「お疲れ様です。」
仕事が忙しい、、、です。
疲れとストレスから普段食べない甘味(飴やチョコレート等)を
「モシャモシャ」と摂取し過ぎて気持ちが悪くなる事も、、、。
気を取り直して、また自転車のお話なのですが、
最近、オークションでシートポストを落札させて頂きました。
(昔はシートピラーとか言われていた気がするので?調べてみたら「ポスト」がイギリス的な
言い方で「ピラー」がアメリカ的な言い方らしいです。)
以前、数本シートポストを持っていたのですが、「こんなに有ってもしょうがない!」と
言う事でオークションで落札して頂き断捨離完了!と思っていたら
使おうと残して置いたシートポストが径違いで、、、
「え~箪笥(押し入れ)の肥やしの自転車のシートポスト無いじゃない!」
(数年間、部屋の押し入れの中に居る自転車ですが、いつかは乗るんです!?)
とっ言う訳で、、、
「Kalloyカロィ 27.2mm 350mm オフセット0mm」を
オークションで落札させて頂きました。
カロィは安価で良い品質の製品を作っていて様々なメーカーと
提携(取引)している様です。
オフセット0mm(セットバック0mmとも言う?)
結構、汚れています。
分かってて落札していますが稲妻(雷?)傷も多数あります。
取り敢えずバラします。
今回はこいつの出番です。
部品は何でもシルバーが好きなのでこの「ストリッパー・アルマイト剥離剤」が
本当に重宝します。
本来は剥離したい部品等が数点集まってから作業するのですが、
今回はこのシートポストで暇潰しをしたいので早速、作業を開始します。
用意するのはカセットコンロ・ステンレス製鍋・ステンレス製トング&オタマ・マスクです。
ここで注意!作業は屋外をお勧めします!(換気設備がしっかりとした屋内なら別ですが)
以前、室内で作業した事があるのですが、「窓を2箇所、とドアを全開でやれば大丈夫じゃな~い?」
何て馬鹿な発想で作業を行ったら、、、「エホッ!エホッ!エホッ!エホッ!!!!」と
咽(むせ)込んでいてしまいました。(マスクをしていてもです。)
では「ストリッパー」を入れてコンロを点火し約50~60℃位(体感)にして
トングやオタマ等で部品を保持しながら茹でます。(揺らすと良い?)
すると画像の様に細かい気泡が出てきて数秒~数分すればアルマイトは剥離しています。
(感覚的なので余りあてにしないで下さい。)
画像のポストの様に物によっては真っ黒になり「えっ!大丈夫かぁ?」
とっなりますが、
水洗いすれば、「ズルッ、ズルッ」と落ちてアルミ地が露出します。
各部品を水洗い後に研磨剤で磨くとウエスが黒くなっているので
アルマイトが剥離されアルミ地が露出した事が分かります。
(アルマイト加工された表面では研磨剤は効きません。)
後は画像にある様な部品成型時のバリ等を削り
只管サンドペーパーと研磨剤で磨いていきます。
ボルトも錆落としを行ったのですが、メッキ部の下まで浸食しているので
「ボルト位は新しいのに交換しようかな~ステンレス製で良いや~」
何て事を思っていたのですが、、、
ボルトの寸法ばかりを気にしていてネットで間違えてチタン製の
ボルトを購入してしまいました。
「あれ?ポストの落札価格と変わらない位じゃない、、、?」
まぁ、、、寸法を間違えていなかっただけ良しとします。
バリを削って大分磨きましたが、
アルミ地の下まで腐食した跡までは除去できませんでした。
ポストもそこそこで
完成しました!
以前のブログでも記しましたが、私の研磨作業は電動工具等を
使わないので時間は掛かりますが、作業を行っていると
(呑みながらの時も)あっと言う間に2・3時間経過している事があります。
嫌いじゃないんです。
研磨作業!特に状態が悪い物程!
折角なのでサドルを付けて自転車へ
セットバック0mmなのでもう少しサドルを後方にした方が良いかも知れません。
サドルはBROOKSブルックスのCAMBIUM カンビウム、
凄く簡単に言うとゴムのサドルなのでメンテが容易で
無精者の私には大変有難いサドルです。
上の画像の自転車に元々付いていたサドル&シートポストは
押し入れの中の自転車へ付け替えました!
これで一件落着!?
えっ?押し入れの中の自転車は?
いつかは乗りますよ! いつかは、、、、
それでは「お疲れ様でした。」