ガンバレ!ベンツ君

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お仕事とは

2008年12月13日 | Weblog
世間で、派遣社員や期間雇用社員の解雇の話が乱舞しています。
とても難しい問題ですね。
工場生産ラインに派遣社員OKとしたのは、国の方針もあってのことだったと思います。
固定費の変動費化を企業に与え、雇用機会を創出することで、
全体として好循環を期待していたのでしょう。、
思わぬところで綻びがでてきてしまったものです。

米国のサブ・プライムローン問題からスタートした世界的な金融危機。
世界中でなくなった富の総額は、最も多額な試算では2,000兆円という巨大なもの。
自動車のビッグ3は本当に大丈夫なのか?
日本の自動車メーカーやエレクトロニクスメーカーは大丈夫なのか?
それどころか、自分たちの生活は大丈夫なのか?
そういう不安がつきまといますね。

こんな時にどうすれば良いのか??

答えは、「今できることをしっかりやっておくこと」・・・かな

世の中の全てにおいて、未来永劫安泰ということはありません。
ある瞬間に突出して流れに乗ることはあっても、
「おごれるものも久しからず・・・」というのは800年以上前から言われてきていることです。

僕は、バブル絶頂期に証券会社に入社し10年間働いていましたが、
その10年間は何をやっていたのか・・・
よくよく考えると、ひとつのことだけでした。
それは「クビにならないために、自分の価値をあげること。」

証券会社を辞めてからの10年間は何をやっていたのか・・・
それは「クビになっても、他から『来てほしい』と言われるように、自分の価値をあげること。」
自分の価値をあげるために、本を読んだり、
他の人がやりたがらない仕事を積極的に受けてきました。
全部、ノウハウとして今の自分に活きています。

今の会社の若手にも言うんです。
「やるかやらないかは別だけど、
自分の価値を上げるために、時間を惜しむな!」と。
寝てる場合じゃないし、のんびりと飯をくっている場合でもありません。
他の人と同じことをして、権利ばかり主張しても、結局は大きな都合に左右されます。
僕が20年前から考えていたのは、
他の人より圧倒的に努力を重ねて、圧倒的な能力を発揮しないと、
埋もれてしまう時代が来ているんだということです。
実は20年前から、雇用の本質は何も変わっていなくて、ただ目に見えてきただけなのではないでしょうか。

そうならないためにも、今できることをしっかりやっていくべきではないでしょうか。

就労問題で苦労している人は多いと思います。
社会のせい、会社のせいにするのも分かります。
実際に、社会と会社の責任は重いでしょう。
会社が苦しくなった時には、スパっと解雇すればいい!
という程度の予測しかしていなくて、社会的な反響や影響まで予測していなかった。
つまりリスク管理が甘かったということだと思います。

一方で、個々を省みると、今の自分は過去の積み重ねの結果・・・
というのも真理だと思います。

僕の親父とお袋は、理容師と美容師です。
おじいちゃんから勘当されて、無一文から這い上がってきた二人ですが、
大変な時代に、いつも二人で励ましあっていたそうです。
「あなたとわたしで、腕が4本。学はないけど、4本あれば食うには困らん。」
と、踏ん張ってきて幸せな(?)70代を謳歌しています。
多分、その瞬間にできることを精一杯やってきた積み重ねだと思います。

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4 コメント

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こんちにわ♪ (チエ)
2008-12-14 13:48:41
アキラサンのお父様、お母様の様なご夫婦…ステキですね。

お二人でしっかりと手を取り合って支え合って生きて来られたのですね
憧れます


『手に職を…』とよく言います。技術のある人は強いです。

知識や資格は持ち運びや置き場所も要らず消えない財産ですね

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チエさん、またこんばんは! (アキラ)
2008-12-14 22:35:48
美談ですよね~。
本当は・・・親父殿とお袋様は逆境時には仲良しなんですが、そうでないと・・・
仲が悪くなると大変なので、そんな時は息子二人が問題を起こすんですよ!
すると、仲良し夫婦になります・・・
親孝行な息子たちでしょ
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〓ホント〓 (チエ)
2008-12-15 04:13:05
もうソロソロかなって、頃合い加減、絶妙なタイミングを見計らう訳ですね
親子愛

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チエさん、おはようございます! (アキラ)
2008-12-15 09:09:07
ありがとうございます。
おかげで、我が家はいつでも仲良し家族です
いくつになっても、仲良しというのは、良いことですよね
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