昨日から少しずつ涼しくなってきました。
だがまだ9月は始まったばかり。
これから残暑も予想されます。
毎年9月から涼しくなるということは少なくないので、一応屋根塗装について載せておきます。
こちらは屋根の上です。
サーモグラフィーで屋根を撮影したものです。
職人は青い色で屋根部分の多くは赤色で示されて温度は60~70度に達しています。
ただ白く塗られた部分は塗りたてで塗料で冷やされて温度が低くなっている様子が見てとれます。
ちなみに職人は長袖で暑そうですがこれは空調服というもので外気の空気をファンで送り込ませて体を冷やしているという仕組みの夏用の服になります。
遮熱塗料についてはもう少しこの動画で説明しています。
この熱さでは2階部屋も当然室温が上がると思いますが、地球温暖化という環境にもよくはないです。
そのため都内の各区によって違いますが、日射反射率という太陽熱を受けて熱を発さない遮熱や断熱塗料を使った工事に対して補助金を利用することができます。
世田谷区は環境配慮型住宅リノベーション推進事業という補助金でお隣の杉並区は低炭素化推進機器等導入助成という、名前こそ違えど同じような補助金(助成金)があります。
毎年度予算が決められているので、予算額に達していないか事前に区役所への確認も必要になります。
※令和3年度の杉並区の補助金予算額は満額に達しました。
こちらは塗装職人が施工した補助金を利用した工事内容の一部です。
室内の冷房費の電気代も少なくなり温暖化にも貢献できるというのは一石二鳥です。
それだけ屋根の上は熱いです。
その熱さは職人しかわからないかもしれませんが屋根を手で触ると一瞬でやけどするレベルです。
なので遮熱塗料にするとその屋根表面の温度はガラリと変わってきます。
手で触っても不思議なぐらいまったく熱くなくなります。
補助金になる対象の塗料もある程度決まっているのでぜひ確認してみてください。