がめらのフィールドノート

人と自然との出会いの中から湧き上がった想いや音楽、エピソードなどを、紹介します。

小学3年生とすごす清里高原3泊4日

2011年06月25日 | アウトドア
先月小学4年生と自然教室を行った清里高原に、今回は小学3年生と訪れました。おなじみ、都内T小学校の自然教室の引率、自然体験活動指導のお仕事です。

小学3年生40人とすごす3泊4日。彼らはクラスだけで宿泊するのは初めての体験。行きのバスの車内からうれしさが爆発。異様なテンションの歌合戦が繰り広げられました。


一日目

宿泊施設から徒歩30分で行ける「千ケ滝」で思いっきり川遊び。
こんな大胆な川遊びをする学校は、なかなかないだろうな。クラスだけで行う行事ならではです。






勇気のあるチャレンジャーは、滝の真下まで行きました



やったね


2日目

美し森から清泉寮へのハイキングです。
前夜から雨が降っており、朝も小雨が・・・
出発予定時刻を30分遅らせ、雨があがってから出発。

八ヶ岳には思い黒い雲がかかっていますが、南側の空には白い雲と青い空。




美し森から清泉寮までは、オオヤマツツジのトレイルを歩きました。





ツツジの赤と木々の緑、トレイルの茶色が美しいです。

3年生にとってはかなりの距離を歩いたと思うのですが、みんなルンルンでした




3日目

野辺山エリアにある滝沢牧場で、体験活動の一日です。




乳しぼり(オスの牛はお肉になっちゃうんだって



仔牛の心臓の音を聴診器で聴いてみました(人間より速いのかな、遅いのかな)



牛の餌やり(牛の食欲ってすごいね



ポニーのブラッシング(気持ちいいと歯を鳴らすんだね





他にも、アイスクリーム作りや乗馬体験、バーベキューなど、盛りだくさんでした。



キッャンプファイヤーでは、最後に先生のサプライズで、親からの手紙が渡されました。
炎の前で手紙を開け、思わず涙があふれたこどもたち。

今ここにいられる幸せ。気づかなかった親の優しさ。
離れた場所にいるからこそ感じられる愛情が、確かにありました。

来年はクラス替え。
もう、このメンバーで来ることはありません。
来年の先生は違う先生。

こどもたちの涙は止まりません。


こういう涙って、とても大事な経験だと思います。

大きくなろうね。



T先生、いつの間にか長いおつきあいになりましたが、私の指導に深い理解を寄せていただいて感謝しています。
付添いのO先生、来年はこのクラスを超える体験を生み出したいですね。

チームを組んだ、たみぃ、えっちゃん。楽しく充実した4日間、サポートありがとう。

かけつけてくれた卒業生の、ゆみちゃん、しほちゃん、にっち。脈々と続くこの学校の良き伝統を伝えてくれてありがとう。

カメラマンのチャーリー、ぷーちゃん。あと3くらす続きますね。がんばって! 後の2クラス、また駆けつけますので。

ムービーカメラマンのアボさん。試写会楽しみにしています。


プロフェッショナルの大人たちのサポートがあってこその、充実した自然教室でした。



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2 コメント

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お世話になりました (にっち)
2011-06-28 02:35:20
2日間お世話になりました!

キャンプファイヤーではそんなドラマがあったのですね。残りたかった…

自分たちの時には親からの手紙なんて演出なかったぞ!というちょっとした嫉妬混じりのクレームと、
大御所になった今でもそうやって必ず新しいチャレンジを続けているT先生を心から尊敬しております。

思い返せば18年前、この「クラスで来るのは最後」と我々も泣きましたが、
今更ながらクラスメイトと凱旋することになるとは!
やはり良き思い出がそうさせたのだとしみじみ思います。

そんな押しかけ卒業生も面倒も見て下さって、本当にありがとうございました!!!


※「お約束の雨」のお陰で、当時みんなが泣いたのは食堂の中でしたけど…
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いい思い出ができました (がめら)
2011-06-29 07:13:23
初代の卒業生とこうしてつながっていけるって、本当にいいなって思います。また私は清里に来ていますが、また違う刺激を受けています。
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