~FOOTBALLを通じた人間育成へのトライ~福岡西フットボールアカデミーの挑戦!

福岡市西エリアで活動している福岡西フットボールアカデミーのブログです。楽しい・熱中・本気を伝えれる・・・そんなブログに!

2020/11/18 2020 第44回全日本U-12サッカー選手権福岡県中央大会 3回戦および準々決勝

2020-11-18 01:51:16 | つぶやき
3回戦、準々決勝を終えて2日間。ブログを書こうと・・・・PCに向かうがうまく頭の中がまとまらない。

勝ち抜いた喜びと、同時に次のラウンドをどう戦うか・・・あーだこーだ考える。

そしてこの3回戦と準々決勝を振り返って蘇ってくる熱量の高いゲームと1つのボールを意地と気迫で追いかける両チームの選手の姿。

画像を見るたびに、両チームの姿に・・・・12歳の子どもながらに、本当にいろいろな想いをもってピッチに立っていたんだな・・・と感じさせられる。





結果的にこのベスト4は、昨年度のプレミアリーグ福岡U-11の上位チームとなった。どのチームとも顔なじみ。どうなるかな・・・?今週末。

どのチームもある程度わかっちゃっている部分がお互いにあるだろうから駆け引きするか・・・・出し惜しみなく全力でいくか・・・・そんなところも『楽しみ』に感じる部分。

あ~、はよ来んかなぁ・・・・週末!







この日は朝6時過ぎに出発。車内では例の曲を爆音で流し、テンションを上げてきた。

・・・・・が、早く着き過ぎて会場はまだ準備中で人の気配があまりない(笑)





この日も晴天でよかった。やっぱり良いコンディションで試合をさせてあげたいよな。

そんな話をしながら各チーム監督さんたちと腹の探り合い的(⁉)な談笑。笑笑wwww







vs上西郷





ボールを保持しながら意図的に崩しにかかる・・・・このレベルでどれだけ実践できるかトライ。





しか~し、始まって・・・・気づく。動きが堅い、ホントにカタイ。時折、素晴らしキック精度で狙った展開を作り出すもどこかチーム全体のダイナミズムが感じられない。緊張かな?慎重になり過ぎているのかな??

チャレンジスピリッツ・・・言葉で表現するのは簡単だけど、やっぱり相手あってのこの状況下で、これを自分たちで持ち発揮表現していく難しさ。イニシアティブをとって常に攻撃的にプレーを・・・・な~んていうのはどのチームも理想とするところ。簡単ではないよね。。。

ゴールを奪えずに時間だけが経つと、相手もペースに慣れてきて、粘り強さがいよいよ増してくる一方。先に焦った方が負け・・・・そんな緊張感が沸々と湧き上がってくる。

後半に入って何とかゴールを奪うことに成功。

ここまでずっと取り組んできた『個々のタレント力を生かしながらコンビネーションを駆使する』的な攻撃。見事2トップ二人で崩してゴールをゲット。ゴールを奪った選手の最後のゴール前でのボールの受け方はお手本通り。ビデオや動きで解説してきたものの、頭でわかっても実戦で実行するとなると、そんなに簡単ではない。身体に沁みついて自然にできないとなかなかそんな動きは発揮できない。そういう意味では本当に質の高い動きだったと思う。ナイスです!

思わずゴールハイライト・・・・のムービーをFacebookにあげてしまった(笑)よかったら見てあげてください!

ムービーを作成提供頂きました皆様、本当にありがとうございました!


最後に・・・・試合をして頂きました上西郷ウエストキッズのみなさま、本当にありがとうございました。学年関係なく、ピッチで身体を投げ出して戦うその姿には勉強させられました。この試合を経験できたことが準々決勝後半に確実に活きていました。やっぱりどんな技術も、戦術も、システムも・・・・まずはベースに『闘う』がないと成り立たないことを深く感じさせられた一戦です。試合をするとなるとどうしても勝敗がついて回ってくるので仕方がないのですが・・・また是非試合をお願いします!






