絵本の会がらがらどん

絵本・紙芝居研究。毎年11月には小学校訪問があり、11月の記録にはその本のタイトルなどをアップしています。

「いっしょに読もうか・黄色いエプロン」

2007年05月06日 | Weblog
 中央図書館ができたらやってみたいと思い、書いてみました。どなたでもご意見を寄せてくださればうれしいです。また、黒埼図書館で少しやりはじめています。

 数年前初めて「個別読み聞かせ」で検索したときは、たしか北陸地方のどこかの図書館ボランティアが黄色いエプロンをしてやっているとヒットした記憶があります。今回、「黄色いエプロン」で検索して、東広島の図書館での様子を見ることができました。多少違う部分もありますが、似たイメージです。研修用文献や活動時間については、まだ調整中です。

企画
「いっしょに読もうか・黄色いエプロン」
                         19年5月 石倉恵子

「個別読み」が分かりにくいとの図書館の指摘が以前ありました。個別読みを変更して「いっしょに読もうか」にしました。 
                    
1 主旨:
ボランティアが相手の文化を受容することにより、共に本を楽しむことを実践する。

2 内容:
ボランティアが、個人か小集団相手に本などを読み聞かせる。または一緒に読む。

3 場所:
中央図書館おはなしの部屋か児童書コーナーの椅子。どちらでも良い。
     
4 時間:
第一水曜日午前10時半から12時まで下記の会が当番で活動する。その他に、開館時間内でボランティアの都合の良い時間に行う。同時刻に2人まで活動できる。

5 道具、姿:
名札と黄色いエプロン
・・絵本の会がらがらどんが2枚用意し、図書館の所定の場所に保管する。
看板
・・床に立てられるような看板を図書館が2枚用意する。(これも自分たちで作るかどうか検討中)
活動するときに、ボランティアは自分の近くに置いておく。文案は「本をいっしょに読むボランティアです。なにか読んでほしい人は、きいろいエプロンの人に声をかけてください」
ノート
・・活動した記録のために、図書館が用意する。記録内容は「ボランティア氏名」「活動時間」「相手のおおよその年齢・性別」「読んだ書名(記憶にある程度でよい)」「感想」

6 対象となる受け手:
どなたでも

7 ボランティアの資格:
「絵本の会がらがらどん」「おはなし日和」いずれかの会員。
将来的には他団体にも呼びかけたい。ボランティア団体の会員で、内容に賛同し、希望する人が個人で行う。
保険は在籍団体でかける。これだけをやりたい人もどこかの団体に入ることを条件とする。

8 図書館連絡網:
在籍団体で受け取る。

9 広報:
中央図書館のボランティアとして広報して欲しい。第一水曜日午前と、「随時」などの表現でお願いしたい。

10 研修:参考文献を読む
『子どもの声を聴く』山下裕子/編・著 (明石書店)・・チャイルドラインの本は最近新しい資料がでたそうです。そちらに変更予定。
『今どきの大人と子どもの本』赤木かん子(木城えほんの里ブックレット)
『ねっ!語らいの子育て』 寺内定夫, 花岡道子(童心社)


11 やり方:
① ボランティアはエプロンと看板をセットして、何冊か絵本や紙芝居を持ち、児童書コーナーですごす。
② 読んでほしい人が、自分の希望する本か、ボランティアが持っている中から選ぶ。
③ 自分からは誘ったり、声かけをしない。
④ 子どもの場合、保護者の許可を得る。
⑤ 横に並ぶなどして、希望された図書館の資料を読み聞かせる。対話して読むこともある。批判的な言葉をはさまない。
⑥ 帰るときに、所定のノートに記入する。


その他

・初見で読むことになるのでしどろもどろに読むことも多いでしょう。そんな様子は「口べたの紙芝居屋さんが住む町」にも通じるところがあると思っています。
・また、「読書アニマシオン」というのでしょうか、間違えたりすると聞き手の脳の活性化につながり、自分から進んで読むというような気持ちになるのだそうです。
・夏休み中など、小学生高学年から高校生くらいまでの子どもができるボランティアとしてやってみることも、もう少し先に提案したいと思います。
・6月には読み聞かせボランティアの交流会があると思うので、そのときに他の団体の方にも説明できたらいいなと考えています。ただ、「紙芝居ボランティア講座」を6月23日午後にやる予定なので、ぶつからないことを祈るのみ。
                       
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