日々、コツコツと

日々の思い、感じたこと
コツコツと楽しく生活する気持ち
を大切にして。

最期の時間

2021-05-31 18:56:55 | 日記
兄と眠ったままの息子との対面
最期の時間、車椅子の兄はそばに
行くこともできず、座ったまま
眺める状態だっとと思う。

つらくて、辛くて見ていられなか
ったことが事実で
よく覚えていないのだ。

90歳位の知人が来て話しかけて
いたことはよく、覚えている。
 どうして、私が生きていて
若い、これからの〇〇くんが先に
逝ってしまうの~と泣きながら
言っていたこと
その場面はとってもよく覚えて
いる確かに若い、将来まだまだ
これから色んな体験をする筈だ
った、若い子が突然なんで…と
思うだろう。

兄は自分が助かったことを
とっても悔やんだ、冷たく
なった息子を
抱きしめることもできない
最期の時間。
いたたまれない時だった。父が
会った時のことも上京してから
冷たくなった孫に対面したのは
葬儀の2日前だった筈…
連絡したとき
「何、言よるんじゃ
誰のこと言うとる?」
と信じて貰えなかった。
なので、誰かに変わって
もらったと思う…。

葬儀の場所も忘れている…
火葬場は有名な場所で、
ここなんだと思ったが上京して
間もないから、兄の家に戻る
方向、手段も分からない状態
誰かに送って貰ったと思う。

最後の時間
色んな人が訪れてくれた
勿論、学校の人達
同じクラスの子達と
他にも多くの人達が
これは、元義理姉、母親の
人柄、人脈である。


31年経って忘れてることもある
のも事実。時間が薬とはよく言った
ものであり、今でも付き合いが
続いている事に感謝である。


伝えること

2021-05-20 17:02:48 | 日記
兄の息子が亡くなったことを
伝えること

これが課題になった
本当に悩んで、どうするか
会わせるか、合わせずに後から
報告するか、葬儀までの数日の
期間は葛藤した。
その前に実家にいる、父に報告
孫が先に逝くとは、思っていな
かったこと、
電話で伝えてもすぐには信じて
貰えなく、また急遽上京しなく
てはいけないこと
高齢の父にはしんどいことである。

病気の兄にどう、伝えるか
友達に頼み、車を出して貰い
迎えに行き、会わせることに
話しても信じないか
どう、受け止めるかは本人次第

移動の車のなかで、私に
どこにもいかないでね…と
言ったひと言は今でも忘れるこ
とはない。

生きていくには

2021-05-18 13:39:59 | 日記
リハビリ病院の生活が続くなか
ある出来事がおこる。

兄には中学生の息子がいた。
私の甥っ子、歳は9歳しか違わない。
10月のある日、学校の持久走中
倒れ、心臓が止まりそのまま帰ら
ぬ人となってしまい…

その日、私自身兄の施設に足を運んで
いたのだが、眠気に耐えきれず横に
なって休んでいた。
身内の死、息子がよんでいたのかも
とあとから、思ったものだ。

今のように携帯電話はないので
自宅に戻り、兄の元奥さんから
電話があり、訃報に驚きどうし
たらいいのか…
まずは確認、会いに行く
冷たくなっても、布団で寝てい
るだけのようにも見える。
いや、息してない
なんで、彼なんだ 
なんで、今なのか
兄が助かって息子のまだ
これからの人生色々楽し
めて経験していくはず…
13歳であっけなく命を
絶たれてしまったこと

今でも、どうしてだろうと
天に向かってきいている自分
がいる。


病院を転々と

2021-05-08 18:08:57 | 日記
医療を施すことがなくなると
病院はでてくださいという。

そして、次を探し転院すると
3か月は保証しますのが、その後
どうされますか?自宅で介護され
ますか?いやいや、できる気がし
ないし私にはそこまで、やる意思
はない。

一緒に生活したことないし
9歳まで兄の存在知らないし
20歳の歳の差、私の人生は
どうなるのか?
そして、リハビリ病院に入れる
まで倒れて5カ月の間に3か所
の病院にお世話になった。

やっと入れた神奈川県のリハビリ
テーション病院。
しかし、体の硬直は重くもっと
早くリハビリしないと、言われ
後遺症が重いのも原因ではある
ものの、意識がなかった状態から
この5カ月で自力で食事できること
は生命力としかいいようがない。

口から食事ができる人は長生きだ
と、常感じる。実際、73歳になる
今も生きている。


生き続けるには

2021-05-06 23:47:58 | 日記
運よく助かった命。

だんだん、会話ができ意志の疎通が
できると、大人の身体を動かすのは
大変である。
ベットから車椅子、車椅子からトイレ
なんてとんでもない重労働だ。

また、本来の性格もあるので
言うことをきかないわがまで
もある。
困った、介護は大変だ。
そこで、検査をしたりと
やることやって先の見通し
がないと分かるとこれから
の生活。病院探し、リハビリ
施設を探すことになる。

助かったが生き続けるのも大変
だとわかってくる。
死にたくても、自分で体を動か
すことができないから死ぬこと
も出来ないと、訴えられた。

医学の進歩、医療が進んでも
その後のことは置き去りだ。