~FOOTBALLを通じた人間育成へのトライ~福岡西フットボールアカデミーの挑戦!

福岡市西エリアで活動している福岡西フットボールアカデミーのブログです。楽しい・熱中・本気を伝えれる・・・そんなブログに!

2022/3/21 フィナーレ

2022-03-22 02:15:01 | イベント
2021年度6年生フィナーレ。



◆3月15日(火)

全体練習。低学年と6年生が触れ合えるのはこの日が最後。なので6年生vs低学年でゲーム。




楽しく~・・・なのは良かったけど、低学年も6年生もダラダラ歩きながらのミニゲーム。最後にもかかわらず、ミニゲームは一時中断。オレが本気叱った。


『お互いに学年関係なく、本気でやろう。6年生は大人げなくて良いから本気でシュートを決めろ。1年生は何としてでも粘れ!』


ふわ~とやる・・・そんな中の微妙な楽しさではなく(←そもそもこれって楽しさって言っていいのか?)、本気でやる中の楽しさを6年生は下級生に伝えて巣立って行って欲しい。

そんな願いを込めて・・・・ね。




◆3月16日(水)

上級生のみの練習。ラスト。なので6年vs4年、6年vs5年を実施。




こちらは年齢も近いこともあって互いに本気でやりやってた。ええことやと思う。

大人げないって言われても6年生は6年生のプレーを下の年代に見せつけないとな。




◆3月17日(木)

全体休み。週末の準備に終日奔走。




◆3月18日(金)

卒団式。




会場は昨年もお世話になったホテルマリノアリゾート福岡の3Fフェリシタ。




今年もまぁまぁクオリティのある式をできたかな・・・・お金はかかるけど、ここは卒団生にとっては人生で一度切りのもの。そんなイベントには出し惜しみしていてはな。




ムービーは・・・保護者作成。まぢで感動もの。その年代の保護者が作るからこそ、いろいろな想い入あり、ムービーにも想いのこもったストーリー性がある。昨年の卒団生保護者も力を貸してくれた。心から感謝。




司会者も昨年に続き在団生である5年生保護者が手を挙げてくれた。式の流れをまとめた原稿を渡したんだけど、びっしりの手書き注意点が記載されていた。頭の下がる思いです。6年生のために本当にありがとうございます。

写真は全国大会は鹿児島の地で知り合った福岡市早良区在住のプロのカメラマン。西部運動公園の近くにお住まいで西部にもよくランニングに来られているとのこと。何かの縁を感じ、昨年に続き今年も依頼。写真は・・・・当たり前なんやろうけど・・・・さすがです!









コーチ陣も仕事があるにも関わらず遅れてでも参加してくれた。ありがたい。

みんなで育てた選手らの・・・・最後をみんなで見送りたいよね!そんな意味でも本当に感謝です。




家に帰りついたのは22時くらいやったかな・・・やりきった感でヘロヘロでした(笑)





◆3月19日(土)

午前は6年生のお別れ親子サッカー。




昨年は・・・・頑張り過ぎたお父さん、約1名負傷。今となっては良い酒の肴デス(笑)そんな反省を活かして(!?)、安全に、そして楽しく、そして局面局面は意地になって・・・・プレー。




オカン連中も、キャーキャーと黄色・・・ではなく黄土色(?)っぽい声で騒いでた。ウケた!!笑笑





もう、太刀打ちできるのは今日ここまでやな。中学に行ったら・・・・・親子サッカーなんか・・・・勝機ゼロ。そんな話をオヤジらと話しながら談笑。




オレはGKしながら後方からみんなのプレーを眺める。





本当にあっという間やったなぁ。こいつらともこれが最後か・・・・とピッチ上でしんみり・・・となる。






午後は場所を変えて、4年生がチャレンジしているNBX CUPへと宮若市西鞍の丘総合運動公園にどこでもドアを使ってソッコーで移動。



2試合を観戦できた。主催のBUDDY関係者の皆様には本当に感謝。コロナ禍でもこの規模の大会を開催して頂きありがたい。えんちょー!あざーっす!!!ムーミン、ありがとう!!!!

ホントはね、もっともっと観れたらいいんだけど・・・・・な。




身体が一つしかないのが恨めしい。

現状の4年生のプレーを確認。



全体的にみんな良く頑張れるようになっている。これは今後が非常に楽しみ。

特にFW、前線の選手には、最近育成テーマにしている「粗削りな部分を残しつつ、カドを残しつつ、育てていく」という視点で見てみた。

一見無謀にも思えるロングシュートも、ゴールが見えたら打て!という言葉が昔はあったのだけど、最近は全くそれがない。だからこの日シュートを打ち放っていたプレーには、多いに期待したいと思う。

NBX CUPの詳細はまた後日に。




まだまだ粗削りな部分しかない4年生だからこそ、ホンマに今後が楽しみや!





