根子岳山窓

(阿蘇住人の山行記です。)

久住山 10月29日(日)

2023年10月29日 22時09分51秒 | 大分県

久住山(1787m)   
(ファミリ-登山)

令和5年10月29日 (晴れ時々曇り)

登山に興味を持ち出した娘の昨今、「久住山には未だ登っていない・・・」
ということであつたので、紅葉時季を目論んでいたが
娘の都合で今日の山行となった。

目的地は久住山であるが登路沿いから眺める
沓掛山・扇ケ鼻・星生山の紅葉に期待して牧ノ戸峠から出発。

<この時間帯、牧ノ戸峠駐車場の空きは無いはず・・・
猟師山・合頭山登山口までの縦列路駐を横目にして
牧ノ戸峠でUターンしてこようと思っていたら
娘の気づきで一台だけの空きスペ-ス発見(大儲けの笑)

(行程) 牧ノ戸峠登山口(発9:00)→沓掛山の肩(着9:30)→扇ヶ鼻分岐(着11:00)→
     久住分かれ避難小屋(着11:45~昼食~発12:30)→久住山頂上
    (着13:20~発13:35)→久住分かれ避難小屋(着14:15)
   →扇ヶ鼻分岐(着15:00)→牧ノ戸峠登山口(着16:20)→筋湯温泉

【沓掛山の肩からナベ谷を望む(扇ケ鼻方面)】
冷たい風が吹き付けいた駐車場から約30分で沓掛山の肩に着く。
風も穏やかになり、風よけジャケットを脱ぎ、紅葉模様を展望する。

【沓掛山の肩からナベ谷を望む(瀬の本高原方面)】

 

【私の好きなカラ松林】
季節を問わず四季折々の風情が楽しまれる。
新緑~黄葉~落葉~樹氷

【夫婦ともに初めてのくじゅう登山道を歩く】

【山並みの広がりに感動している模様・・・】

【星生山西斜面の紅葉】
陽は射していないが紅葉ピークは過ぎている。
楓の木立は見頃の彩り・・・

【ススキの穂波に癒され西千里ガ浜を快適に歩く】
正面には三角形に屹立する久住山
左の稜線には星生崎の岩峰が迫る。

【星生崎直下の岩場】
眼下には久住分かれ避難小屋
避難小屋広場で風に吹かれながらの昼食。

< 久住山山頂へ行くか、行かないか 
晴れたり曇ったりの空模様、頂上は風に吹かれるだろう?
風に吹かれるより下山路で
見頃と思われる肥前ケ城西壁の紅葉見学の
選択肢案を示す(私の脚も、実は疲れていたので・笑)。
久住山頂上制覇の登高意欲が強い娘の意向をくみ取り、
二人で決行、
捻挫が完治していない幸さん(娘の夫)は大事を取って下山。

【積み重なる溶岩の岩を踏み歩く】

【頂上直下・溶岩が散乱する急斜面】

【山頂記念写真】
山頂を極めた娘は、
「登った人だけしか観られない景色」「世界を征服した」・・・
等々の言葉をつぶやいて
達成感に浸っていたようである。

【久住山山頂にて】
幸いにも頂上では風も弱まり安堵・・・

【眼下に展開される久住高原のパノラマ】
久住山の高度感を多分味合ったことであろう?

【頂上より窪地に建つ避難小屋を望む】
バツクは星生崎と星生山

【下山路・西千里ガ浜に揺れるススキの穂波】

【沓掛山直下の紅葉を振り返る】
陽が入ればモット映えるのであるが・・・

【登路沿いに映える散りもみじ

(2023.11.8日 加筆)

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三俣山 10月23日(月)

2023年10月23日 23時02分54秒 | 大分県

三俣山(本峰1745m)    
(本峰直下に座す大岩から紅葉展望)

令和5年10月23日(穏やかな秋日和)

烏帽子岳(5.16日)以来であるから5か月振りの登山となる。
庭仕事のやり過ぎで足腰に疲労感を覚える
ものの矢張り観たい紅葉・・・
朝陽に映える紅葉写真を撮ろうと
我が家を5時に出発、登山口6時スタートと計画して寝床に入ったが、
夜中の3時に目が覚めてしまい「ラジオ深夜便」聞きながら
寝過ごして我が家を7時過ぎ出発となってしまった。

