がめらのフィールドノート

人と自然との出会いの中から湧き上がった想いや音楽、エピソードなどを、紹介します。

福島っこ元気村キャンプ in ひだまりファーム

2013年04月03日 | アウトドア
原発事故以来、思いっきり外で遊ぶことが制限されてきた福島の子どもたち。少しでも自然の中で思いっきり遊んでもらいたい。そんな願いから「福島っこ元気村キャンプ」がスタートして丸一年。第3回目の福島っこ元気村キャンプが開催されました。

私は昨年夏の第2回目、ボランティアスタッフとしてかかわらせていただきましたが、今回は運営スタッフとしてかかわることになり、キャンプリーダー(実質的な全体ディレクター)をとして全体を取り仕切ることとなりました。

今回のキャンプ地は、共同村・ひだまりファーム
期間は前回と同じく、一週間です。


実は、キャンプリーダーといいながら、こどもスキーキャンプのお仕事のため、前半戦は不在。取り仕切りは村長・ぼーちゃんにお願いしました。私の登場は4日目から。トホホ


4日目

日の出山ハイキングの予定でしたが、前の晩からずーっと雨
予定を5日目と入れ替えて、「アートな一日」。


午前中はリーフスタンプでランチョンマット作り。








午後は木の枝でキーホルダーとコースター作り。

夕方からは、アートなハンバーグ作り。






もちろん夕食は、世界で一枚だけの手作りランチョンマットの上に、世界でひとつだけのオリジナルハンバーグ。




楽しい楽しい夕食となりました



5日目

ちょっと寒いけど雨もあがったので、日の出山ハイキング。

滝本から入り、山頂を経て、養沢におりるコース。
そんなにきついコースではないけれど、「ふだんの運動量が少ない子どもたちにはきつくないかしら?」なんていうスタッフからの声も聞こえてきました。

いえいえ、そんな心配は無用です。
こどもたちは元気いっぱい






全員、予定時間より大幅に早く登頂

山頂にヤッホーの声がこだまします。




早く着いちゃったけど、とっても寒かったので、さっそくお弁当タイム。
お弁当は、朝、自分でにぎったおにぎりです


下山したあとは、地元の温泉・瀬音の湯であたたまりました。


さて、実は6日目は東京修学旅行。行き先別にグループを作って、細かい計画を立てなければなりません。乗る電車は? 行き先は? 予算は? 決めなければいけないことがたくさん。みんな真剣です。







6日目

待ちに待った東京修学旅行。
男子は、秋葉原のアニメイトとヨドバシカメラに行くグループと、東京スカイツリーに行くグループ(結局天候が悪くて水族館に変更したみたい)。
女子は、原宿から渋谷をブラブラしながら、アクセサリーショップを見て回るんだとか。

やっぱり都会への憧れってあるのかなー。




ちなみに、私は夜のバーベキューとキャンプファイヤーの準備のため、留守番です



7日目

荷物をまとめて掃除をしてさようならです。
このキャンプでは、最後にメソメソ・・・なんてありません。

リフレッシュキャンプですから、みんな元気いっぱいニコニコ笑顔で帰ってもらわなければ困ります。そして、また次回、笑顔で再会するのです





でも、こどもたちがいなくなった部屋はガランとして、ちょっとものさびしい雰囲気。布団を片付けるのもなんだかちょっともったいない。




もうちょっとキャンプ続けたいなぁ・・・とは前夜、村長・ぼーちゃんがもらした言葉。

みんな、そう思ってるんだろうな。


一週間のキャンプ期間中、大勢のボランティアスタッフがお手伝いにかけつけてくれました。
多くの方々から、ご寄付や物品・食材の提供をいただきました。

心からありがたく思います









さて、夏のキャンプの準備にとりかかりますか。


詳しくは公式ブログをぜひご覧ください↓
http://fuku-genki.minnanomori.org/


あ、そうそう、夏のキャンプもボランティアスタッフ募集しますよー。寄付金も物品・食材提供も受付まーす。HPをお気に入り登録して、たまにのぞいてみてください。お願いします

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