初老の戯言

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亡き水島新司先生へ

2022-01-18 08:57:33 | 日記
野球漫画で
野球の面白さを教えてくれました。
「男どアホウ甲子園」は
少年サンデーで知り、近所の本屋さんの前にある自動販売機で
毎週購入していました。

今でも覚えていることは、


知覧という名前の選手が出てきて
体をはってデッドボールになるシーン。


雨で夏の甲子園大会が1週間近く順延になるシーン。
当時は、「そんなことありえない。」と思ったものでしたが
2021年度の夏の甲子園大会では
それに近い状態が現出して、
その漫画の記憶がよみがえったものでした。


手術した選手が(確かキャッチャーの選手)
回復して目が見えるというシーンで
病院から外に出て
その嬉しさを描写したくだりに
涙が出たものでした。
漫画で涙したことはあとにも先にも
この「男どアホウ甲子園」しかありません。

当時ボクは中学2年生でした。
父が入院して、春休みに部活が終わって
母と一緒に見舞いにいきました。
帰りに
デパートの本屋さんで母が、
「男どアホウ甲子園」
を大人買いしてくれました。
今でもその病院のあたりを通ります。
つい先日のワクチン接種もその病院でした。

そこを通るたびに
バス停があったところや
そこに座ってバスを待っていたときに
かどにあった山崎のパン屋さんの
店頭にのほかほか饅頭のゆげが思い出されます。
母校になる高校が選抜甲子園ベスト8になったときでもありました。
父は病室の仲間と一緒に
観戦していて勝利の嬉しさを語っていました。

水島先生の野球漫画でたくさんの思い出をありがとうございました。



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