~FOOTBALLを通じた人間育成へのトライ~福岡西フットボールアカデミーの挑戦!

福岡市西エリアで活動している福岡西フットボールアカデミーのブログです。楽しい・熱中・本気を伝えれる・・・そんなブログに!

2022/3/4 2月20~26日U-11 プレミアリーグ順位戦&新人戦福岡県大会

2022-03-04 23:59:25 | 大会
このごろめっきりブログ更新するパワーが夜に残っておらず・・・・ちょっとずつ更新していこうと努める。

直近の大会から順に振り返っていきます。ゴメンナサイ!





まずは直近の5年生から。

※めっちゃ長い記事なので最後まで目を通すのは・・・・面倒かも。。。。苦笑




新人戦地区大会第三位となったものの、コロナの影響を受けて本来12月にあるはずであった県大会が2月にスライド。

またプレミアリーグもなかなか日程消化が出来ずに・・・・けっきょくは昨年同様順位戦を2月末に開催することに。





5年生・・・・なかなか個性豊かなメンバーが多く、いろんな意味で手間がかかる・・・時間がかかる年代なので、この2月に順延になったことで、少し成長できる時間をもらい、結果的には良かったのか!?と思っていた(笑)

ただ、やるときとやれないときの波の不安定差は相変わらずで、その高低差をふだんから見せてくれていたので・・・・どこにその波の最高潮を持って来るか・・・・と言っても最高潮に到達する前に終わってしまえば、全くを持って意味ナシになるリスクも頭に入れ、カレンダーと睨めっこ。

泳がせる時期、雰囲気を締めるタイミング、自分達でやるんだ!という勢いをつける時期・・・・チームビルディングと言ってしまえば何かカッコエエけど、実際はもうサッカー以外の話ばかりで・・・な~んもカッコエエ響きはない。

どの試合も、試合前・ハーフタイムとともに、話した内容はほぼサッカー以外の話ばかり。

戦術的な?、どう戦うか?、動きの確認?・・・そんな話はほとどんしてません。苦笑wwww




ま、普段の練習でしっかり落とし込めている・・・はず!?と自分を納得させて(笑)、あとはいかに本番で持っている力を100・・・いや、120%出させてあげられるかにフォーカスして挑んだ。




ちなみに新人戦どうしたい?と選手らに訊ねると・・・

「優勝したい!」と返ってきた。




その上でいろんな話をしたんだけど・・・・一番は・・・・

「~したい」では達成は出来へんで!?「~する」というふうに自分の中で『決定』しておかなあかん。「~したい」という希望・願望では、そこに到達するまでの道のりが緩くなるときがある。妥協してまうんよね。だからオレは県大会に出る以上「優勝する」と『決めて』ふだんの練習に臨むことにする。『決めてる』から、いま目の前で起こったこと・・・例えばボールを取りに行くプレッシャーのスピードがホントにそのスピードで「優勝できる」基準をクリアしているか?というような目線で見れる。基準をより明確に、よりはっきりさせるためには自分の中でしっかりと『決めている』かどうかは大切なことなんよね。

と話してみた。どれだけ伝わっただろうか・・・・

もちろんこれ以外にもたくさん話をした。サッカー以外の・・・とくに『心づもり』の部分を。




こんな話をせずに、サッカーの技術・戦術の話だけをしたいんだけどね~笑wwww

でもココを飛ばしては、コイツらは絶対に次に進めないと感じているので、ゲロ出そうになっても伝えきってやろうと思う!大笑w






☆☆☆新人戦:九州ジュニア(U-11)サッカー大会 福岡県中央大会

2月20日(日) なまずの郷G



◆一回戦

福岡西U-11(福岡地区第三代表) 2(0-1,2-0)1 筑後SC(筑後地区第三代表)

◆二回戦

福岡西U-11 0-0 PK3-2 フクオカーナ(筑前地区第一代表)




クレーピッチでの開催。

前日夜まで豪雨。事前に耳にしていた会場情報では、雨あけならピッチは滑りまくりで、乾燥していたらカッチカチで、非常にピッチに泣かせられるとのこと。

ただ当日は・・・聞いていた話とは異なり、絶妙の湿り具合と固さでそんなに悪くはなかった!マヂで助かりました!!笑

試合は、風が強く、チャンスが生まれるゴール側と、まったくチャンスにならないゴール側と、風の向きでだいぶ試合内容が異なっていた。

だからロングボールを使わずに、GKからしっかりビルドアップしていく方法を選択。




一回戦は相手の見事なミドルシュートにあい先制点を失う。

その後は、選手らが挽回するためにどう立ち回るかを見るために、ベンチから笑顔(?笑)で見守ることに徹する。

特にGKからビルドアップするには、一番の敵は「自分自身の焦り」で、余裕がなくなるとボールを動かすアイデアも乏しくなり、見る情報や頭の中で処理できるものも少なくなる。

