かなり間があいてしまいましたが、続きです。
某公立中学校にて行われた、情報機器アンケートより。
2013年10月現在
携帯電話・スマートフォンの所持率
一年生 携帯電話41.0% スマホ27.7%
二年生 携帯電話44.9% スマホ27.2%
三年生 携帯電話41.8% スマホ27.5%
ネットゲームやSNSなどを使っている割合
一年生 オンラインゲーム76.2% LINE54.3% Skype31.8% Facebook15.2%
二年生 オンラインゲーム53.8% LINE59.5% Skype28.5% Facebook24.1%
三年生 オンラインゲーム71.3% LINE76.9% Skype37.5% Facebook35.6%
LINE・カカオトークのグループ参加
一年生 29.2%
二年生 33.6%
三年生 52.7%
フィルタリング未使用率
一年生 42.5%
二年生 41.8%
三年生 43.8%
ネット情報機器の利用時間が3時間以上の生徒の率
一年生 平日10.2% 休日21.2%
二年生 平日 9.9% 休日23.3%
三年生 平日14.0% 休日26.3%
ネットに夢中であると自覚している率
一年生 男子23.1% 女子36.4%
二年生 男子20.8% 女子25.8%
三年生 男子51.3% 女子36.6%
ネットを利用する上で家庭の約束がない
一年生 34.4%
二年生 32.2%
三年生 38.0%
これらの統計をふまえて、スマホの問題点を考える
●ネット依存(つながり依存など)
ネット依存度テストなどで自己診断を。
1.気がつくと自分で思っていたよりも長い時間、インターネットをしていることがありますか?
2.インターネットをする時間を増やすために、家庭や仕事での役割をおろそかにしてしまうことがありましたか?
3.配偶者や友人と過ごすよりも、インターネットを使うことを選ぶことがありますか?
4.インターネットを通じて、新しい仲間を作ることがありますか?
5.「インターネットをしている時間が長い」と周りの人から文句を言われたことがありますか?
●LINEいじめ
グループ内でやりとり・・突然仲間はずれ、など。
●ネットトラブル
・被害者として
・性犯罪
・詐欺
・加害者として
・迷惑行為、不法行為公開
・炎上
●歩きスマホ
・他の歩行者と接触事故
・ホームから転落
・踏切事故
・スマホひったくり
※5人に1人は事故か怪我
・歩きスマホ57.1%が経験
・日常的に操作する人の5人に1人が事故か怪我を経験
子供にスマホを与える前に
・スマホの問題を知ろう
・(できれば)スマホを使ってみよう
スマホ疑似体験アプリを利用するなど。
スマホの正しい持たせ方
・使用目的
・ルール・・よく知られるこちらは参考になる↓
「母から息子へ スマホを使うための18の約束」
「我が家の携帯電話のおきて」 これらはネット上で見ることができる。
・初期設定・・パスワード設定・位置情報・バックアップ・LINE初期設定(知らない人とつながらないためにプライバシー管理、アドレス帳管理を適切に)
・機能制限(ペアレンタルコントロール)・・必要なもののみ許可、フィルタリング
現在、中学・高校では、クラス内係活動などの連絡や、部活動の連絡にも
LINEが利用されており、スマホを持たない少数派の生徒には、
意見の場が与えられず、事後承諾・事後報告がなされるのだという。
ほぼ疎外に近い状態になっているということだ。
この事態に問題はないのだろうか。
一方、メールが届いたら5分以内に返信しないといけない、という、
以前、小中高生の間で広まったという独自のルール(習慣?)もあり、
現在LINEでは「既読無視は犯罪です」というスタンプまであるほど、
「返信」に敏感で「LINE疲れ」「LINE依存」が懸念される。
何はさておき、まずはスマホ依存症への対応が必要なのでは。
今回の講師の勤務する高校、情報科では、
「おおらかな気持ちで使いたい」「対面コミュニケーションを大切にしたい」
との意見に共感する生徒が多いとのこと。 ホッとする。
便利なツールも、使い手が疲弊してしてしまうような窮屈な使い方をしていては
つまらない、ということも言えるようです。
つたない文章・説明をお読み頂き、ありがとうございました。
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某公立中学校にて行われた、情報機器アンケートより。
