とうとう夏休みがきました。 たまってる本を最低3冊は読みたい! ということでまず1冊読みました。
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小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則 |
クリエーター情報なし | |
早川書房 |
これはイケダハヤトさんの記事で紹介されていて面白そうだと思って買ってみたのですが、想像以上に面白かった。
本書では、著者の37シグナルズでの成功をもとに、成功をつなむためのシンプルかつ常識破りな手法が伝授されている。
起業したい人はもちろん、全てのビジネスマンにとって仕事の本質を見つめなおすきっかけを与えてくれる、素晴らしい一冊になると思う。
個人的に耳が痛かったことや、目からうろこだったことをメモしておく。
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◆仕事依存症はバカげている
仕事依存症患者はヒーローではない。彼らは危機を救うのではなく、時間を消費するだけだ。本当のヒーローは、仕事をさっさとかたずける方法を見つけだし、とっくに帰宅している。
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これは気をつけよう。 「残業すればいいや」と思った瞬間に一気に集中力がなくなるし、効率良くする工夫もしなくなる。 もっと時間を大切にしなきゃな。。
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◆あなたに必要なものを作る
「自分自信の問題を解決する」アプローチでは、作り手は作るものと恋に落ちる。問題をよく知っているだけでなく、解決の価値もよく知っている。これは何ものにも代えがたい。しまいには、何年もこのために働くことになる。もしかすると残りの人生ずっと。だから本当に気にかけられることにしたほうがいい。
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気持ちが入らないサービスに自分の貴重な時間を使わなければいけないのは本当に不幸なことだと思う。
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◆やめたほうがいいものを考える
やらなければいけないと考えているものに取り組むのは簡単だ。顔を上げ、なぜそうしているのだろうかと考えるほうがもっと難しい。 自分が本当に大事な市議とに取り組んでいるかどうか、問い直してみよう。
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なぜ行うのか?どういった問題を解決するのか?これは本当に役に立つのか?。。。まったく使われないサービスを作ったり、意味のない機能追加などしないためにも、ちゃんと考えて働くようにしたい。
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◆基本的に「ノー」と言おう
「イエス」と答えるのはとても簡単だ。さらなる機能の追加に、あまりにも楽観的な締切に、可もなく不可もないデザインに「イエス」と答える。あっという間に、あなたが本当にしなければいけないことが見えなくなるくらい「イエス」と答えたものが高く積み上がってしまう。
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上で書いた「やめたほうがいいものを考える」にも通じる部分があると思うけど、なにか引き受けるときはきちんと優先順位を考えるようにしよう。
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◆顧客の声を書き留めてはいけない
あなたがいつも忘れているなら、それは重要ではないというサインだ。本当に重要なものは消えてしまったりはしない。
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これは目から鱗だった。優先順位を決めるひとつの材料になりそう。
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◆プレスリリースはスパム
プレスリリースは忘れて電話をかけよう。もしくは個人的に手紙を書こう。もし似たような企業や製品の記事を見つけたら、それを書いた記者に連絡を鳥、自分の情熱や興味を伝えるのだ。意味のあることをし、自分を目立たせ、忘れられない存在になる。それこそがもっとも価値のあるニュースにつながる。
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考えた事もなかった。での確かに注目を引きたいなら、周りと違うことをするのは当然のことか。
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◆「一日にして成功」はない
PR会社を雇えばプロセスを早くすることができると思っているかもしれない。惑わされないこと。まだそんなことをするにはタイミングが早すぎる。まずPR会社は高くつきすぎる。一流のPR会社になると月に一万ドルはゆうにかかってしまう。今の段階では、それは金の無駄遣いでしかない。
<中略>
まずは観客を得ることから始めよう。貴方自身の言葉に興味を持ってくれる人建ちを見つけるのだ。そして、地道にそれを続けよう。そのうちあなたの「一日にして成功」の話をしている人たちを見て笑える日がくるだろう。
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まずは使った人がファンになってくれるようなものつくる。その前にいくらPRしても金のムダ。
本書に忠実に働けば、かなり成長できそう。
ちょこちょこ読みなおそ!