この先を見越すなら、リードを許した中での立ち回りは非常に大事なものになると考え、ベンチも粘り強く我慢した。

そのおかげか(笑)、なんとかしっかりと「下で」ボールを動かしつづけ逆転に成功。シンプルにいろいろな面を含めて「よかった~」と一言(大笑)



続く二回戦。




相手の上手さは事前にたくさん耳にしていたので、まぁ、もう・・・・相手のことを考えても仕方ないので、いかに自分たちの力をしっかりと出せ切れるかに重点をおきゲームに臨む。

この試合も相変わらずの風の強さ。

笑えるぐらいチャンスになる側のゴールがはっきりしていて、前後半通してお互いにチャンスになりそうなゴールは同じ側やった。笑

どちらも決定的なチャンスがありお互いに決めきれず、PK戦に突入。

けっきょくウチがPK戦勝利したけど、どちらに転んでもおかしくないゲームだったかなぁ。




何とかベスト8入りを果たす。正直、どこが勝ち残っても不思議ではないゲームが続いた。

残念ながらウチがずば抜けて力があった!とは全くをもって言えない一進一退だったことを考えると・・・・・

準々決勝に向けた一週間の準備を、ホントにしっかりしないと何も残せないものになりそうやな・・・と感じた。




☆☆☆アイリスオーヤマプレミアリーグ福岡U-11 順位決定戦

2月23日(祝) グローバルアリーナ





◆一回戦

福岡西U-11 1(0-0,1-1)1 PK3-2 ラソス香月(北九州)

◆準決勝

福岡西U-11 0(0-2,0-1)3 油山カメリア

◆3位決定戦

福岡西U-11 1(0-1,1-2)3 IBUKI北九州


☆最終順位 第四位

☆得点王 下村彩斗 12得点




新人戦県大会準々決勝に向けて、重要な一日と位置づけ、どう戦い、どう次につなげるか・・・・そんなところにポイントをおき臨んだ。




育成と強化、そして県大会に向けたチームの雰囲気の「調整」・・・・これらを同時に行うために、チーム内の出場ラインを満たす取り組みを行えていた16名全員を均等に分けて出場させ、その上でプレミアリーグ優勝すると決めて挑戦。




全員出して優勝とか虫が良すぎるやろーもん!とツッコまれそうやけど、ココは一人一人の「オレはこれだけやれるんやぞ~!」という心意気をみたく、出場時間を与える。

結果・・・・まだまだショッボイプレーばかりする局面もたくさん見られたけど(笑)、それでも予想を上回って来た選手もたくさんおった。またサイドから絶妙のアシストとなるセンタリングを供給できることも発見。これは次に向けては大きな武器になり得ると確信できた。・・・・・が、結果は残念ながら優勝できずに第四位となる。

県大会を優勝する上では、準々決勝もどうなるかわからないけど、仮に準決勝に進出した場合は、この日ゲームをしたラソス香月さんとカメリアさんの勝者となる。そう考えると、週末に向けていろいろなプランを準備できたので、まぁ一つ・・・良い一日になったかなと。




でも、この戦い方を選んだのは監督の責任で、優勝できずに終わったことは・・・・優勝して県大会に!としたかったけど・・・・一生懸命プレミアリーグを戦った選手には申し訳ない気持ちでいっぱいやった。。。




だからこそ、絶対に週末の県大会では!!!!!と強く願い、帰路につく。







☆☆☆新人戦:九州ジュニア(U-11)サッカー大会 福岡県中央大会

2月26日(土) 福岡フットボールセンター



◆準々決勝

福岡西U-11 4(0-0,4-1)1 エリア伊都

◆準決勝

福岡西U-11 1(0-0,1-0)0 油山カメリア

◆決勝

福岡西U-11 0(0-1,0-1)2 今宿



☆最終順位 準優勝



チームが発足して、初挑戦であった昨年の新人戦は県大会準優勝、そして2年目の今大会も結果準優勝。

2年続けて準優勝・・・・どう捉えるか。

贅沢!と言われるかもやけど、選手には『優勝すると決めている』と言い切りながら、ふだんから高いハードルを設定して取り組んできたここまでの道のり。

そう考えると・・・・目標達成ならず、まだまだ足りないところだらけ・・・・と振り返って次に進むかな。

だから決して「よくやった!」とは言わなかった。






準々決勝。




前半、一進一退のゲーム。正直言ってどちらに転んでもおかしくないゲームだった。一回戦、二回戦と同様に、「下でやろう!」としっかりGKからビルドアップして攻めることにチャレンジ。




思わず顔を覆いたくなるような場面もたくさんあったけど我慢。

後半、中盤で、狙ってパスカットしにいき奪ったボールを絶妙のタイミングで縦パス。抜け出たFWの突破でチャンスを作り、こぼれ球を押し込んだのは逆サイドから攻め上がって来たサイドバックだった。

狙いをもったボール奪取から、ゴールにせまる迫力ある突破、そして一番長い距離をチャンスと思って攻め上がって来た判断力と走力。何気ないゴールだったけど、いろいろなものが濃縮された見事なチームでのゴールだった!ナイス!!!!