(行程) 大曲登山口(発8:40)→諏蛾守越(着10:00)→西峰分岐(着10:30)→
    三俣山・本峰頂上(着11:10)→山頂直下に座す大岩 (着11:30~発12:00)→
    本峰頂上(着12:10~昼食~発12:40)→
    Ⅳ峰頂上(着12:50)→諏蛾守越(着14:00)→大曲登山口(着14:45)

【牧ノ戸峠直下のやまなみハイウェイ展望所から阿蘇の涅槃像を望む】

【鉱山道出合から北峰西壁の紅葉を仰ぐ】
今日の目的はこの西峰西壁の紅葉なり・・・

【三俣山(本峰1,745m) 】
コ-スタイムは大曲登山口から2時間30分
昨年も前々年度もほぼ同じタイム(笑)

【山頂直下に座す大岩】
お鉢巡りは今回断念し(今週末、久住山を予定しているため脚力温存)、
この大岩によじ登り
紅葉模様を堪能することとした。

【岩頭からの展望】

【岩頭からの展望】
眼下に大鍋小鍋そして平治岳、遠景に由布岳

【北峰西壁断崖を彩る紅葉】

【鞍部から北峰山頂ル-トを染める紅葉】

【眼下のお鍋小鍋】

【大鍋湖底付近の紅葉】

【極色彩を放つ錦の紅葉】

【大曲登山口から北峰西壁を振返る】

【うたせ湯】
筋湯温泉・打たせ湯で足腰肩の疲れを癒やす。

(三俣山山行歴)

  10. 2022/10/19 三俣山(本峰からお鉢巡りコ-ス) 
 9. 2021/10/28 三俣山(本峰からお鉢巡りコ-スの紅葉散策)
 8. 2019/10/28 三俣山(お鉢廻り)
 7. 2011/08/03 三俣山 ( 舞鶴尾根~北峰~大鍋火口底~雨が池への周回)
 6. 2011/05/20 指山~北峰~雨ガ池 ①
 5. 2010/10/16 三俣山(すがもり越~三俣山~坊ガツル~北千里ケ浜~すがもり越)
 4. 2009/10/23 三俣山 (大曲~北峰~南峰~Ⅳ峰~大曲)
 3. 2009/06/07 三俣山
 2. 2008/10/26 三俣山
 1. 2008/06/07 三俣山 

(2023.10.27 加筆)

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三俣山 10月19日(水)

2022年10月19日 22時08分50秒 | 大分県

三俣山(本峰1747m~北峰1690m)    
(お鉢巡りコ-スの紅葉散策)

令和4年10月19日(穏やかな秋日和)

暖かい日が続いていたので紅葉到来はまだ先であろうと思いつつ、
ヤマップで大船山(1786m)を検索(10/15日)すると
御池(おいけ)周辺は最盛の紅葉模様である。

大船山に登りたいのはやまやまであるが、私の今の体力では無理・・・
それが故に手頃の山として三俣山か星生山・像が鼻のどちらかに登高
しょうとヤマップで調べると三俣山が見頃を迎えているようである。
三俣は昨年10月28日に登っているので昨年より10日程早い紅葉登山となる。

庭と菜園の連日作業で足腰の痛み(強張り)が残っているので、
マイペース(スロ-)でしか歩けないのが現状である。(苦笑)
それ故、相棒の石ちゃんを誘えば迷惑を賭けることとなるので
今回も単独行とした。

今日は大陸から高気圧が張り出し、
九州全域が秋晴れの予報でその好機を狙って本日決行。

(行程) 大曲登山口(発7:10)→諏蛾守越(着8:15)→西峰分岐(着8:55)→
     三俣山・本峰頂上(着9:35)→山頂直下の断崖に座す大岩 (着9:40~発9:50)
     大鍋入り口の鞍部で写真撮り→ 北峰頂上(着10:45~発11:00)→
     小鍋の縁で昼食(着12:05~発12:45)
     →Ⅳ峰分岐→諏蛾守越(着14:10)→大曲登山口(着15:15)

