終始笑いっぱなしでした!
「よつばと!」のコミックスの中で一番笑えた巻です。
今までの巻と違うところが、カバーをはずすと・・・
子供らしいというか、無邪気というか、「ひなちゃんの日常」が日本漫画家協会賞大賞をとったように、近頃のギャグマンガは、(ええと、「よつばと!」と「ひなちゃんの日常」はギャグマンガだよね?)世の中をまだよく知らない子供が主人公で、成長して、ほのぼのしてて、それで、大人が大事な何かに気付かされていく。そういった路線が無難になってきているんじゃないかな、と思いますけどね…
電話のボタンが細かく描かれていたり、風景画が綺麗だったり、本当に「あずまんが大王」を描いてたあずまきよひこ先生なのか疑いたくなっていたのですが、あずま先生です、お父さん出てきます(笑)
あと、家の中、外を含め、前もってパソコンで描いているんだろうね、それで、あとから話の場面場面に合わせて光や影、かすれなどを付け加えることで手抜きしてるようにみえない、丁寧に描いてるなー、って。こういうことは、考えてみたら当たり前なんだけど、大事なことで、細かいことかもしれないけど読み手からしたら見え方が大きく違ってくるんですよ、前もって描いた絵に頼りすぎてこういう効果をつけることを忘れてしまって損してるマンガ家がいるんじゃないかなぁ、……そんな気がします。