ラクガキキャビン

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【映画】踊る大捜査線 THE MOVIE

2024-10-03 12:00:00 | 映画・ドラマ・アニメ
この前、地上波で放送された
踊る大捜査線の映画第一弾、踊る大捜査線 THE MOVIE を観ました。


1998年に公開された作品です。

結構前の作品なんですね~

見ていたら、今とは違う部分も目に入りましたが、
作品としてはやっぱり面白い!

改めて踊る大捜査線のテレビシリーズから観たいと思ってしまいました。




■あらすじ

ある日、湾岸所管轄の境界線あたりにある川で、事件が起こります。

川に遺体があったのです。

しかも、この遺体の体の中にはぬいぐるみが詰められていました。

殺人事件として、湾岸署は事件解決に向けて動き出します。

ところが、警察署内では盗難事件が発生。

青島の保管していた領収書や青島の同僚、上司の荷物など、
身の回りのものが無くなるという事件が起こります。


また、湾岸署の管轄内で暮らす警視庁副総監が誘拐されるという事件が発生!

湾岸署に捜査本部が置かれることとなりますが、
事件については極秘とされ、所轄の刑事たちには何も情報がおりません。

本庁に対しての怒りを抱えつつも、
青島たちは川での事件や盗難事件などの解決に向けて動きますが…。



■感想

観ながら思ったことを箇条書きにすると、
  1. 青島はやっぱり熱い
  2. 室井さんの苦悩が苦しい
  3. タバコすぱすぱ吸ってる青島が気になる
  4. 緩急が良い!
です(笑)


1.青島はやっぱり熱い

元営業サラリーマンの青島さんは、やっぱり情熱のある人ですよね。

事件の被害者のために動きたいという気持ちが常にあるような人に感じます。

自分が信じること、もののために動いている感じがあって、
青島さんはやっぱり熱い人物だな~と思います。

こういう人は、令和では嫌がられるのかな?


2.室井さんの苦悩が苦しい

室井さんは警視庁側の人間。

ですが、出身大学は地方で、特にコネを持っているわけでもありません。

警視庁で上に立つためには、
出身大学や横のつながりは重要。

そのため、室井さんは苦しい部分も多い様子です。

この事情は踊る大捜査線の中でも重要なポイントだと思いますが、
今作品でも、室井さんの苦悩を強く感じる部分がいくつかあります。

上からの命令通りに、捜査本部を動かしますが、
命令と自分の気持ちには大きな壁がある場合も。

思うように動くことができない苦労を感じますが、
きっと今の日本でも、この憤りを感じる部分ってあるのでしょうね。


3.タバコすぱすぱ吸ってる青島が気になる

青島さんは、ヘビースモーカー。

署内でもすぱすぱ吸ってます。

でも、今はもう喫煙所で吸わなきゃダメな時代ですよね。

もし、今も踊る大捜査線の世界があれば、
青島さんは禁煙して脱・ヘビースモーカーになっているかもしれませんね。


4.緩急が良い!

これは全体の感想です。

踊る大捜査線って、笑える部分とシリアスな部分の緩急がとてもいいですよね。

ずっとシリアスというわけでもないし、
ずっとコミカルというわけでもない。

コミカルな部分はそれぞれのキャラクターの個性が伝わるような内容なので、
人間味を強く感じさせます。

シリアスな部分も人間味は伝わるのですが、
コミカル部分から親しみやすさを感じるのかも。

この緩急がとっても良いから、全体的に面白いと思えるのかもしれません。



踊る大捜査線って、脇のキャラクターも個性があるからいいですよね。

どんな人間なのか想像させる部分があるところも面白いです。

例えば、今作品の副総監誘拐犯も、
どういう生活をしているのか想像させるような部分があります。

ひとりひとりの物語が合致して、
一つの映画になったという印象があるから、面白いのかもしれません。


最近のドラマは説明がしっかりされているから、
想像しなくても良い場合が多いですよね。

でも、視聴者としては想像しないからつまらないです。

どういう人間なのか、はっきり提示されちゃうと、
考えなくていいからのめりこみませんよね~


なんで踊る大捜査線が今も人気なのか、
理由の一つは想像させる作品だからだと思います。


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