がめらのフィールドノート

人と自然との出会いの中から湧き上がった想いや音楽、エピソードなどを、紹介します。

小学6年生と登る硫黄岳~1クラス目

2014年09月03日 | アウトドア
毎度おなじみの都内T小学校の自然教室。
小学6年生で、硫黄岳にチャレンジするようになって3年目です。
今年も2クラスがチャレンジしました。


最初のクラスは、曇り空の中での登山開始。


でも、みんな元気いっぱい。
本沢温泉まで着いても、まったく問題なし!



元気いっぱいのまま、宿泊するやまびこ荘へ。
今回一番きつそうだったのは、カメラマンのチャーリーだったなぁ。
なんか、調子悪かったみたい。




夕食はおかわり自由!!のカレーライス。
でも、男子がおかわりしすぎて、さすがに、山小屋のご主人、「ちょっとそろそろおかわりストップしてくれるかな?」だって。
このクラス、食べ過ぎです!!




夕食を食べたら、やまびこ荘名物の、ヤマネとモモンガの鑑賞会。グループごと順番に、ヤマネの登場を待ちます。

今回、私は写真を撮りませんでしたが(ライト担当に徹しました!)、全員、ヤマネを見ることができました。

先にヤマネを見たこどもたちは、誰からと言うまでもなく、外へ。

さっきまで曇り空だったはずなのに、チラホラ星が見えているという噂が・・・。


外へ出て、空を眺めること数分。
雲がみるみるうちに晴れていって、満天の星空が現れました。

天の川が見えます。
流れ星が流れます。

こどもたちから歓声が上がります。

「まだ、山頂に立ったわけではないけれど、来てよかった」
と、だれもが思う瞬間でした。




翌日は残念ながらガスの中の登山。硫黄岳には全員登頂したものの、眺望は拝めませんでした。



でも、途中、森林限界を抜けたあたりでカモシカ君とご対面!!
全員カモシカを見ることができて、ラッキーでした。




下山して本沢温泉で、希望する子は温泉にドボーン!!
私もこどもたちと一緒に、野天風呂に入りました。
(男女混浴なので、今回は先生の配慮で水着着用で入浴しました。)


3日目は、班別自由行動。
私は、3日目も登山をする!!という班に付き添いました。付き添ったというよりはガイドした、って感じですけど。
詳しい内容は省略いたしますが、とにかくこころ揺さぶられる登山となりました。感動しました。


夜にはキャンプファイヤー。こどもたちの歌のプレゼントができました。
お別れの雰囲気に包まれて、多くの子が涙をながしました。



翌日の退寮式、こどもたち全員が号泣。
それを見て、大人たちも涙、涙。

帰りのバスに乗っても涙がとまらないこどもたち。


一生の思い出になった子も、きっといることでしょう。


いい仕事をさせてもらって幸せだなぁ、といつも思います。

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