 

 

【牧ノ戸峠直下のやまなみハイウェイ展望所から阿蘇の涅槃像を望む】

【諏蛾守(スガモリ)小屋「「愛の鐘」と「歌碑」】
大いなる 九重の山に 若人の ゆめまもりてと いのる鐘なる
愛の鐘を寄贈した(昭和37年5月)久留米市の歌人
・倉田厚女史(月星ゴム倉田副社長夫人)の歌

【【三俣山本峰直下のⅣ峰分岐から根子岳の雄姿を拝む】
盟主・久住山を左に、星生崎を右にその鞍部となる久住分れを前座にして
その奥に座すこのアングルはまさに拝むという感動の根子岳の山姿である。
手前には「北千里ガ浜」も視えている。

【三俣本峰頂上から望む北峰の紅葉】

【本峰直下の断崖に張り出した大岩からの展望】
北峰稜線から懸け落ちる、西絶壁を染める圧巻の紅葉。
その下には指山(ゆびやま:1449m)が観える。
一昔前(2011.05.20) 指山~北峰~雨ガ池 
の指山ル-トから北峰に登上げた思い出が蘇る。

【燃える北峰西絶壁の紅葉】

【断崖に張り出した大岩に、座ってからの眺め】
シャッターを押した人は福岡からお出での親子(母と娘)登山者で
三日前にも三俣に来られたとの事・・・
子供の頃、すがもり小屋で撮られた写真が思い出に残り
くじゅうが好きになったと呟いておられた。
この親子さんとは、鉱山道路で出会い、小鍋の縁で別れるまで
追越し追越されの道中歩きであった。
昨年も、同様なケ-スで佐賀からお出での人との思い出が残る。
山は単独行でも楽しいなぁ~(笑)

【断崖に張り出した大岩から大鍋・小鍋を望む】

【本峰と北峰の鞍部から北峰山頂部を仰ぐ】

【鞍部から西側に入り、岩塊が点在する岩頭からの景観】
指山ル-トに流れ下る紅葉の滝

【鞍部を離れ、北峰直下の登路からの景観】
大鍋の火口底に流れ下る斜面の紅葉

【上の画像をズームで】
錦繍で彩られた山斜面

【極彩色の紅と黄】
陽が入ればモット良かったのであるが・・・(苦笑)

【本峰、南西斜面の紅葉】
斜面崩壊で幾筋の谷が刻まれ、紅葉が長く流れ下る。
圧巻・圧巻の感動ものであった。(笑い)

【北峰直下の登路から大鍋山頂部を眺める】

【北峰山頂から大船山方向を展望】

【大鍋山頂部の紅葉】
鮮やかな紅葉が全開・・・

【上の画像をズームで】
遠景には大船山が視える。

【小鍋の縁から南峰方向を仰ぐ】
迫り来る錦秋・・・

【お鉢廻りの登路(小鍋の縁)から大船山を望む】
山頂には人影が溢れている・・・

【下山後、大曲の車道から本峰と北峰を振り返る】

【上の画像をズームで】
北峰西絶壁を彩る紅葉

【おごもり花公園のコスモス】
帰路の途中、自宅近く(車で10分)で出合ったコスモス
(阿蘇市尾篭地区に流れる黒川の土手沿い・背後の山は外輪山)

(登山を終えて)
三俣山本峰(1747m)から北峰(1690m)山頂を踏み、大鍋・小鍋の
火口縁を辿るお鉢廻りコ-スを散策。
穏やかな秋晴れの下、最盛の紅葉と出合い
燃えるような紅葉三昧を楽しんだ。

(余録)
登山前日は裏庭の植木2本(ミツバツツジ・久留米つつじ)を掘り起こし、
夕方の暗くなるまで移植作業(菜園を広げるため)を行い、
足腰の強張りが残る中での登山であった。

帰宅後、コ-スタイムが気になり昨年登った時と比べてみたら、
登山口出発時刻から下山まで時刻が偶然にもほぼ一緒となった(笑)。
(特に意識して合わせたものでも無いのに・・・)

