模型店巡り福島編１

私基準の古き良き時代の模型屋さんは残念ながら壊滅状態にあります。
見つけようと焦ったってどうにもなりゃしません。
でも、見つかる時は見つかるものです。


福島県いわき市です。


？いじまホビー・？わき模型

名前は別ですが、同じお店。
２軒並んでおりシャッターの閉まっている左側は倉庫になっている、と後で店の方に教わりました。

いわき駅の近くの商店街が目的地なんですが
一方通行に気をつけながら進みます。
店の前の有料駐車場に止めましょう。道幅は広くないです。

入り口付近にプラモの完成品が展示されています。
丁寧な仕上がりの作品ばかり。
この店に多くのモデラーが集っていることが伺えます。

１階はプラモ、階段を上った２階が鉄道・モデルガン関係でした。
階段にも壁にも商品が並べられています。

商品も、もちろん魅力的ですが、
商品の見せ方が私にはとても懐かしく魅力的でした。
象徴的に思えるのが２階の中央の鉄道レイアウトを囲んでいるポールです。

今の大多数のお店は店内の装飾に余分な費用をかけていないと思います。
むき出しの棚にできるだけ多くの商品を並べ、商品の価値を知っている人は買いなさい、みたいな感じです。

これが昭和５０年頃なら、まるでその商品が何物にも代えがたい宝物と同じように恭しく飾られていたものです。
（妄想ですよ妄想）
宝物ですよ？
それが例え商品を購入させようとする商店側のワナだとわかっていても
購買意欲をそそるような、強烈な隠し味。
最終的な一手間。
（妄想が炸裂しています）

そんな雰囲気を、あのポールが象徴している、そう思うのです。
私にとっては
華やかな当時の雰囲気を今も残す名店だと思います。

このお店主催のコンテストがあるようです。
ぜひご参加ください。