あなたを見失いそうになる時
私の心に尋ねる
何を与えられてきたか
そして思いだす
あなたは私を揺らし
あなたは私を昇らせ
あなたは私を爆ぜらせ
あなたは私を突き落としてきた
あなたは私の創造主
すべての動機は
あなたにある
私の心に尋ねる
あなたを見失っていないか
あなたを見失いそうになる時
私の心に尋ねる
何を与えられてきたか
そして思いだす
あなたは私を揺らし
あなたは私を昇らせ
あなたは私を爆ぜらせ
あなたは私を突き落としてきた
あなたは私の創造主
すべての動機は
あなたにある
私の心に尋ねる
あなたを見失っていないか
悲しいかな
初めから最後まで
独りなのですよ
知っていたでしょう
解っていましたよ
けれどたまには
そう思わない日も
そう思いたくない日も
ありました
しかし何もかもが
この手からすり抜けていき
驚きと虚しさだけが
じわじわと染みて
ただ立ち尽くす
そして
初めから最後まで
独りなのだと
当然の答え合わせをして
自分の立ち位置に戻るのです
あなたがあなたである限り
私が私である限り
誰もが逃れられない
限界なのです
それを受け容れるところから
すべてが始まるのです
そこから
ここから
踏み出すには
受け容れるところから
あなたと私はきっと
いつか
手をとりあえる
独りではなくなる時が
いつか
擦り減ってゆくのを
数えていませんか
懸命に生きれば
擦り減るのは
仕方がないのですよ
身を尽くしているのでしょう
懸命であるからこそなのです
確かに辛いことです
悲しみが募ると
いつかは尽きてしまいます
狡さを知らないのですね
それは知らなくてもよいことであり
使い方によっては
あなたを守るものでもあります
そろそろ知ってもよい頃でしょう
擦り減るものが無くなるところではありませんか
デクリメントし続ければ
いつかはあなたが失われてしまいます
自分を器用に守りなさい
これ以上
傷つき続けなくてよいのです
懸命に
そして
器用に