チェックポイントの通過時刻
 (今回)
大曲登山口(発7:10)→諏蛾守越(着8:15)→西峰分岐(着8:55)→
三俣山・本峰頂上(着9:35)→山頂直下の断崖に座す大岩
(着9:40~発9:50)大鍋入り口の鞍部で写真撮り→
北峰頂上(着10:45~発11:00)→小鍋の縁で昼食(着12:05~発12:45)→
Ⅳ峰分岐→諏蛾守越(着14:10)→大曲登山口(着15:15)

(2021年)
大曲登山口(発7:10)→諏蛾守越(着8:20)→西峰分岐(着9:00)→
三俣山・本峰頂上(着9:40)→山頂直下の展望大岩塊 (着9:50~発10:00)→
北峰頂上(着10:40)→小鍋の縁で昼食(着12:10~発12:40)→
本峰頂上(着13:10)→諏蛾守越(着14:10)→大曲登山口(着15:10)

(2022.11.07 加筆)

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三俣山 10月28日(木)

2021年10月28日 22時06分01秒 | 大分県

三俣山(1747m)    
(本峰からお鉢巡りコ-スの紅葉散策)

令和3年10月28日(穏やかな秋日和)

ネット情報で知る限りでは今年の紅葉は遅く、
色付きが良くないとのコメントが総じて多い。
それでも「桜のお花見」と一緒で「錦秋の紅葉」を観ないと心が収まらない。

週間天気予報では今日は風も無く麗らかな秋日和・・・
いつもなら相棒の石ちゃんを誘うのであるが右足太腿に
軽い痛みを感じる(畑と庭の整地作業でスコップを使い過ぎた為)ので
同行に迷惑がかかると思い単独で出掛ける。

目当ての山は扇が鼻か、三俣山かと迷ったが見頃は三俣と決め、
大曲登山口を目指してやまなみハイウェイを走る。

(行程) 大曲登山口(発7:10)→諏蛾守越(着8:20)→西峰分岐(着9:00)→
     三俣山・本峰頂上(着9:40)→山頂直下の展望大岩塊 (着9:50~発10:00)
    →北峰頂上(着10:40)→小鍋の縁で昼食(着12:10~発12:40)
       →本峰頂上(着13:10)→諏蛾守越(着14:10)→大曲登山口(着15:10)

 

【諏蛾守(スガモリ)小屋「愛の鐘」の横に刻まれた歌碑】
「大いなる 九重の山に 若人の ゆめまもりてと いのる鐘なる」
愛の鐘を寄贈した(昭和37年5月)久留米市の歌人
・倉田厚女史(月星ゴム倉田副社長夫人)の歌

【二人連れの山ガールは西峰へ向かう】
大曲から入山して最初に出合った登山者は、
鉱山道出合直下で朝食を開いておられた二人連れの山ガ-ル・・・
山の挨拶を交わしその場を離れたがその後、
「追いつかれ追越し」を何度か繰り返して西峰に向かれた二人。
私は西峰をパスして本峰に向かう。

四峰分岐でまたまた出会い、山談義となる。
三俣は初めてとの二人(佐賀と福岡)、今日は三俣五峰を踏破するとの事、
雲に隠れて微かにしか見えていない山姿を指して
「あれ根子岳でしょう・・・」との問いかけ、
そこから話は深まり私のブログを紹介し
二人の写真をアップすることの了承を確認する。
この後も、明朗爽快な二人の姿は私のスナップ写真に納まり
ブログにアップすることとなる。

【三俣山本峰頂上】

【本峰頂上から北峰の紅葉状況を窺う】

【本峰直下・断崖絶壁の大岩塊からの展望①】
前回(2019.10.28)紅葉散策した時、
初めて見つけた私のお気に入りの展望岩・・・
本峰頂上から大鍋に急降下する登路の左側の
木立の藪筋に踏み入ると
直ぐに、巨大な岩塊が断崖絶壁の崖に張り出ている。

【断崖絶壁に張り出した大岩塊にて】
シャッターボタンを押した人は、登路で出合った老人で
水俣を3時に出発されたとの事、
「眺めの良い場所が在りますよ」と言って私が道案内する。

