ここまで自治会長という立場を悪用した人物も珍しい様な気がしますね。大概は自治会内での会長選びで再選されずに終わると思うのですが、ここまで騒ぎが大きくなってしまったのは自治体をも巻き込んでしまったからでしょう。犬の散歩に掃除、丸刈り土下座も 公務員を”私物化”、自治会長と市のゆがんだ関係 #Yahooニュースhttps://t.co/LIDZCesbMr 完全に自治会としての立場を履き違えている。所詮は自身の近隣住民たちと話し合い自治を推し進めていく為の“長(おさ)”に過ぎないのに。
— ふくまめ67 (@fukumame67) March 6, 2021
然し乍ら、それでも自治会は必要。

こうしたことがあると自治会や町内会は不要ではないかという意見が出てくると思うのですが、現時点でさえ満足に自治会や町内会を捉えていない中で不要にしてしまったら真艫な政治家なんて永遠に出てこないでしょう。
私は以前から政治家を目指す人は自治会や町内会からスタートするべきだと書いてきました。その最たる理由は政治の基礎を学び手弁当(ボランティアの精神)の経験を得る必要があるからです。

現在の法律では年齢に到達し且つ供託金さえ都合がつけば立候補が可能なんですが、その結果はどうですか? 誰もが好き勝手に掻き回す様な政治の現実に議会が常に空転し、それによって国民が苦しめられているではありませんか。面倒なことは先送り、臭いものには蓋の連続の結果が二進も三進もいかない“今”として現れてしまったではありませんか。

勿論、現行のシステムは変えなければ自治会も町内会も継続できません。当然ですが政治と繋がりがあるだけに政治の在り方そのものも変えなければなりません。小手先の改正ではなく根底から直さないと駄目なんです。

民主主義の大家(たいか)であり教科書的な存在でもあるアメリカ合衆国でさえ政治家を目指すには多くの知識と経験を得なければなりません。日本ならスポーツで名を馳せた程度で国会議員になれても、アメリカでは地元の議員になることでさえ至難の業なんです。否、そもそも至難の業が当たり前なんですよ。
どれだけ政治以外の道で名を馳せようが、そこから政治の道に歩んでも最初は素人として扱われて当然なんです。知識も経験もない=素人の定義なんですから当たり前じゃないですか。
アメリカはアメリカ、日本は日本であり日本の遣り方があるという意見も出てきそうですが、そもそも基礎すら満足に理解できていないのに応用問題なんて解ける訳がないじゃないですか。これからの日本に必要なのは政治の基礎を学び直すことであり、それを飛び越えた応用問題をやろうだなんて愚の骨頂ですよ。

きちんと基礎を学び直しても一朝一夕で政治の在り方は変えられません。ここまで崩れてしまったシステムと国民の意識を変えるには気の遠くなる程の時間が必要になります。それは我々が怠慢だった故のことであり仕方がないことですが、そこで腐らずに前を見つめ続ければ道は拓けてきますし、この自治会長の行ってきたことが如何に狂気だったかが判ってきます✊。