昨日は七夕でしたね~。
七夕と言っても、特になにも特別なことはせず、
のんびりと過ごしました~。
さて、先日、本屋さんへ出かけたらちょっと気になる本を発見しました!
ショーン・タンという方の絵本。
河出書房新社から出ている、何とも気になる表紙の絵本です。
絵本は大好きなので、たまに本屋さんで立ち読みするのですが、
この本もたまたま目に入り手に取ってしまいました。
主人公のセミは人間社会で働くサラリーマン。
マン、なのかは疑問ですが、
ちゃんと背広を着て、周りと同じように働いています。
でも、17年間働いていても昇給しないし、
残業は多いし、同僚からはきつく当たられるし…
もう心が痛くなる感じです…。
その上、家もないから壁と壁の間で葉っぱ食べて過ごしています…。
これ、子供が読むやつじゃない!ってすごく思いました。
そんなセミが定年を迎えて会社を去ることになるのですが、
家もない、仕事もなくなったセミはどこへ行くのか…。
これは今ツライ状況にいる人にあえて薦めたい絵本でした。
最初はセミが可愛くないなと思ったけど、
どんどん読んでいくと可愛いと思えるようになりました。
壁の間でこじんまりとしているセミが可哀そうだけど、可愛いんです。
なんか大好きになってしまいました。
どうやら今月中まで東京のちひろ美術館で
このショーン・タンさんの企画展が行われているようです。
大阪に巡回してくれたらいいのにな~。
セミ以外の作品もとても気になるので、
今度図書館にでも行って探してこようかな?と思いました。
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