3月13日、月曜日。
朝の雨が降りだす前に日比谷公園に立ち寄りました。
お目当てはpogi1123さんに開花を教えて頂いた大寒桜です♪
最近の暖かさで、一気に満開になっていました。
菜の花畑も満開です♪
Pogi1123さん、
お陰様で今年も見過ごさずに済みました。☺️有難うございます!
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通勤散歩余録
麻布山と興国山
山は山でも、山歩きではありません。
麻布山善福寺と興国山賢崇寺、、、
先週の元麻布の坂巡りの途中に立ち寄った二つのお寺の山号です。
普段、通勤散歩で立ち寄るのは神社ばかりなのですが、今回の二山はわざわざ立ち寄った甲斐がありました。
麻布山善福寺
平安時代の天長元年(824年)に弘法大師によって開山されました。鎌倉時代に当寺を親鸞聖人が訪れ、迎えた了海上人は、親鸞の高徳に傾倒し、一山をあげて浄土真宗に改宗しました。
幕末に初代アメリカ公使館となり日米友好の絆を深めた当寺には、近代日本の礎を創った福澤諭吉や益田孝といった多くの偉人たちが足繁く訪れています。(善福寺HPより)
3月7日に立ち寄りました。
東京都内では、浅草寺、深大寺に次ぐ古刹の一つで、門前の雑式通りから参道が伸びています。
柳の井戸
弘法大師が錫杖を立てたところ湧き出たと伝わる参道脇の井戸で、関東大震災や東京大空襲の際は多くの人々の困苦を救ったとあります。
勅使門
1274年の文永の役(元寇)の際、勅願寺として亀山天皇の勅使を迎えた事に由来します。
戦後の昭和55年に再建されています。
アメリカ公使館記念碑
幕末、日米修好通商条約に基づき寺院内がタウンゼント・ハリスら一行の宿舎となり、初代アメリカ合衆国公使館として使われたそうです。
本堂と元麻布ヒルズ
本堂は、明和4年(1767)に建造された東本願寺八尾別院大信寺の本堂を買い取って移築したものだとか。
背後に聳える元麻布ヒルズの一画もかつては善福寺の敷地だったそうです。。。
越地吹雪の碑
お墓ではありません。
福沢諭吉と妻 阿錦のお墓
2月3日には雪池忌(ゆきちき)が行なわれます。
逆さいちょう
推定樹齢750年以上、幹周10.4m、都内最大のイチョウで国の天然記念物に指定されています。
根がせり上がって枝先が下に伸びていることから逆さイチョウといわれ、親鸞上人が差した杖から成長したとの伝説から杖イチョウとも呼ばれます。
見事な気根です。
黄葉の時期に是非再訪したいものです。。。
続いてはーーー
興国山賢崇寺(けんそうじ)
寛永12年(1635年)、鍋島藩初代藩主鍋島勝茂が疱瘡で亡くした息子の鍋島忠直を弔い建立した曹洞宗の寺院で、二・二六事件の青年将校の墓があることで知られる他、川島なお美さんやムッシュかまやつさんのお墓もあります。
3月8日に立ち寄りました。
大黒坂の坂下から参道を上ります。
善福寺の北側の高台に境内が広がっています。
東京大空襲で焼失した本堂は昭和47年、鐘楼は昭和50年に再建されています。
鍋島家累代藩主の墓所
粛然として厳かな空気に満ちています。
(立ち入ることはできません)
墓地内には江戸時代の年号が彫られた墓石がそこかしこに並んでいて、まるでここだけ時間が止まっている様な錯覚を覚えます。
川島なお美さんのお墓はご主人の鎧塚氏のデザインによるもので、墓石に「ロマネ・コンティ」のワインボトルと金色のリボンの帽子が象られ、華やいだ色の花が添えられていました。
(写真掲載は控えます)
偶にはお寺巡りも良いものですね。。。
本日もご訪問頂きまして有難うございました。