さてその夕方、場所を再び福岡に移し、夜はお別れ会。



めちゃくちゃ手が込んでいるお別れ会やった。保護者の皆様には本当に脱帽です。心から感謝!!!!!!!!!!!!!



いろいろなイベントが用意されていた。














選手が親にプレゼントを・・・というイベントでの子→親のスピーチ、そしてそれに応えて親→子へのスピーチ。



親はみな号泣。



オレも一人の親として、いろいろ感じるところがあった。






選手だけじゃないね、親もみ~んないろいろな想いを持って進んできたここまでの道のりでした。心から感動。








そしてオレの挨拶の番。カッコつけようとして失敗(苦笑)

ホントに云いたかったことを最後焦ってしまい云えずじまいで終了。

なので、このブログの最後に記します。



いいお別れ会やったなぁ・・・・だからこそ余計に切なくなるね。





◆3月20日(日)

この日は朝からか小戸公園球技場に寄り、低学年のトレマの準備に奔走。そしてその後場所を移してフットボールセンターへ。



今年もお世話になりました。メルテックの皆様、このようなご時世のもと、大会を開いて頂き、心から感謝です。ありがとうございました。

メルテックカップの模様は後日別途ね。


週末の九州大会に向けて、確認と調整を。

強化と育成のバランス・・・簡単ではないなぁ。



ホントは全員をたくさん出場させてあげたかったんだけどね、週末の大一番に向けてはそんなに試合調整もできないからこの大会を一つの機会と捉え臨んだ。



まぁでも、だからこそ、ここでたくさん出場する側の選手であれ・・・・ということかな。

ポジションは準備されるものではなく自分自身で掴み取らないとね・・・・厳しいこというけどさ。

矢印を人に向けるのではなく、自分に向けて。

人と比較し、人と比べてしまう・・・・そんな気持ちもわからんでもないけどね、まずは自分がホントにやっているのか、自分に出来ることをまずは100%出し切れているのか・・・・そんなメンタリティであって欲しい。

何とか昨年から連覇を果たし、来年につなげることができた。



優勝おめでとう!




そのあとソッコーでもどり小戸公園球技場にて試合の片付けと荷物に引き揚げ作業。

夜は九州大会の代表者会議。2時間弱ぐらいをじっと話を聞く。

基本的には会場内での試合観戦はNG。仕方ないか・・・・

どんな九州大会になるだろうか。

楽しみにしておこう!





◆3月21日(祝)

朝から前日につづき小戸公園球技場にて、2年・3年のトレーニング&ゲーム、5年生の九州大会前トレーニングに。

4月から大学生になる新コーチらの研修も兼ねて、いろいろオレの想い、アカデミーの想い、を伝える。

また最近上級生が忙しく、あまり見れていなかった2年生と3年生全体も見れた。

まぁ・・・いつも報告を受けているような内容だったので、各学年ちょっとずつカツを入れて、基準上げを仕込んでみた。

やれば出来るのにね~・・・ま、これからかな!楽しみにしておこう。


その後お昼からは場所を佐賀山村広場グラウンドに変える。

朝から1DayCUPがあってて、6年生にとっては本当にこれが最後の最後。






2チームエントリーし、均等分けにて臨む。

午前中の予選ラウンドはふだんこれまであまりやってこなかったポジションで出場すること・・・・・・



そんなオレの意図を汲み取り、GKがFWで出場し、何かハットトリックしたって・・・軽く自慢(笑)

午後からはふだんのポジションに戻し、チャレンジ。

両チーム、最悪なのは一方が上位に進出、一方が下位に・・・・な~んてことになったら微妙な雰囲気になるから、なるならなるでいいからは両方とも下位に・・・とか(笑)

結果的には両方とも1位決勝リーグに進出。3チームで総当たりの1位リーグ戦。

一発目が福西vs福西。

あとの試合は何とか粘り、1位&2位ともに独占!

ある意味、最高の結果ですね(笑)



ラストのラスト。


これで終わりか~という目でベンチからみんなのプレーを見届ける。



やっぱりしんみりと・・・切なくなるね。



手がたくさんかかった学年だから、だからこそたくさん愛着も湧くもの(笑)




これから先・・・・・



たくさんの困難なものが待ち受けていると思う



しんどいとき、つらいときはいつでも戻っておいで。








「中学」と言う名のステージに・・・・行ってらっしゃい!!!!!!!!!