vsアビスパ福岡





何度目の対戦か?練習試合、カップ戦、プレミアリーグ・・・・数えたらキリがない。

普通な、相手をマークするときはさ、背番号で呼ぶやん?でもこの日は「おい!レンタロウがそっちに流れているから見とって!マーク!」と名前で呼び合っていました。もちろんコチラも「ヤブのところのマークしっかりしろ!簡単におさめさすなよ!」とピッチ内で声が飛んでいました(大笑)

さて・・・・この試合。





前半はアビスパの「絶対に勝つ!」という想いがプレーに滲み出ていて、こっちは試合前も含めてどこかフワっと入った感があって、いろいろなところで覚悟が決まっていなかった。それはプレーにも出ていて、ボールを後方からビルドアップ?じゃ~前線の選手に必要なことは?出し手に必要なこと、受けてに必要なことは?でもそこには相手のプレッシャーの速さも考慮している?などなど、自分たちでイニシアティブを取るのであれば、取りたいのであれば、いろいろとやらなければならないことがある。単純にパス&コントロールの練習ばっかりやっててもそれだけでは実戦では役立たないし、ドリブルが上手であってもうまくいかない。そんなことはずっと云い伝えてきたはずなのに・・・・ココにきて痛恨の状況だった。だから開始2~3分でソッコーで失点。ボールを奪いに行く守備ではなく、ただただ守るだけの守備になってしまっていた。全然前に出ようとしないただの「守ってます」風な対応。そりゃやられるわ。。。

絶対に勝つ!!・・・良い言葉だけど、実は一歩間違えれば中身のない勢いだけの「まとめフレーズ」になってしまう。

何か失敗したときに「ドンマイ!切り替えよう!!」というときと一緒。ときには原因探求を放棄してしまうことに繋がりかねないフレーズに。

だから「絶対に勝つ!」に『こういうふうにして、ココを一番大切にして、絶対に勝つ!』となるとちょっと違ってくるかな・・・・。



ベンチで、頭の中に「2点目だけは許すなよ!終わってまう!!!」と呟きながら戦況を見守る。







ハーフタイム、久しぶりに怒った。



頭ごなしに。




それはサッカーのことではない(苦笑)

このハーフタイム、サッカーの話はほぼしなかった。戦術の確認?システムの変更??いやいや、そこに達してへんやろ!!とね。




ここで話をしたことは「やっぱり準備って大切やぞ」ということ。このラウンドで、このレベルで試合をするとなると余計にね!と。

アップのときの状況、選手チェックのときの状況、直前でのサッカー以外のこと、出場していない選手の立ち振る舞い・・・それは本当に試合以外のことばかり。




けっきょくは準備なしには高い山には登れない、山が高ければ高いほどしっかりとした準備が必要です。そのことをしっかりと学んでこの先につなげていって欲しい・・・・俺はそれを例え1年生からでも伝えていきたい。


だからココで、このタイミングで、もう一度6年生に伝え叱った。









きみは、このラウンドで、このレベルで戦う準備できていましたか?・・・・と。








一人一人にだいぶ厳しいことを云い伝えた。

よくへこたれずに・・・・後半のピッチに向かって行ったな~と感心。





後半、おそらく会場中の誰の目から見てもウチは変わった。すべてにおいて変わった。






やっぱな。

やればできるやん!

後半のピッチに立つための『準備』ができたんやね。





怒涛のプレッシャーの連続からボールを奪い、ゴールにつなげる。

1点目なんか、トレーニングで言い続けてきたことが全て出た。ボールホルダーの状況をみて、予測して、どう動くか・・・・Facebookに上げたムービーを見たらわかるけど、明らかに相手がパスする前からボールを奪うために走り出している。





ほらね・・・・!