【大岩塊からの展望②】
北峰頂上斜面

【大岩塊からの展望③】
本峰と北峰の鞍部、鞍部から右に下れば大鍋の火口底へ

【指山ル-ト側に流れる下る紅葉の滝】
鞍部から左に分け入り、不規則に座る露岩を
踏み渡り、岩頭からの眺め。

【節理状の岸壁に映える紅葉】

【鞍部の登路から北峰頂上を仰ぐ】

【先ほど眺めた、断崖絶壁の大岩塊(右)を確認する】
登路から振り返ると「そそり立つ大岩」が二つ存在する。
左の岩は、登路から見えるが右の岩は、木立を踏み分けて
歩かないとその存在が判らない。

【パッチワ-クのような紅葉模様】
北峰に上がる登路から鞍部を振り返ると、
大鍋の火口底斜面を特異な模様で彩る紅葉。

【北峰山頂部からお鉢巡りの縁を展望する】
遠景には霞んで観える左から平治岳・黒岳・北大船山・大船山の連峰

【北峰山頂部の展望岩からの景観①】

【北峰山頂部の展望岩からの景観②】
二人連れの山ガ-ルとは山頂で分れ、
私より先行して南峰に向かわれる。

【登路上の大岩に立つ佐賀の山ガール】

【山ガ-ルに奨められ岩頭に立つ】
シャッタ-を切る人は福岡の山ガール

【ここでお別れ、手を振る二人連れの山ガール】

【小鍋の紅葉】

【眼下は坊ガツル】
小鍋を過ぎて、大鍋の外輪尾根上の展望台で昼食。
このロケーションは大船山や三俣南峰そして大鍋小鍋の外輪も望める
絶好な休憩場となっている。

【大鍋から本峰に向かう途中の登路で出合った景観】
この岩場は多分、
本峰から大鍋に下る登路沿い(右側)の展望岩と思われる。
私が眺めた断崖絶壁の大岩塊は
画面左上の角にチョコット視えているようである。

【復路で再度、本峰頂上から北峰を眺めて下山】

【登路沿いのリンドウ】

(2021.11.10日 加筆)

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星生山 6月20日(日)

2021年06月20日 22時43分43秒 | 大分県

くじゅう連峰・星生山(1762m) 
(星生崎から東尾根~西尾根への縦走)

令和3年6月20日 快晴

今年のミヤマキリシマ開花状況は、梅雨入りが早かったせいか
例年になく各山まちまちの模様である。(日照時間が影響したのであろうか ?)

前回登った(5/31日)平治岳では7~8分咲きの花を愛でることとなり
未消化の観賞登山であった。

次なる山を、
昨年(2020.6.16日)も観賞した星生山と決め打ちして様子見を(ネット情報で)
していたが、雨の都合で最盛の時期を逃したようである・・・
 にわかに訪れた「梅雨の晴れ間」
昨日、今日そして明日も明後日も晴れ間が 続きそうである。

今朝はカラリと晴れ、絶好の山行日和となった。
澄み渡った「瀬の本高原」の緑一面の原野を
車窓から眺めながら、目指す牧ノ戸峠へと車を走らせた。

今日の行程は
星生山分岐からの直登を避け(急勾配であるので) 西千里ガ浜を東進し、
星生崎岩峰の基部を右にトラバ-スして星生崎に登り上げ、
そこから東尾根の岩稜を辿ることとした。

(行程) 牧ノ戸峠登山口(発8:20)→星生山分岐(着10:10)→星生崎岩峰基部(着10:25)
   →星生崎頂上(着10:40)→東尾根→星生山(着11:20~昼食と撮影~発12:10)
   →西尾根→扇が鼻分岐(着12:40)→牧ノ戸峠登山口(着14:20)

