稗の底村を探索。今から300年前に消えた村。富士見町ではミステリーゾーンと言われている。
立沢地区の高台寺から歩き始める。
集落を抜けて千ヶ沢橋を渡れば湧き水がコンコンで流れている。コップがあるので一口飲む、旨い。
舗装道路からジャリ道に変わり、15~6分で稗の底村到着。道標は森林の中にあり少し、ひんやりしていました。
林の向こう側が 稗の底(ひえのそこ)村跡。手前側は野菜畑。昔はこの地では米が作れないので稗などを作っていたのでしょうか?
稗の底 古村跡
村のあった中心部に跡地の石碑がドーンと立っています。
湧き水が数箇所から出ていて水量が多い。18軒の民家が存在していたのも頷ける。
水路の石垣は今でも活躍している、石組みはしっかりしている。
村外れに小高い丘に山門があり これが大先神社でしょう。
神社へ続く階段は少し傷んでいるが歩くには不便は感じない。
階段を登りきると「大先神社」。屋根もなくご神体のままでした。石櫓の文字はほとんどカスレていて判読出来ない。
ご神体の下の方に3箇所の穴があり、顔にも見える。口部分が奥側までありそうだがご神体裏側には繋がっていなかった。これは何でしょうか?
稗の底村跡の正面(八ヶ岳側)は拓けている、昔開墾寺、伐採して畑を作っていたのでしょう。
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ここへのアクセスは
1、立沢集落-高台寺、前の道を上がってくる(道なりで進む)
2、鉢巻道路-カントリーキッチン横を下る。
2箇所から行けるが看板や立て札は乏しいので五感を使って訪ねてみてください。
富士見高原の別荘が近くまで建て進んでいるので車でうろうろしているとヒンシュクを買うかもしれません。