_試みる複数の同サイズの芸術の豚

不破臼人です。Diarynoteから引っ越してきました。
2022.6.1~

弱肉強食の世界

2002-09-06 | 日記

僕の行っていた中学校は荒れていた。
中1の時に授業を受けていたら、
校舎の3階からトイレの便器が中庭に落ちてきた。
休憩時間に中庭を見ると、あさがおが砕け散っていた。
他には掃除用具ロッカーが落ちてきた。
荒れた3年生が落としたのだ。
僕はなんて恐ろしい場所に来たんだとビビった。
平和な小学校とはまるで違う世界。
3年性のヤンキーと廊下ですれ違う時は緊張した。
中1と中3では体格が全然違って、彼らが大人に見えた。
彼らは茶髪や金髪で、
改造した学生服を着ていたので威圧感があった。
彼らに絡まれた事はなかったが、面識のある生徒は絡まれていた。
僕は中学校を『北斗の拳』のような世界だと思った。
暴力が支配する学校だったのだ。
僕はさっさと中学を卒業して高校に行きたいと思った。
卒業するまでに校内で多くの暴力事件があった。
しかしだ。
そんな中学でも卒業してしまうと、
面白かったと思えてしまうから不思議だ。
今、中学の同級生に合うと、
同じ修羅場をくぐり抜けてきた戦友というような気持ちになる。
暴力が支配する学校は、友情を深めるのには役に立つらしい。


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