2013年10月現在
携帯電話・スマートフォンの所持率
一年生 携帯電話41.0% スマホ27.7%
二年生 携帯電話44.9% スマホ27.2%
三年生 携帯電話41.8% スマホ27.5%
ネットゲームやSNSなどを使っている割合
一年生 オンラインゲーム76.2% LINE54.3% Skype31.8% Facebook15.2%
二年生 オンラインゲーム53.8% LINE59.5% Skype28.5% Facebook24.1%
三年生 オンラインゲーム71.3% LINE76.9% Skype37.5% Facebook35.6%
LINE・カカオトークのグループ参加
一年生 29.2%
二年生 33.6%
三年生 52.7%
フィルタリング未使用率
一年生 42.5%
二年生 41.8%
三年生 43.8%
ネット情報機器の利用時間が3時間以上の生徒の率
一年生 平日10.2% 休日21.2%
二年生 平日 9.9% 休日23.3%
三年生 平日14.0% 休日26.3%
ネットに夢中であると自覚している率
一年生 男子23.1% 女子36.4%
二年生 男子20.8% 女子25.8%
三年生 男子51.3% 女子36.6%
ネットを利用する上で家庭の約束がない
一年生 34.4%
二年生 32.2%
三年生 38.0%
これらの統計をふまえて、スマホの問題点を考える
●ネット依存(つながり依存など)
ネット依存度テストなどで自己診断を。
1.気がつくと自分で思っていたよりも長い時間、インターネットをしていることがありますか?
2.インターネットをする時間を増やすために、家庭や仕事での役割をおろそかにしてしまうことがありましたか?
3.配偶者や友人と過ごすよりも、インターネットを使うことを選ぶことがありますか?
4.インターネットを通じて、新しい仲間を作ることがありますか?
5.「インターネットをしている時間が長い」と周りの人から文句を言われたことがありますか?
●LINEいじめ
グループ内でやりとり・・突然仲間はずれ、など。
●ネットトラブル
・被害者として
・性犯罪
・詐欺
・加害者として
・迷惑行為、不法行為公開
・炎上
●歩きスマホ
・他の歩行者と接触事故
・ホームから転落
・踏切事故
・スマホひったくり
※5人に1人は事故か怪我
・歩きスマホ57.1%が経験
・日常的に操作する人の5人に1人が事故か怪我を経験
子供にスマホを与える前に
・スマホの問題を知ろう
・(できれば)スマホを使ってみよう
スマホ疑似体験アプリを利用するなど。
スマホの正しい持たせ方
・使用目的
・ルール・・よく知られるこちらは参考になる↓
「母から息子へ スマホを使うための18の約束」
「我が家の携帯電話のおきて」 これらはネット上で見ることができる。
・初期設定・・パスワード設定・位置情報・バックアップ・LINE初期設定(知らない人とつながらないためにプライバシー管理、アドレス帳管理を適切に)
・機能制限(ペアレンタルコントロール)・・必要なもののみ許可、フィルタリング
現在、中学・高校では、クラス内係活動などの連絡や、部活動の連絡にも
LINEが利用されており、スマホを持たない少数派の生徒には、
意見の場が与えられず、事後承諾・事後報告がなされるのだという。
ほぼ疎外に近い状態になっているということだ。
この事態に問題はないのだろうか。
一方、メールが届いたら5分以内に返信しないといけない、という、
以前、小中高生の間で広まったという独自のルール(習慣?)もあり、
現在LINEでは「既読無視は犯罪です」というスタンプまであるほど、
「返信」に敏感で「LINE疲れ」「LINE依存」が懸念される。
何はさておき、まずはスマホ依存症への対応が必要なのでは。
今回の講師の勤務する高校、情報科では、
「おおらかな気持ちで使いたい」「対面コミュニケーションを大切にしたい」
との意見に共感する生徒が多いとのこと。 ホッとする。
便利なツールも、使い手が疲弊してしてしまうような窮屈な使い方をしていては
つまらない、ということも言えるようです。
つたない文章・説明をお読み頂き、ありがとうございました。
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