星生山のミヤマキリシマ (令和3年6月20日) 1/2

星生山のミヤマキリシマ(令和3年6月20日) 2/2

【根子岳をズーム】

【眼下の唐松林と背景は星生山西斜面】
旧登山道を歩き、私のお気に入り風景(カラマツ林)を最直近から眺める。

【登路沿い(ブロッコリーの丘付近)の大株の花】

【白花のミヤマキリシマ】
星生山分岐付近の登路道下(肥前ケ城への取り付き点)に咲く。

【星生山分岐から見上げる星生南壁のミヤマ】

【星生崎岩峰を登路より仰ぐ】
西千里ガ浜の東端から傾斜をつけながら
岩石(溶岩の岩)が積み重なる登路に変わる。

登路の峠付近に差し掛かると道は左上側に分岐する
もう一本の道が星生崎側に延びている。

久住分かれの避難小屋側には下らず星生崎岩峰の基部を右に巻き、
小刻みに付けられたジグザクの急勾配を駆け上がると
避難小屋裏からの道と重なり星生崎頂上に至る。

【登路から眺める久住山と眼下の避難小屋】
天を突くような盟主・久住山の槍の山姿と流れ下る裾野。
避難小屋広場からの登山道も一目瞭然に見え、
ここからの景色は久住山が間近に迫る圧倒的な
ビューポイントと確信した。

【星生崎山頂からの眺望】
今から縦走する登路の全容が窺える。
東尾根の岩稜から西千里ガ浜へ流れるスロープが美しい・・・

【登路から眺める三俣山】
ピンクに染まる 西峰・本峰・Ⅳ峰・南峰が迫る。

【東尾根岩稜上の溶岩造形美】
四角い窓の先には西千里ケ浜・肥前ケ城・扇ケ鼻・・・
この窓は「星生の窓」と呼称されているらしい。
登路は窓の外側にも在るのかな???
今回は内側を辿った。

【登路から眺める阿蘇五岳方面】

肥前ケ城山頂部を望む】
ピンクは薄い(最盛を過ぎたのか?、花の裏年なのか?)

【登路から眼下を望む】
西千里ケ浜を歩く登山者の姿を眺めて(高みの見物)楽しむ。
扇が鼻もピンクは薄い・・・

星生山頂上直下の南壁に張り付くピンクの景観 
(東尾根側からの4景)

【こんな光景もありました】
断崖絶壁に座る山ガ-ル

【星生山頂上】

【星生山頂上から三俣山と遠景に由布岳】

星生山頂上直下の南壁に張り付くピンクの景観 
(西尾根側からの5景)

 

 

【山頂から離れ大曲ル-ト(星生新道)側に立ち入る】

【西尾根末端の崖斜面に咲く、白ドウダンツツジ】

【西尾根末端の崖斜面に咲く、紅ドウダンツツジ】

【西尾根末端の崖斜面から下った所の花】
西千里ガ浜(池塘)からのせせらぎ沿いに咲くミヤマキリシマ

【谷空木(タニウツギ)】

【話題のウグイス】
数人の登山者が立ち止まり鳴き声を聞いておられる。
「今朝も同じ木にとまり、鳴いていた」と呟いておられる・・・
登路の目の前で「法 法華経」と鳴く。
うぐいすの「谷渡り」であろうか?、
いつまでも木から離れず鳴き続ける・・・
こんな遭遇は初めての経験であった。

登山を終えて

行程距離は前回歩いた平治岳と同じ往復8km位と思われるが、
きつい上り坂を避け、疲れないコ-スを選定したので程よい疲れで登山を終えた。

星生崎直下から東尾根に上がるル-トは、
今回が初めての歩きで、取り付き点の道探しに不安があったが、
現場に来れば迷うことなく登路に乗れた。

星生崎頂上から稜線を辿る縦走路は、
東尾根から星生山頂上を踏んで西尾根へ下るのであるが、
東と西では足場がガラリと一変する。
岩稜の東尾根では緊張の連続であったが西尾根に移ると
草付きの尾根道となり、緊張感から解放され、
リラックスを楽しむ下山路となった。

(備忘メモ)
 登山前日の土曜日は、親戚の四十九日の法要(91歳・5月2日逝去)に出席し、
忌明けの酒を飲み過ぎていたせいか? 筋肉のたるみ感があり、
スローペースの歩きでもあった。
(イヤイヤ・・昨今はいつもスロ-歩きの登山になっている・・・苦笑)

(2021.07.05 追録)

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