がめらのフィールドノート

人と自然との出会いの中から湧き上がった想いや音楽、エピソードなどを、紹介します。

早春の清里高原で指導者講習会

2013年04月14日 | アウトドア
毎年3年生~6年生の3泊4日の自然教室を担当させていただいている都内T小学校。この学校の指導にあたるためには、一定の講習会を受講することが条件となっています。これは、この活動が単なる野外活動やキャンプといった類の活動で終わるのではなく、学校行事として、学校の方針・担任の願いなどをその行事に対して、より効果的に反映させるために私たちプロの野外活動指導者が指導にあたる、という形をとっているからです。

今年も、新たにこの学校の指導に入りたい、という若者が集まってくれました。私の立場は、主任講師とでもいえばいいのかな。この学校の指導にあたって今年で19年目。まだまだこのお仕事がおもしろくてたまりません。

さて、清里駅前に集まってまずは挨拶。駅前の観光案内所でハイキングマップなどの参考資料を集めてから、寮に向かいます。




お弁当を食べたらさっそくハイキング。美し森からキープファームショップに抜ける、本番でもよく使われるコースを、実際に歩いてみます。リードするのは、この学校の指導経験2年目の仲間たちです。私は列の後ろからお目付け役。








夜は、記録ビデオによる講習と、キャンドルファイヤーの実際。本番に向けて、より具体的なイメージをいだいてもらおうという狙いです。







二日目は、直近の5月、4年生が登る飯盛山へのハイキング。下見をかねて、子どもたちを引率する際の注意点などを解説しながら歩きました。









もとより一泊二日ですべてを伝えられるほど甘いものではありません。
でも、一生懸命自分にないものを吸収しようとしている若き指導者の姿は、すがすがしく、そして頼もしいです。


本番は来月下旬。


私も、若者に恥ずべくことのないよう、ぬかりなく準備しなければ。

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