かなり長いので
お時間のある時にどうぞ
先週月曜日（9日）に親父の病院から電話が有り
あまり状態が良くないと連絡有り
コロナで面会が厳しくなっているけど
面会してもらって良いですよ とのこと
で おふくろ一人で面会へ
（応援に来てくれている従弟の最終日
キッチンパネル貼りを二人でやっつける）
帰ると又電話が有ったそうで
『もしもの時病院から連れて帰る時の
パジャマか寝まきをもって来ておいてください』と
で おふくろは弟（三男）に連絡して二人で再度病院へ
状態を聞いてきて長女（ＩＣＵ勤務が長く亡くなられる患者さんを数多く見ている）に伝えたら
『長くないかも』って １週間持つかなぁ って（看護師の見立て）
しかし
その後は 特に変化も無く
又 峠を越したかな？と思っていた
（今までも何度も“あまりよくないかも” ってことがあったけど 持ち直していた）
火曜日 水曜日と過ぎ 連絡も無く今回も大丈夫かも？と思っていた矢先
木曜日（12日）午後３時くらいだったか・・・・
たまたま現場から自宅に帰っていたら家の電話が・・・
病院からだった“心拍・呼吸が弱く 血圧も低くなってきている”って
おふくろと無芸二人に 今すぐに来てくださいと
個室に行くと 酸素吸入のマスクしている親父
目はあけていたけど 一点をみつめたまま
声をかけてあげて下さいと おふくろと交代々々声をかけ続けた
涙がうっすら出ているのか 目のあたりが滲んでいた
声をかけ続けているけど 次第に数値は下がる一方
・・・・こりゃ ダメかなぁ と思い看護師さんに“弟も呼んで良いですか？”と聞いたら
聞いてきますと出て行きすぐに帰って来て
良い とのことで 弟電話したら直ぐ来てくれた
３人で声をかけ続ける
長女にテレビ電話（たまたまお休みだった）次第に下がる数値や親父を見せながら
看護師としての意見を聞く
午後5時前 とうとう数値が全てゼロに ダメか・・・
長女『・・・おじいちゃん 死んじゃったかも・・・・』って
救命処置（心肺蘇生等）は断っていたので
静かに眠るように逝った
おふくろ・無芸・弟（三男）そしてリモートではあるが孫の長女に見守られ
親父の手を擦りながら
『頑張った 頑張った』と おふくろ
少しして医師が 死亡確認に入って来て
午後4時50分にお亡くなりになりました・・・と
少し時間を置いて処置に来ますので お別れ を と
家に電話して家内に報告
（電話する少し前に担当していた従弟の嫁さんが自宅に来ていて
夜勤なので又様子を教えてあげると言って さっき帰ったと）
（そのあと 電話して死亡を告げたらしく 夜勤出勤時間を早めて
処置前の親父に会いに来てくれた）
お寺さんに電話したり
葬儀場に電話したりと病室でいろいろ準備
家の方も片付けなくてはならないので叔母（おふくろの妹）に電話して
段ボール箱を買って来て と お願いした
弟は親父とおふくろの方の親戚に電話して親戚の皆に連絡をお願いしていた
自宅の片付けに時間がかかりそうなので
お迎えの車は１時間ほどしてから病院に来てもらうように頼み
とりあえずおふくろ残して弟と帰宅することに
おふくろ1人残してだったけど 駆けつけてくれた担当看護師の従弟のお嫁さんが
ついていてくれるだろうと思い 二人で添いで帰宅した
帰ると
家内と叔母が部屋を片付けていた
とにかく 段ボール箱に何もかも 放り込み
作業場に移した（いまだに片付けが出来ず作業場に放置しているけど・・・）
急遽帰って来た次女も重い物入れを自分の部屋に移動
駆けつけてくれた従兄（本家のお兄さん）義弟も手伝ってくれた
お寺さんは自宅に戻ってきてから連絡下さいと（車で15分ほどしかかからないので）
いう事だったので
午後７時前 おふくろを乗せた車（葬儀場の）で親父が戻って来たのでお寺さんに
電話
家の中に運ぶときは 降っていた雨も上がってくれて助かった
駆けつけてくれた本家の従兄 家内の弟が手伝ってくれ部屋に運び入れた
