Fujimi らうんじ

山登りと家庭菜園をぼちぼち

天狗岳

2008年08月04日 | 登山

猛暑の日々が続き、身体はクタクタ。涼む場所はやはり、山の上でしょう。

八ヶ岳の真ん中に位置する天狗岳へ出かけることにした。

北八ヶ岳の森林帯と南八ヶ岳の岩稜帯を合わせ持つ天狗岳は好みの山です。

コースは 唐沢鉱泉-西尾根-西天狗岳-東天狗岳-黒百合ヒュッテ-唐沢鉱泉。

今回は根石小屋のコマクサを付け加えた。グルッと周回コースで涼む。

唐沢は最近、イオウ臭が強くなったと言われています。何故か?

上流に鉱泉が湧き出ている箇所があり硫黄臭もきついです。

鉱泉ですから温度は高くありません(温泉と鉱泉は違います)

西尾根を登りつめると西天狗岳です。途中、ちょっと急登がありますが

ワサワサと登ると到着出来ます、たぶん????

西天狗岳は三角点が置かれて、東天狗岳より5.8m高いようです。

根石岳と奥側は硫黄岳と赤岳。

根石小屋と蓑冠山(みかぶりやま)。

天狗岳は展望は八ヶ岳で一番と言われたます(ガイドブックより)

山頂は涼しく、さわやかな風が流れていました(前回、大きな差です)

これはこの雲のお陰でしょう。巻き雲。朝晩、夜風が温風から冷風に変わりました。

根石小屋の砂礫地帯にはコマクサの群生地があります。

コマクサの見頃は終わりに近付いているようで、やっと1株、見頃を捜しました。

東天狗岳を黒百合平側から見上げるとちょっと危ない気がしますね。

東天狗岳より黒百合平。黒百合ヒュッテが右側に見えます。

左;西天狗岳、右:東天狗岳。根石岳より展望。

諏訪側からは西天狗岳の影で東天狗は見えませんが

天狗岳は別名:双子岳と言われてます。この写真で納得ですね。

リンネソウ。命名は有名が植物学者です。「可憐」と言う言葉がピッタリ。

最近、可憐な女性ってあまり見ませんね。

いろいろな種類が咲いてます。わずか数センチの花から1mくらいな花まで。

名前はミヤマバイケイソウ、タカネニガナ、キソチドリ、ウスユキソウ・・・・・等。

擂鉢池(すりばち)。毎年、雪解け水が溜まり、池が出来ます。

池を見ることが出来るのは7月始め頃でしょうか?季節限定ですね。

本日、遭遇はカモシカです。写真上部の葉を食べようと倒木を台に

背伸びして食していました。いつも事ですが絶対、睨みますね。

八ヶ岳ではカモシカや日本鹿はちょくちょく遭遇します。

このカモシカは県界尾根で見た、カモシカより一回り小さいようです。

 


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