6人の仲間が次々60歳定年で退職して
これからは時間のゆとりもでき、ゆっくりと
旅しようと約束する・・・
10年過ぎて70歳台へと進む。将来の旅の夢と
過去歩んだ激動の中学現場の苦労話に花咲かす
予定が病魔にかきつぶされて来た。
みんな70歳を越え、3月壱岐対馬へ船で3日間の旅を
計画した。3番目の山中校長は平素から病気したことが
ない。悪くはないが胆石があった。元気なうちにとって
おいたらということで3月旅行に備えて12月の冬休みに
梅田の病院で手術をして無事終わった・・・が胆汁の
流れる管がつながらない?健康体がなぜ?
3月の九州旅行はムリ・・電話で残念な声・・4月
無理して教え子の還暦同窓会に奥さん付き添いで
顔を出す。教え子の中に大学病院の教授もいた。
5月から転院したが時すでに遅く夏73歳でこの世を去った。
胆石の手術さえしなっかたら・・・まだ数年生きられたのでは?
人生の寿命はわからん???惜しい人材を亡くした。
同じ年に、まさかまさかの信じられんニュースが舞い込んで
来た。「自分は健康のみが取り柄だ」と夏豪語していた4番目の
岡山の平尾先生。大きな体で丈夫過ぎると思いきや・・・
夏休みお腹の調子が悪いと言って岡山の病院へ。
大腸の調子が悪いという。あっという間に「大腸がん」進む。
まさかまさかと言いつつ・・・12月あの世へ行ってしまった。
72歳。亡くなられてすぐ1月4人そろって岡山へ行って遺影に
手を合わしての涙の帰阪。同じ年に70歳余りで健康で共に
働き悩み語り明かした仲間を失った悲しみはあまりにも大きい。
研修会や旅した写真やビデオはいっぱいある。6人の末っ子も
3月に満80歳になる。手術を越えての大病を乗り越えている。
思い出尽きない果てしない・・・