自宅に帰りたかった親父 4年ぶりに帰宅（入院中3回ほど一時帰宅はしたけど）
ふとんに寝かせると 眠るように目を閉じていた親父の片眼が少し開き
『帰ったのが 判ったのか？』と従兄
親父を載せて来た葬祭場の職員が祭壇などをセット
お寺さんも直ぐに来ていただき 枕行をあげてもらう
そのあと 日取りの打ち合わせや祭壇の決定（値段によりいろいろある）
450000~650000 みたい で 普通の祭壇に決定
会葬礼状と返礼品の数・種類を決定
とりあえず300個用意してもらうことに
よく返礼品として頂くのはたいてい ハンカチとか冠婚葬祭用の包み袋のセット
でも 親父のは コーヒーセットにした
（はがきと返礼品で1000円くらい）
いろいろと お寺さん・葬儀場・無芸と弟・従兄で相談
（相談している最中隣県にいる無芸のすぐ下の弟が帰って来た）
亡くなったのが夕方だったので 1日家でゆっくりさせて通夜を明後日にするか
迷ったけど
2日後（14日）が親父の誕生日だったので
誕生日の日に葬儀をして送ってあげよう ということになり
翌日（13日）通夜 明後日（14日）葬儀をすることに決定
日程を自治会長・親戚に連絡したり 受付をお願いしたり
落ち着いたのが午後9時過ぎ お腹が空いたなぁ と皆口々に
従妹（美容師の）が買ってきてくれた おにぎり・巻きずしなどを皆で食べながら
他に何からやらないといけないかな？などと 家族会議となった
食事をしてから 無芸は親戚（数・名前）などをＰＣで打ち込み
通夜の日の 会食（コロナの為 持ち帰り弁当） 葬儀あとの会食（一部持ち帰り）
の個数を確認
とりあえず 子（無芸の二人の弟）と孫（5人）の生花・盛り籠などの決定
親戚からも生花盛り籠の発注の電話がかかってきていたので
次女が整理してメモしてくれた（生花・盛り籠のチェック清算は全部やってくれた）
午前0時過ぎまで やっていたけど 『寝ておかないと 2日間持たないよ』って弟に言われ
布団に入ったけど 喪主挨拶をいろいろ考えたりしてなかなか眠れず
3時間ほど は眠れたけど 朝早くから喪主挨拶をパソコンで打ち込み始めた
前夜遅くに 長女から電話が有り
当初 無理して帰らなくて良いよ って言っていたけど
やっぱり 帰るって 5時までには出発する って
で 午前6時にメールが届き
一時間前に家を出たので お昼前には着く って
電話の向こうから 朝早く起されたのに
『じいじ～』って孫ちゃん達の元気な声が聞こえる
午前9時過ぎには会葬礼状・返礼品がとりあえず50個家に届いた
（結局足りずに後で30個追加）
家族葬で行うことが通常となっている今日
自宅にお悔やみに来られる方が多い
が 返礼品が届く前に自宅に来られる方も有り（10人ほど）
後日もって行くことにした（持って行く時間も無かったので葬儀の朝お返しに行った）
お昼前長女家族が到着 弟君は前回一時は入院中だったので
久しぶり 夏に帰った時は よちよち歩きだったけど お兄ちゃんを追いかけ走り回ってる
早速孫ちゃん達をはじめてひぃ爺さんに会わせた
コロナで とうとう 親父はひ孫に会えなかったのが残念（リモートでは会わせたけど）
孫ちゃん達は 到着早々から家の中を駆け回り元気いっぱい
午後からもひっきりなしに 近所の方や親せきの人がお悔やみの訪問
ご香料を受け取り返礼品を手渡すのを見ていたお兄ちゃん
そのうちに 来られる方との流れを覚えたお兄ちゃん
来られると（玄関の呼び鈴が鳴ると）すぐに返礼品を取りに行き 来られた方に手渡してくれ
受け付け担当をしてくれた
そして帰られる時には バイバイ タッチ～ って手を出す
休む間も無いのでおふくろには 少し 寝ときぃ って言って
別室に行かせた
午後から美容室工事の応援に来てくれていた従弟もかけつけてくれた
午後3時過ぎ 葬祭場へ移動するため霊きゅう車到着
無芸の兄弟・従兄弟 義弟で納棺 葬祭場へ
葬儀場では受付をお願いしていた自治会長 従兄二人と義弟が
