斯く語りき

思ったこと、感じたことを書いています。

これでは“未来への希望は棄てた”も同然でしょう(大いに呆れ)

2020-04-28 13:00:00 | 政治関連
新潟県上越市の市議会議員選挙でトップ当選したのが78歳の『新人』というのに驚かされると共に大いに呆れてしまった。そもそも彼は過去に同市の市長を経験しているというから返り咲きに等しい。そうなるととても新人とはいえないし、本来ならば立候補すらしてはならない話です。

確かに彼も理念を持っている様ですが、齢78ならば正直言って“明日が判らない”立場。況してや議員となると市長の頃よりも活動範囲が広くなるし、それなりのブランクも加味すれば無理が祟って健康問題に発展しかねない。そんな爆弾を抱えている人物に明日を任せるのは正気の沙汰ではないでしょう。

開票結果をざっと見ても、トータルで捉えれば【老人会の集まり】そのもの。若い世代や中堅世代が圧倒的に少なく、特に40歳代が4人しか当選できなかったのは大いに問題でしょう。

勿論といいますか、当然のことながら投票率は過去最低の47.65%で有権者の半分にも満たない有様で、上越市の人たちは未来を棄てたと揶揄されても仕方がない現実です。

まぁ、新型コロナウイルスによる影響はあったにせよ、きちんと互いの距離感を保てば投票なんて十分に可能です。況してや投票に要する時間なんて健常者なら5分もあればできることです。

その様な状況下でも生きる為に買い物に出ることを思えば、選挙の投票に行くことだって生きる為に必要なことなんです。どうしてそれが理解できないのでしょう。

今後、彼らが決めていく事柄に昭和的な偏り、即ち古き且つ悪しき考え方によるものが出てきても市民は文句を言ってはならないでしょう。選挙は結果が全てです。嫌なら次の市議会議員選挙までに自分たちの時代を任せられる人材を育てる以外に術はありません🙄。