落葉樹の一年を見ると
いのちの図式を見る思いになる
落葉樹は秋から冬に葉を落とし
翌年の春に新しい葉をつける
毎年同じ変化を繰り返しながら
一年一年生長を続けている
身近な落葉樹を思い浮かべると
魅力のある木が多い
ケヤキの木やセンダンの木
サクラの木やコブシの木
落葉樹には
季節季節の変化と魅力がある
好きな木を見つけて観察すると
すばらしい一年を体験できるだろう
落葉樹もキーワードに入れて
一年間の詩に結晶できたらと思う
落葉樹の一年を見ると
いのちの図式を見る思いになる
落葉樹は秋から冬に葉を落とし
翌年の春に新しい葉をつける
毎年同じ変化を繰り返しながら
一年一年生長を続けている
身近な落葉樹を思い浮かべると
魅力のある木が多い
ケヤキの木やセンダンの木
サクラの木やコブシの木
落葉樹には
季節季節の変化と魅力がある
好きな木を見つけて観察すると
すばらしい一年を体験できるだろう
落葉樹もキーワードに入れて
一年間の詩に結晶できたらと思う
公園を歩いていると
柔らかな一枚の羽が舞い落ちてきた
ふうわりと優しく
ぼくの前に落ちてきた
それは鳩の羽
なんのへんてつもない灰色の羽だ
ぼくは 指先に
五センチほどの羽を受け止めると
空を見上げた
曇った冬の空には
一羽の鳩の
飛翔の影さえ見えなかったが
そのささやかな情景は
永い年月 心に残った
人生のひとときの
フラッシュの瞬間の出来事
ときどき鳩の群れを見かけると
ぼくは思いだす
あの日の一枚の鳩の羽と
見えなかったポエムのゆくえを
裸木めぐりの途中で
花を見るとなつかしい気持ちになる
冬の赤いバラを見かけて
ひととき立ち止まって眺めた
裸木を見た後なので
花の色がいっそう鮮やかに見えた