試合のための「準備」でもある、ふだんのトレーニング・・・・その中にいろいろな要素を入れ込んでいるんだよ。




だからあとは君たちしだい。






このあと逆転に成功。

ロスタイムに不用意なCKのスタートから、味方も反応できず大カウンターをくらって同点弾を献上(笑)



得意のPK戦に突入。不思議と負ける気がしなかった。



予想通り、GKのビッグセーブ。

やっぱりな!とニヤリ(笑)







けっきょく最後はPKでの勝利。





ここからは・・・・・ちょっと言葉にできない。







勝利したことは本当に素直に嬉しい。





でもね・・・・・・

特にこのPKでの終わり方・・・・






オレも指導人生の中でこの終わり方をしたことがあった。今でも本当に鮮明に覚えている。

本当に本当に本当に・・・・・いまでも悔しい。今でもあのときこうしていれば勝てたんちゃうか?と考えてしまう。

それだけ人によってはショッキングな終わり方。



あのときは泣き崩れているこちらの方を抱き寄せてくれた。

でも今日この日は・・・・・・



こちらがそっと肩に手を回してくれているのを目の当たりにして・・・・・嬉し涙が出た。


良かった・・・・とね。








勝って泣ける。

人生にあと何度あるかな・・・








それだけ、そこに『想い』を込めていた証拠カナ。



人から見たら、単なる1試合じゃん、たかだか小学生時代の1つの試合でしょ、これからのサッカー人生の方が長いんだから・・・、勝負に拘って意味あるの?などなど、いろいろ賛否はあるかとは思うけど、もちろんそれも正論だし間違いじゃない。

でもね、この瞬間の熱量は、きっと今後の人生においてのかけがえのないパワーに、絶対になってくれると『信じ』ている。




オレはこの熱量を、大切にしてあげたい。








だからこそ・・・・・・・・









この週末、2試合、







きれいごとは捨てて、熱量ある試合を演じ、みんなとトモニ、絶対に勝つ。





『信じて、挑む』!!!!!!!!





ビリーブ♪

今 目の前の世界を見渡してみる
思い焦がれた 少年(いつか)の 僕が見ている
誰にも言えない 涙を忘れてないよ
あの日の君の頑張れに 感謝しています

こんな素晴らしい気持ちは 僕の人生で
あと何回くらい感じるの
だからこの瞬間(トキ)を
全てぶつけんだ

僕にとっての後悔は 諦めた時
悔しさ 涙も あの日々も 胸(ココ)に連れてくんだ
まだなんにも始まっちゃいない 自分で決めた道
だから少し 楽しんでこう 始まりの声がする

いつか憧れた自分を見失わずにいたいのに
気付けば 僕らは弱い時もある
本当は分かってる 背を向けたら 僕の心が
振り向いて 踏ん張ってみろよって 涙流してる

誰かに任せた毎日じゃ 何も変わらない
願って 笑って 夢を見て
一度きりの僕に 立ち向かってくんだ

別に特別な力があるわけじゃない
諦めないって決めただけ それを信じてんだ

どれだけ続くか分からない自分が決めた道
あと少し もう少し 今を超えたくて

ラララ この唄連れて
ラララ 描いて 前へ
ラララ いつかたどり着くだろう
ラララ 決してやめないだけ

気付かないフリをして 慰めてもらっても
そんなのはもう沢山だ 時間は流れていく
あと一歩 あと一歩って 出来ても出来なくても
挑んでるのが自分らしく 誇らしく笑えるんだ

誰かが僕を 笑っても 無理だって 笑っても
それを決めるのは僕自身だから
弱く儚い一瞬に 強くなりたい一心で
どこまでいけるだろう

僕が僕を信じれるように嘘はつかない
嬉しい涙に出会えるように それを信じてんだ
まだなんにも始まっちゃいない 自分で決めた道
だから少し 楽しんでこう 始まりの声がする

別に特別な力があるわけじゃない
諦めないって決めただけ それを信じてんだ
僕が続ければ終わらない 未だ旅の途中
あと一歩 もう一歩 歩き続ける

今日もどこか 響くだろう 誰かが呼ぶ声







最後に。

アビスパのみんな、本当にありがとう。俺が言うのもやけどね、気持ちは本当に伝わって来ました。うまく言葉で表せれないけどね、サッカー仲間って、本当に良いなぁと感じさせられる、熱量のこもった素晴らしい試合を・・・・心から感謝です。アビスパ保護者の皆様、最後まで素晴らしい応援声援をピッチの子どもたちのためにありがとうございました。胸も目頭も熱くなるのを抑えられずにはいられない素晴らしい試合でした。



想いを繋いで・・・今週末頑張ります!






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