準決勝。




ここで出せた、プレミアリーグで負けたその悔しさを。大事な大事なステージで、選手一人一人の「意地」を見せてくれました。

チーム事情ながら・・・・前述したとおり、いろいろ手間がかかるこの学年。ホントもう・・・・11月はフニャフニャやったもんな。サッカーもサッカー以外も。

そう考えたら・・・・ここに持って来れた『最高潮』だったかな。笑



さてチーム事情は置いといて・・・・

この試合、本当に素晴らしい締まったゲーム内容だったように思う。




カメのスタッフにも話したけど、一進一退の内容だったけど、本当に面白く、両チームの選手には悪いけど(笑)、40分とは言わず、ずっとずっと観ていたいゲームだった。

結果勝ったからとかではなくて、もうホントに・・・・下手なプロの試合を観るより楽しかった!!!!

お互いに高め合うことの出来た試合だったと強く感じる。勝ったから、負けたから・・・そんなことは抜きに、純粋に・・・・カメのみんなに心から感謝。







勝って泣く。




ベンチに戻ってきた選手らは一様に「よっしゃ~!」と叫びながら、涙笑顔。

目標が高ければ高いほど困難なものが目の前に立ちはだかる。決して楽ではない。でも自分の大きな覚悟を持って乗り越えた先に・・・・・待っている歓喜の涙。

なかなか経験できるものではないし、『本気』で取り組むからこそ到達できる「域」だ。




こんな経験をさせてあげたくて指導者をやっているオレ。ホント、なかなかないんだよね、勝って泣きじゃくることって。








決勝。




「優勝する」と決めて進んできた決勝戦だからこそ、選手らの様子が気になった。

優勝するに相応しいか、足りないものはないか・・・・油断とスキはないか。




決勝、たった1つのチームを決める舞台だからこそ、そのステージには本当にいろいろな成長の糧が落ちている。




オレの仕事はたった一つ。

『どんなフィナーレを迎えようとも、次にどうつなげるか。』





だから選手はどうかな?という目線で試合前からじっくり見てみる。

残念ながら・・・体力も、気力も、準決勝で使い果たしていた感が試合前から否めなかった。

もちろん優勝はさせてやりたかった。

でも俺がベンチで叫び倒してヤラせても・・・・おそらくこの体力が尽きている目の前の選手は確実に焦って空回りするのは目に見えている。だらかこそ、そこから次につながるのか・・・・ヤラされるのではなく自分たちでやるからこそ、自分がいまできることや足りないものに気づく・・・・。

九州大会への切符を勝ち得たからこそ、そこから次に進むためには、この決勝というステージを、どんな経験の舞台にするのか・・・・そんなふうに考え臨んだ。もちろん優勝することを目標に。




その結果、準決勝とは対照的に、ベンチから一度も立つこともなく、ホントはもっともっと云いたいことはたくさんあったけど我慢しながら時間を進めた。



試合は相手の素晴らしいパスワーク、気持ちのこもった球際の力強さ、逃げないメンタリティ・・・何よりもこの一戦を絶対に勝つんだ!という気持ちが見て取れた。素晴らしい内容だったと思う。

残念ながら、ウチは準決勝ほどの迫力はなくトーンダウンしているのは明らかで、それを締めなおす選手はいない。いないからこそ全員がやらないといけない学年なんだけどね、そこに気づくのにはもう少し時間がかかりそう。



結果、前後半に一つずつゴールを奪われ試合終了。



「優勝する」と決めて進んできたからこそ、ファイナリストになるためにはまだまだ足りないものが山ほどあると再確認できた。二年連続の準優勝にも納得。

歓喜の涙のあとの今度は悔し涙。




こんな経験が出来た今日この日、選手にとっては本当に大切な一日になったことだと思う。








最後に締めくくった言葉。


「次・・・つまり九州大会というステージに進めるのは福岡300チーム近くあるうちのたった2チームだけ。チャンピオンである今宿はね、福岡で唯一、笑顔をもって次に挑戦できる、たった一つのチーム。そして俺たちはな、福岡県で、悔しい気持ちを味わいながらも、幸いなことに次のステージに挑戦できる、唯一のチームや。九州大会までのこの一カ月、この悔しさを忘れずに、強烈に持ちながら進めることが出来れば、絶対にハンパない成長を遂げられると思う。だからこのあとどうするかは自分次第。」






今、このコロナ禍で、いろいろなことが中止になる中で、サッカーができるありがたさ。




今、この世界情勢の中、サッカーが・・・サッカー以外の面が・・・!とかグチャグチャ言えることの幸せ。





噛みしめて、毎日の練習に、サッカーに、取り組んでいこう。





九州大会・・・・・昨年は決勝で先制するも、やはり準決勝のハンパない消耗度から力尽き一気に5点を奪われ大逆転された苦い思い出の大会。

『悔しさ』と、サッカーが当たり前のように出来ることへの『ありがたさ』の二つを胸にしながら・・・・





この一カ月、トモニススモウ!!!!!!!



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