることにした。
コースは女神茶屋-蓼科山山頂-将軍平-天祥寺原-亀甲池-竜源橋-女神茶屋とした。
女神茶屋の駐車場は40台位停められるがすでに7時半ですでに道路脇まで一杯だ。
八子ヶ峰駐車場に1台停めれるスペースにもぐりこみ、8時にスタート。
登り始めは「この熊笹登山道」から始まる。「熊笹」表記は間違いで「隈笹」が正しいらしい。
苔混じりの岩を乗り越えて急登が続きます。ここまでに5~6名の登山客を追い抜く。
蓼科山の鞍部、標高2113.3m。地図には表記されています。展望はありません。
蓼科山山頂。2530m。10時到着。将軍平方面から登山客が途切れることなく続いて登ってくる。
南八ヶ岳。右から西岳、網笠山、権現岳、阿弥陀岳、中岳、赤岳、横岳。
穂高方面や乗鞍岳、御岳、中央アルプス、南アルプス、360度のパノラマが広がり、風も心地良いがあふれる登山客でそそくさと天祥寺原へ向かう。
将軍平から天祥寺原の下り。
山頂から将軍平は登り、下りも大渋滞。将軍平の蓼科山荘は座る場所もなく天祥寺原へ向かう。
天祥寺原分岐。背丈もある隈笹に囲まれて登山道も良く見えない。
分岐から約30分で亀甲池に12時前に到着。
池は枯れる事もあるそうなので、今年の少雨で更に池が小さくなっていた。以前来た時はこの2倍の大きさはあったと思う。
亀甲池は池の底がこのように亀甲模様があることが名がついている。干上がっている場所には模様はありません。不思議ですね。
ビールで喉を潤し、腹を満たす。日差しは猛暑と異なり心地良く眠くなる。
うとうとした後、竜源橋へ13時に下る。蓼科山のながらかな山容が分かる。
蓼科山は別名「諏訪富士」と言われてます。
登山道脇は隈笹の海。
隈笹を乾燥した葉は煎じて健康茶にされたり、エキスが健康食品として市販されている。
これは高血圧、糖尿病などに効果があるとされるが、ヒトに対する有効性について信頼できるデータは無いそうです。
途中、苔がびっしり敷き詰められた場所があり、しばし見とれていました。
竜源橋分岐に14時着。ビーナスライン舗装道路を30分掛けてトボトボ歩き、女神茶屋に14寺半到着。
ビーナスラインは休日で交通量が多く、車やバイクがビュンビュン走り、歩道のない歩きは怖かった。ここがこのコース最大の難所でしょうね。