世界一の記録を集めたギネスが認定している「世界一辛いトウガラシ」
現在その座に君臨するのは2011年に認定されたトリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラーという。
これは防護服無しには調理できないほど激辛のトウガラシ、とのことらしいが、
なんとこのトリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラーを上回る辛さのトウガラシがアメリカで発見された。
トウガラシの名前は「Carolina Reaper(キャロライナ・リーパー)
このトウガラシは、辛さを測る単位スコヴィル値が約300万スコヴィルに達し、
先のトリニダード何チャラのスコヴィル値146万3700を遙かに上回る数値をたたき出したらしい
激辛トウガラシとしてよく知られる「ハバネロ」のスコヴィル値は最大35万程度なので、
キャロライナ・リーパーの辛さが殺人的レベルのものであるということだけは納得
そもそも激辛トウガラシブームの火付け役的存在のハバネロが知れ渡ったのが20年位前
世界一の称号を得ていたときのスコヴィル値は、約57万スコヴィル
当時は「これ以上に辛いトウガラシは作れない」と信じられてたが その後、
世界初の「Super Hot」の領域(スコヴィル値が100万以上)に入ったブート・ジョロキアが発見された
その後もインフィニティ・チリ(106万スコヴィル)やナーガ・ヴァイパー・ペッパー(138万スコヴィル)
そして約150万スコヴィルのトリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラーなど多くの激辛トウガラシが発見されてきた
そんな中で、激辛トウガラシを栽培することに憑りつかれ挑戦する 「Chiliheads」のような
常により辛いトウガラシの種子を求め、それで一獲千金を狙う輩集団も存在する・・・・ドMなのかドSなのか?
特にアメリカ国内では、「これが世界一辛いトウガラシの種だ」といって種を販売する業者も多く存在
しかし、キャロライナ・リーパーを栽培するはCurrieさんは「金儲け目的ではない」、とのこと
一時期は激辛トウガラシを栽培するコミュニティを敵に回したこともあるCurrieさんだが
本当の理由は彼の家系に関するところからトウガラシ栽培に関わるようになったらしい
心臓発作とガンの家系にあるCurrieさんは研究の結果、辛い物を食べることは
病気の発生リスクを下げる作用があるということを発見したことから、トウガラシの栽培を始めたんだとか
オラも 辛いものは好きだが、程度と言うものがある。 これは体に良いわけないと思うのだが・・・