斯く語りき

思ったこと、感じたことを書いています。

う~ん……確かに凄いことですがねぇ

2019-03-18 03:15:00 | 日常部(写真ブログ含む)

おにぎり5000個を売るコンビニ店長の技

日本の中心でもある東京駅であれば、確かに記事の様な状態になるのは当然かと思います。その大変さや苦労は、私もコンビニで働いていた経験があるので理解できます。

ただ、これだけの利用客を市街地のコンビニに求めるのは酷です。そもそも利用人数が限られていますし、そこに行き着くまでに数多のスーパーや他のコンビニに客を取られてしまうのですから端から勝負になりません。実際に経営者が記事を読んでも、それを実践すれば間違いなく店は破綻します。況してや昨今は24時間営業に対する疑問符が付けられているだけに尚更です。

兎に角、あらゆる物が溢れる世の中に於いて、以前の様なバカ売れ・大儲けなんてことにはならない時代です。ただでさえデフレで物が安くなりすぎているのですから、このコンビニにしても純利益なんてタカが知れているでしょう。上手い具合に切り盛りするノウハウを店員に任せているものの、それが将来的な正社員に結び付くとは限りませんし、何かの拍子に事態が動けば転落して多くのアルバイト店員が容赦なく斬り捨てられるのですから、強い足腰がある訳ではありません。

然し乍ら、やはり東京に一極集中している現実は改めるべきでしょうね。これは昭和の時代から散々云われてきたことですが、インターネットが普及している現代に於いて、可能な限り地方に任せるものは任せる道を選ぶべきなんです。ハッキリ言って東京に何かを求めても昔ほどの神通力はありません。昭和世代そのものの神通力が衰え始めているだけに、この現状を打破するのは社会の根幹を次世代が担うべきではないかという段階になってきています。

本当に早めに対策を打たないと、いざ平成世代がイニシアチブを握った時に昭和世代が“お荷物扱い”となり、彼らの胸三寸次第では容赦なく斬り捨てられる可能性があるのです。そうなった時に慌てても遅いんです。今こそ若い世代が困らない様に、地方が衰退しない様に昭和世代が手を打って道筋をつけるべきなんです。

ただ、こうして私が幾度も書き記しても響きませんから、なるようになるしかありませんがね