がめらのフィールドノート

人と自然との出会いの中から湧き上がった想いや音楽、エピソードなどを、紹介します。

6年生とすごす清里3泊4日・その2

2015年09月08日 | アウトドア
日の出ツアーを終えて帰っていったクラスと入れ替えに、次のクラスが清里に到着。
「うーん、夕べほとんど寝てないんだよねー」とは口が裂けても言えない。

期待に瞳をキラキラ輝かせている子どもたちに、精一杯のパフォーマンスで応えなければ!!

このクラスのY先生は、4・5年生を担任したM先生から引き継いだ、このクラスの子どもたちにとっては「新しい先生」。
今までの思い出をふりかえれば、そこには、Y先生ではなくM先生が登場してしまいます。
もちろんそれはそれでいいのですが、Y先生のクラストして卒業していく以上、この行事でクラス全体の強い思い出を作ってあげたい。


2日目、前回のクラスで途中撤退した「三ツ頭登山」。
今回も空はどんより。天気予報は下り坂。
行けるところまで行くしかない。



みんないいペースで一体となって登り、無事登頂。
頂上でお弁当も食べられて目標達成です。




下山途中から、天気予報通り雨に降られましたが、みんなの表情は満足そうでした。


3日目の夜のキャンプファイヤーはキャンドルに変更。




今回は、担任のY先生がベース(何しろ元プロのベーシストです)、私がギター(チョーヘタクソ)、付添いのS先生が鍵盤ハーモニカ(もうとにかく必死!!)で、バンド演奏を披露しました。
曲目は、こどもたちが選んだ「ハピネス」と「空も飛べるはず」。

こどもたちはチョーノリノリ!!
演奏する方は、必死。とにかく必死。

この先生にしか出せない空気感がそこにはありました。


そして、こどもたちが自分たちで選んだ、クラスの思い出スライドショー。




エンディングでは、やはりこのクラスにも私から歌のプレゼントをさせていただきました。
思いっきり泣けるって、やっぱり素晴らしいな、って思います。

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  わたしが気づいたこと

山にいどんでわかったことが ひとつだけあります
あきらめなければ限界は 必ず越えられるということ
山を下りてわかったことが ひとつだけあります
私は多くの人に 支えられているということ
  山と向き合い 森をかけぬけて 海にもまれて 雪と遊び
  私たちの 思い出は つみかさなって いったね
あなたと ならんで すわっていると なんだか それだけで 安心するんだ
あなたと ならんで 笑っていると なんだか それだけで 幸せになる

あなたとすごして気づいたことが ひとつだけあります
私のことを一番わかってくれるのは 私ではなくあなただということ
あなたを見ていて気づいたことが ひとつだけあります
あなたがいなくなったあとの私は 何を支えにすればいいのでしょうか
  炎を見つめて 友と語り合い 声をそろえて 歌にこころをこめて
  私たちの 絆は 深くなって いったね
あなたと こうして 出会ったのは 奇跡と偶然が重なったから
わたしは これから 旅立ちます つぎの山を 越えるために

  優しいほほえみ きれいな涙 真剣なまなざし 力強い声
  私たちの 思い出よ いつまでも いつまでも
あなたと すごした この場所を いつまでも おべえて おきます
わたしは 歩き続けます あなたの 未来を 信じながら

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追伸

退寮式で、あらためてこどもたちが涙することはしばしばありますが、担任の先生が万感の涙。
出会って半年のこどもたちに、こんなにも強い想いを寄せているんだな、とあらためて琴線に触れるものがありました。

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