前々から気になっていた映画作品を観ました。
ワンダー 君は太陽という映画です。
どういう映画作品なのかちょっとお話ししたいと思います。
●あらすじ
オーガスト・プルマン、オギーと呼ばれている少年は、
生まれた時から顔が人とは違う病気でした。
トリーチャーコリンズ症候群という病気のため、顔が変形していた彼は、
呼吸をしやすくするため、何度も手術をしています。
学校に通うことも難しかった彼は、家でお母さんから勉強を教えてもらっていたのですが、
小学校5年生から、ついに学校に通うことに決まりました。
両親も姉のオリヴィア(通称ヴィア)もオギーのことを見守ります。
新しい生活を始めた彼の一年間を描いた作品です。
●見どころは?
◇様々な目線で綴られる物語!
特殊な病気を抱えたオギーという少年の目線や、
彼の姉で高校に通い始めるヴィアの目線、
オギーと友人関係になるジャック・ウィルの目線、
そして、ヴィアの親友・ミランダの目線など。
様々な登場人物からの目線で物語が綴られています。
なんだこいつ悪い奴だな!と思う部分もあるのですが、
一人一人の目線で物事を見ると、みんないいやつだな…と思ってしまいます。
◇誰もが経験したことのある出来事
進級などで初めて会う人と、新たに関係を作るのって、本当に難しいですよね…。
5年生に編入したオギーもまた初めての人間関係に戸惑います。
そして、オギーの姉ヴィアも親友ミランダとの関係に悩みます。
サマーキャンプに行っていたミランダと急に関係性が悪くなってしまい、
親もオギー中心に生活しているため、自分の存在価値が分からなくなってしまいます。
友達との関係性に悩むこともあると思いますし、
新たに人間関係を作る難しさを感じたこともみんなあるでしょうね。
この物語を観ると、自分ならどう立ち向かうのかとか、
親の立場だったらどうする?とか、
いろいろなことを考えさせられました。
●感想
批評家の方々が85%支持している映画とWikipediaに書かれていましたが、
確かに観て良かった作品だと感じました!
オギーは早々に顔を見せてくれます。
最初はお!と思ってしまいますが、やっぱり見ていると慣れてくるし、
あれ?お母さん似なんじゃ?とか思ったりすることもありました。
ちなみにお母さん役はジュリア・ロバーツで、
複雑な役・オギーを演じたのはジェイコブ・トレンブレイ。
彼はすでに様々な賞を受賞している俳優さんです。
吹き替え版を見てしまいましたが、字幕版で役者さんの声色を感じたいですね!
人生って絶対に何か壁と対面する時があると思います。
特に小さい頃とか思春期の頃とかって、たくさんあると思うんですよね。
そういう経験をどう乗り越えていくのか、
大人はどういうふうに見守るべきなのか、すごく考えさせられました。
オギーやヴィアのような若い人、
オギーたちの両親世代の大人も、
きっと何かを得ることができると思うので、観るべき映画かなと思います。
冬休み、お暇ならぜひ見てください!
-------------------------------------
SUZURIにてオリジナルグッズ販売しています!
こちらをクリックすると行くことができます。
minneでも販売開始しました!
過去の作品等まとめたHP