斯く語りき

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マダムでないとホスト遊びは難しいと思うのです

2018-03-27 03:15:00 | 社会部

空腹で残飯食べた女性を暴行 傷害容疑で同居男を逮捕、警視庁

そもそもホスト遊びというのは所謂“有閑マダム”が行うものだと思うのです。それなりの知識を持ち、相手の考え方を察したり受け入れたりするだけの視野と度量があり、更に相手を自分に繋ぎ止めて於けるだけの【湯水の如く使える】蓄えが必要だと思うのです。その何れかが欠けていたら相手に付け込まれるか逃げられてしまうかの結末しか待っていないでしょう。現実に今回の事件では相手に付け込まれてしまった訳ですから、端からホスト遊びをするには無理があったと思うのです。

彼女の方が年上なのですから、本来であれば主導権を握らなければならない筈ですが、それが相手に握られていたのであれば、最初の目の付け所からして間違っていた訳です。おそらく彼女の稼ぎから逆算して『この辺が精一杯』という妥協があったのかもしれません。ところが蓋を開けてみれば鬼畜の様な男だったのですから妥協が裏目に出たのです。

ホスト遊びなんてものは読んで時の如し“遊び”なのですから絶対的な方法も教科書もなくて当たり前です。その人の人生の中で培ってきたものが総てであり、それを如何に動かすかという部分も含めて自己責任なのです。然し乍ら、自分の稼ぎと預金を気にしながらでなければ行動に移せないのであれば、それはスタートラインに立った時点から場違いだった訳です。

有閑マダムの金銭感覚なんてものはハッキリ言ってブッ飛んでいます。だからこそ相手を繋ぎ止めておく場合でも即座に糸目をつけずにポンポンと出せてしまうものなのです。

勿論、だからといって相手の好きの様にはさせません。自分の価値を相手に認めさせ【お願いです。どうか僕を貴女の御相手にして下さい】と言わせる様に巧みに持ち込む訳です。それができるだけの度量が備わっていなければならないのです。

下手すれば殺されかねなかった彼女も、いい加減に目を覚ましてホスト遊びから足を洗って身の丈に合った生活と交際相手を見つけることを願うばかりです