返礼品の準備を始めていた
あいさつを済ませ 家族控室に荷物を置き 通夜に来ていただく方たちのお迎えの準備
孫ちゃん達は広い葬儀場で走り回る
通夜の始まる1時間前から来られる方も有り（コロナで焼香だけして帰られる方がほとんど）
かなり前からお迎えの為 入口で待機
無芸 おふくろ 家内 弟二人の順で
おふくろはしばらく我慢していたけど 椅子を用意してもらい座ったままでお迎え
午後6時 お通夜始まる（座席はコロナで間隔をあけてあるので50席くらい）
でも 親戚が多いので9割方は親戚で埋まってしまう
お礼の喪主挨拶も プリントアウトして持って行ったメモ書きを読みながら無事終了
お見送りのため 又 出口に立つ ほとんどは親戚なので
一般の方（近所・親父の友達等）が帰られた後
葬儀の時間の確認や お弁当（親戚だけだけど50個用意）の手渡し
午後8時過ぎ みんな帰宅して 家族だけ残った
お弁当は少し足りなくて 我が家の分と宿泊する無芸たちの分は半分しかなかったけど
無芸たちの分を家族控室に持って行く
葬祭場の控室は宿泊も出来るので
親父に付き添って おふくろと無芸たち３人の息子が泊まることにした
お弁当は半分しかなかったけど おふくろも食べたくないと言ってるし
末弟は用事（バドミントンクラブの練習日で会場の開錠へ）で直ぐに出て行ったので
少しずつ摘まんで軽く夕食
60年ぶり？の親子でＷの川の字になっての一泊となった
↑向こうから親父 無芸 次男 三男 おふくろと 並んで一泊
末弟が指導しているバドミントンクラブの練習日だったので
弟は会場の施錠をしに出掛ける（午後9時）
シャワー室もあるので交代にシャワーを浴びた
（ビジネスホテル並みの設備・タオルや・シャンプーセットも）
施錠を終え帰って来た弟が
途中で 缶ビとおつまみ 夜食を買ってきてくれたので
兄弟3人で ビールを飲んで一息
おふくろは疲れているのか直ぐに就寝
０時過ぎまで起きていたけど さすがに 眠くて まず無芸が撃沈
弟たちは１時頃寝たらしい
いつもどおり午前４時前に目が覚めたので
近くのコンビニに行き 朝刊と朝ご飯のサンドイッチ購入
6時には皆起きたので４人で部屋に備え付けてあるポットでお湯沸かし
コーヒーセットで朝のコーヒーとサンドイッチを食べた
おふくろが薬を忘れていたのでいったん 自宅に帰る
又会場へ
8時になって 近くのドラッグストアに受付の人たちへのお礼に缶ビセットを買いに
9時に控室から会場へ親父を移動
受け付けのお手伝いも来られたので挨拶
義弟が一人息子にも手伝わせると連れてきていた
義弟『社会人になったから これも経験しとかなきゃなぁ』って
開式30分前にはお寺さん3人もそろい お布施をもって控室へ
会場の席はほとんど親戚で埋まった
何と言っても 親戚の数が半端ない
葬儀場の人も驚いていた
↑会場の席（ほとんど親戚で埋まる）
午前11時より葬儀開始 喪主挨拶もうまくいった
朝になって 当初考えていたものに少し付け加えた
①親父の誕生日
（誕生日のプレゼントは無いけど
沢山の人に見送ってもらえることが誕生日のプレゼントになったことのお礼を込めて）
②感謝状贈呈
（20年くらい前に体育協会の会長をしていたころ 会長として父に贈呈）
（長年テニスコートの整備をしてくれたのでクラブから推薦）
↑町の運動会で表彰
葬儀の後 皆で棺に花を入れて最後のお別れ
孫ちゃんも じぃじ バイバイ って 花を入れてくれる
火葬場はすぐ隣なので霊きゅう車にはおふくろ乗せ出棺
みんなは歩いて火葬場へ
本当に最後の最後のお別れ
点火ボタンは無芸が
人生2度目の火葬点火（一度目は生まれてすぐに亡くななった長男の時）
やっぱり 辛い・・・・・・・
会場に帰って皆で会食 その前に無芸からお礼のあいさつ
会食用の食事は55個（孫ちゃん達用のお子様ランチも２個）用意
数量は予想で決めて（少し多めに）結局 5つくらい残った