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☆19日お別れ会で本当に伝えたかったことの内容。


4年生のチーム結成時から5年生にかけて、技術的にもサッカーIQ的にも本当に「上位に挑戦する」というレベルのものではなく、頑張れば頑張るほどただただゴール前で身体を投げ出し、必死にゴールを死守することに徹する・・・いや、うまくないから守らざるを得ない・・・という状況に勝手になってしまうばかりでした(笑)

で、そのうち、カウンターでコウタのスピードで競り勝って試合に勝ってしまうという・・・・ある意味、インチキ臭い勝ち方ばかりでした(大笑)

いや、そこは単純にうちの守備の頑張りを相手が崩しきれなかっただけでしょう~

選手の泥臭い頑張りはハンパじゃなかったぞ~

と言う見解もあるかもしれませんが・・・・まぁ、やっぱり、他のチームから見たら、「福西にはやたら速い奴がおってそこが要注意!」とか、「蹴って足の速い奴が走って攻めるパターンのチーム」とか、「勝利主義の蹴って走るサッカー」と揶揄される一方でした。

負けず嫌いなオレ。。。。。「は?そんなサッカーを目指しているわけでもないし、コウタ以外のメンバーもみんな本当に頑張っとるわ!」と言い返したかったけど・・・・・でも実際には特に5年生時は、まぁ、サッカーという状況判断が非常に高いレベルで求められるスポーツを行う上で、ホントに5年生時は・・・・・その状況で自分が何したら良いか、その状況下でとらなくてはならない優先順位は何か・・・な~んてことは全くできず、状況を度外視して、自分のしたい優先順位をとる選手がほとんどでした。

だから・・・ある意味、5年生のときは「今は」まだ難しいことは出来ないから、出来ることをまずは120%やれる習慣を身につけさせれば良いか~・・・いろいろとできるようになるのはもう少し先でよいかな・・・と思っていた。

で、コロナ明けの6年生秋先くらいから少しずつボールを保持してゴールに向かって行く楽しさ、ボールを持ちながら相手と駆け引きをする楽しさ、そして何よりコウタのスピードだけに頼るのではなく皆が関わってゴールを奪う楽しさを感じ始め、体感し、実感できるようになってきました。

ようやく「フットボール」らしくなってきた瞬間でした。

その後、全日、フジパンと残念な思いで終わってしまいましたが、大会を負けたことよりも何よりも、他のチームの指導者らに、「ほら!以前は蹴って走る、けっきょく速い奴頼みって言ってた皆さん、いま、うちはこんなにもボールを動かすアイデアとテクニックを備え、ボールを動かす駆け引き、ポジションをとるIQ力、個人だけでなくグループとして崩せるアイデアと、本当に、こんなに出来るようになったんですよ~!ぜひ見てやってください!!!!!」と言えずに終わったことが本当に残念でたまりませんでした。

九州のJ下部にも、熊本のあのチームにも絶対にやれる!と思えるくらいになっていたと確信していたので、本当に「成長した姿」を見せつけてやりたかった・・・・なぁ。



だからこそ・・・・この学年の最高の記憶に残るプレーシーンはどんなプレーですか?と訊ねられたら・・・・

『ファイナルカップ中津江のラストゲームの3点目のゴールです。』

と胸を張って答えると思う。



中央のアンカーに位置していたサツカのところでボールをストップさせ、奪ったボールを右サイドDFのミハルが預かり、相手がミハルサイドに寄ったところを逆サイドの左サイドDFのタイセイまでサイドチェンジし、相手が慌ててタイセイ側に戻ってくるのを冷静に観たタイセイは中央にマークのズレたフリーのタイガを見逃さずにボールを動かし、タイガはボールを受ける前に相手が奪いに出てくるのをチラっと見て、ここはトラップして時間をかけるのではなくワンタッチで縦パスを入れてケイに預けてワンツーリターンで前進しながらもう一度ボールをもらおうと状況判断し、ワンタッチでケイに縦パスを実行。

ケイがタイガのプラン通りにワンツーリターンのリターンをするのかと相手に見せかけ、あえてタイガとは逆の方向にターンして前を向く。

相手は完全に虚を突かれ、対応に遅れが生じ、ケイのターンした先にいたコウタがフリーな状態でパスをケイから受けて、あとは良い所に止めて、スムーズにキックできればシュートは決まるというシーンを多くの選手が関わり作り上げた。




まさにボールを保持して動かし相手と駆け引きをグループとして行い、そしてその中に個々の状況判断とテクニックが加わわった理想のゴールだったと思う。

何たって、このプレーの流れの時間、相手はうちの選手にほとんど触れることすら出来ていなかったと思う。

それぐらい相手を翻弄させてゴールできた素晴らしいシーンだった。

5年生のときには絶対に考えられないワンシーンやったように思う(笑)






あ~・・・・やっぱりこれだけ出来るようになったんやぞ~!!!!!!と叫びたかった・・・なぁ。






逆に言えば、6年生みんな、本当に、本当に成長したと思う。この2年半で。

最後だから言う、

まだまだ課題もたくさんあるけどね、

本当に、本当に・・・・・・うまくなったね。




オレは本当に誇らしいよ。

キツイこと、辛いことがたくさんあったと思うけど、よく耐えて、頑張ってくれたね・・・・・



みんな・・・・ありがとう。

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