もう少しで八ヶ岳開山祭が開かれる。
今年は残雪が多く、赤岳山頂から行者小屋で神事が変更となった(前回2003年)
事前下見で 南沢→行者小屋→中山展望台→赤岳鉱泉→北沢 コースを歩いた。
美濃戸山荘横にある道標、右は南沢、左は北沢。
登山道が水没している。
倒木の山がいたる所にある。
登山道が倒木で遮断されている。迂回する。
南沢の沢形状が大きく変貌している。
唯一残っていた橋、あとはすべて流されていた。
原因は昨年秋(10/27)豪雨により南沢が増水し川べりをすべて崩したらしい。
その時の倒木が登山道まで到達していたり、水没箇所は数箇所ある。
昨年秋、南沢は閉鎖され、修復作業に入っていたが
重機がなければ撤去作業は進まないだろう。
迂回路は表示されている箇所は少なく、今も踏み跡が頼りです。
林間登山道の曲がり木。
いつもならかかんで通過します。残雪は多いです。
登山道の周りの残雪と高さが変わりません。
白河原手前から冬期登山道となります。夏道は雪の下。
白河原。写真部分のみ残雪なし。
行者小屋手前。左が夏道、右が冬期登山道。
夏道にはトレースがありませんので踏み抜き注意。
行者小屋、白飛びしていますが残雪です。
小屋の方の話では2日前に雪解けで土が出てきたとの事。
ここ以外は一面、残雪状態です。
行者小屋での神事場所。小屋の横です。
↑間違っていました、ごめんなさい!!
中山展望台への登り。踏み抜きがあります。
地蔵尾根の登山道。赤線が登山道。
階段ハシゴ手前の残雪は多く、つぼ足状態での登りになるようです。
文三郎道。全コース残雪あり。
特に赤岳直下の鎖場はアイスバーンとなっているため
ピッケルやアイゼンが必需と下山登山者の弁。
中山展望台から大同心、眺めのよい2390m。
中山展望台からの硫黄岳。
赤岳鉱泉。飲み水は小屋内にあり開山祭までには
小屋外に設置するかは不明と小屋の方が言っていました。
テラスを増設するのが忙しいようです。
北沢の橋。ボッカの都合により修復は終わったいます。
残雪はほとんどなく、夏道をスイスイ歩けます。
稜線付近は残雪が多く、草花の芽吹きが早い
このあたりまで下りてきているのでしょう。どうしてニラムのでしょうか??
北沢、堰堤広場。登山道から林道に変わります。
北沢林道、平坦に見えますが多少傾斜あります。
下山時の林道歩きはボディーブローのように足にきます。
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このコース装備は
1、スパッツ 2、ストック(バランス取り) 3、登山靴の防水
軽アイゼンは保険程度と思っていた方が良いです。
踏み抜き箇所が 南沢(白河原付近)、中山展望台付近があり
登山靴を濡らさない工夫をしていれば安心です。