お持ち帰り用の果物カゴ（親戚中から頂いた盛り籠は16基でこれの3倍の果物カゴが出来るそうだ）
は４８個 当初予定していたお持ち帰りの個数は40個弱
（10個ほど残ったけど 帰ってから数件の近所と親父と一緒に卓球同好会をしていた方に配る）
1時間ほどで 収骨のため移動
終ってから 親戚一同で 写真も撮った（後日末弟が写真にしてくれる予定）
ずいぶん前から親父の亡くなった日に帰省の予定だった 末弟の長女と長男夫婦
（偶然か？ 親父が呼んだ？）
遠路帰ってきてくれた長女家族
九州から帰ってきてくれた甥っ子
親父の息子３人 孫５人 ひ孫二人
全て全員揃った（初めて）
午前3時に自宅に戻る途中で お寺に寄り 環骨法要を行う
親戚一同 解散となった
（ここでハプニング・・・駐車場に止める時バックしていたらコンクリートの壁に車をぶつけてしまった）（バンパーがガリガリにこすれてしまった）
午後4時過ぎに 帰宅した
お骨になった親父を祭壇に置き 皆でお茶・コーヒーを飲み
ひと段落着いたことで 孫ちゃん達と遊ぶ
孫ちゃん達は翌日帰っていったけど 出発間際まで無芸たちと遊んでいた
無芸は弟君と風船遊び
お兄ちゃんは次女のピアノに合わせて歌っていた（トトロの散歩）
お兄ちゃん 次女の事を『〇〇ｨ～シャァ～ん』って言ったり
『〇〇シェンシェ～』って言ったり
孫ちゃん達ともっと遊びたかったけど 翌日から夫婦二人ともお仕事
孫ちゃん達も保育園なので 早めに帰路へ
怒涛の3日間も 終わってみればあっという間
下の弟は夕方まで居てくれて
無芸と次女で頂いたご香料の整理
月曜日はとにかく気になるので現場へ
電気屋さん左官屋さん内装屋さんが来るので午前７時過ぎ鍵を開けに
内装工事は一部資材が足らず火曜日に最終的に終わると
左官屋さんは外部のフェンスの基礎の残りをやってもらった
夜は東部の分団長さんのお母さんが亡くなったということで通夜に
駐車場で団長と南部の副団長と一緒になり ご香料を頂いたお礼を
火曜日もチヨットだけ顔出し 自宅で残務整理（ご香料の整理と記録）
お昼前に家内の親せき宅へご香料をもって伺う
奥さんの親御さんが亡くなったそうで
親父の通夜の日に葬儀だったらしい
後でわかったので遅くなったけどご香料をことづけに行ってきた
水曜日 玄関アプローチの敷石が入ったので
左官屋さんと あぁでも無いこぉでも無いと配置を考える
↑敷石を仮並べ
木曜日は建具の取り付けへ
月曜日から今日までも数人の方がご香料をもって弔問に来られた
全然知らなかったと・・・（近所の人に聞いて初めて知ったそうだ）
夕方には 遠路（2時間）来られた方も
（近所に嫁いできていたが離婚して実家へ その後再婚して遠い所へ）
長男君が次女と同い年なので
今でも年賀状などはやり取りしている
あっという間に1週間が過ぎたけど
いろんな手続きを始めないと
不動産（山や畑）の名義変更もろもろ
年金・保険などの手続き
そのほかにも 口座名義の変更など すご～くたくさんあるみたい
市役所へはおふくろ一人で昨日行ってきたけど
今日は隣町なので無芸が一緒に
仕事も気になるけど ２週間以内に手続きを というのが結構たくさんある
手付きの変更は1ケ月くらい猶予が欲しいなぁ
あまり 詳しくブログに書くのはどうか と思ったけど
記録として残しておこうと
ワードで書き残したので 一式（エクセルで清算したファイル・Jpgの写真ファイル）と一緒に残すことにした
今後の役に立つかもしれないし
亡くなることを想定して準備することは気持ち的に難しいけど
その場になって 手落ちがあってもあとあと嫌だし
やっぱり 少しは準備しておかないと と思った
特に我が家の様に親戚が多いと（親父方・おふくろ方 共に親戚が多い）
落としがあると 困るし
祭壇に飾ってある写真の親父・・・・うっすら 笑ってる？
『すまんのぉ 世話掛けるなぁ』って
じじだよ～』 って顔出しして手を振ると
に角 今日も 現場へ行ってこなきゃ
