■新・タケコさんの恋人 4 (4) (講談社コミックスキス) のマンガレビュー

　自分のうわさ話を聞いてしまっても、それを、良い方向へともっていってしまうタケコさんは、スゴいですね。
　新人さん達も、これもタケコさんのなせることで、聞いていたということにまったく気付いていないようですし、こういうのは、こちら側が聞いていたことをうっかり話してしまったり、相手側がことのなりゆきで勘付いてしまって、盗み聞きされていたと思われて雰囲気が悪くなったり、会話がぎこちなくなってしまったりしてしまうものなのですが、できればこうでありたいものです。
まったくもって理想的なお局です。

　自分だけのストーリー、人生のストーリーには、なんらかのチャンスが必要
　私は、考え方一つで、どがしこでんチャンスは、転がっているものだと考えていますが、それは、目の前にはだかる壁のごとく一つ一つ大きいものかもしれませんね、そこらへんは、人生に悪いことは何一つない、という考え方をすることと似たようなことなので、人生は良いことばかりだ、と考えることも難しいことなのかもしれませんね。

　もしかしたら、５巻で描かれているかもしれませんが、薔子も社会的名誉（賞）→顔→中身へと、変わっていっているかな、本当に大事なものは目に見えないのだから。

おまけページついてます

 

memo
葬送行進曲(p.154)

ダース・ベーダーのテーマ(p.154,167)