根子岳山窓

(阿蘇住人の山行記です。)

平治岳 5月31日(月)

2021年05月31日 23時11分53秒 | 大分県

平治岳 (ひいじだけ・1643m)   
 (男池コ-ス)

令和3年5月31日 快晴

*平治岳のミヤマキリシマ開花状況速報
  →花の盛りは7~8分程度で・・・ツボミの株も相当あり、
   見頃は週末頃からかと思われる。

今年の花木の開花は、桜もアケボノツツジも例年になく開花が早かった。
ミヤマキリシマも同じであろうと想定していたが、
ネット情報を見る限りでは例年通りのようである。

5月15日が九州北部の梅雨入り(平年より20日も早く、統計史上2番目に早い)
であったが、ここ4~5日は梅雨の中休みとなり山行のチャンスとなった。

山選定に悩んだが、体調は良いようであるので必死の覚悟で
平治岳(登山口から往復8kmの山であるが)に挑戦することとした。

平治岳は2013年 以来であるので8年振りとなる。
筋肉痛を発症(2018年の暮れ)以来、
登山口から距離のある山は敬遠していたが
今年は阿蘇北外輪山の「草の道」で足腰を鍛えていたので、
それに望みをかけてハードな山(私としては)となる平治岳とした。
多分、私にとっては最後の平治岳「詣で」になるであろう。
いつもの様に前夜に相棒の石ちゃんを誘って我が家を6時に出発。

(行程) 男池登山口(発7:40)→かくし水(着8:15)→ソババッケ(着9:00)→
             大戸越(着10:40~発11:00)→平治岳南峰(着11:40~昼食~発12:00)→
             平治岳山頂(着12:30~発13:00)→大戸越(着13:50)→ソババッケ(着15:10)
     男池登山口(着16:25)

平治岳のミヤマキリシマ (令和3年5月31日)

【県道621号(由布市庄内町阿蘇野)からくじゅう連峰を望む】

男池登山口】←(Mapion(マピオン)地図)

【大戸越から見上げる平治岳南峰の斜面】
登山口から大戸越(うとんごし・1460m)まで約三時間かけての
ゆっくりペースで歩く・・・
50人位の人から追越されたかと思われる(苦笑)。

ソババッケまでは鳥の声や喬木の森林を楽しみながらの
ぶらぶら歩きであったが、ソババッケ~大戸越え間は
急登の岩ゴロ道を必至に辿る。
昔の道とは大きく様変わりしていて、
谷筋を埋める岩石の上を踏み、足場の悪い苦行の登りが続いた。
昨年の豪雨(熊本では球磨川が氾濫)で、土石流が流れ込み登路が破壊されたとの事
 
疲れ切った足を大戸越広場で癒し(湿布薬を塗って)
「上り専用」の標識を見定めて取り付く。

【南峰山頂直下に咲き誇るミヤマ】

【南峰山頂直下から眼下の「坊がつる」を望む】

【平治岳 本峰にて】

【本峰山頂から南西に下る尾根筋】

【尾根筋の突端付近から三俣山を望む】

【眼下は坊がつると法華院温泉方角】

【開花は7分程度であろうか、蕾の株が一杯】

【尾根斜面から本峰山頂部を見上げる】

【本峰山頂直下に彩る一際 ・・・美しい株】

【南峰を離れ「下り専用」の登路に咲く、鮮やかな色合いの花】

【大戸越広場に憩う登山者を下りの登路から眺める】

【樹林の先は、ソババッケの広場となる】
夏日の陽射が暑いので ここで一休みして涼を楽しむ・・・
土石流で埋まり、平坦地が広がる。

【木の根っ子が階段状に張る登山道を振り返る】

かんし水付近に咲く梅蕙草(バイケイソウ )】

【かんし水付近に咲く額空木(ガクウツギ)】

【登路沿いの沼】
男池園地「上の台」付近の自然林の中に映える水面。
往路で眺めた時よりも水量が減っているようである。

【男池園地に流れる「阿蘇野川」】

【帰路の車窓から硫黄山を眺める:長者原にて】
「坊原」の先の「鉱山道路」が鮮明に視える。

*過去に歩いた平治岳
①2005年・平17年6月4日 
   (ブログ開設前であったので写真のみ添付→写真1写真2写真3写真4写真5)
2007年・平19年6月6日
2013年・平25年6月4日


(2021.06.13日 加筆)

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くじゅう連山・朽網分れの山桜 4月6日(火)

2021年04月06日 22時43分43秒 | 大分県

朽網分かれ」~「佐渡窪」トレッキング 
(山桜と満作の花散策)

令和3年4月6日 快晴

(行程) 一番水登山口(発9:10)→桜の森河原(着9:40~桜散策~発9:55)→
    朽網分れ(発10:00)→鍋割峠(10:55)→佐渡窪(着11:05~昼食~発11:45)
    →鍋割峠(着12:10)→朽網分れ(着13:10~桜散策)→一番水登山口(着14:00)

像が鼻の桜散策(4月3日写真)から3日しか経たないのに
外輪山の山復を照らしていた山桜の花も先日の風で一気に散り、
春心を騒がす桜花を、更に満喫したいと思い、
山奥の山桜三昧を楽しむこととした。

ネット情報で掴んだ「朽網分れ4000本の山桜」・・・
ここの山桜を見に行くのは初めてであるが
過去(2006.12月)に「白口山→佐渡窪→朽網分れ→沢水」
への「下りの道」で歩いたことがある。

もちろん「一番水登山口」から登るのは初めてである。
体力が有れば噂で聞く、
佐渡窪の「満作」観賞(花の時季は過ぎているので残り花)まで
足を延ばそうと計画し、
前夜に相棒の石ちゃんを誘って決行とした。

九重連山「朽網分れ」の山桜(令和3年4月6日)

【一番水登山口】
県道669号線沿いの「レゾネイトクラブくじゅう」
第3駐車場に駐車して出発、正面に「鳴子山」を仰ぐ。

【湧水場の案内板】

【九州自然歩道が走る登山道】
せせらぎを聞きながらの歩き、気持が良い・・・

【爽快感漂う林の中を】
せせらぎはまだ聞こえる・・・
ウグイスのさえずり(「初鳴き」であろうか?)も聞こえる・・・

【「山桜の森」入口に到着】
涸れ沢から眺める桜と鳴子山・・絶景の眺め

【色映えが際立つ櫻木】
この森一番の美しさ・・・

【鍋割坂へ向かう登山道入り口 :復路で撮影】
「桜の森」上部側は砂防ダム工事現場に突き当り通行不可となる。
工事現場の手前で、
涸れ沢に架けられた二本の杉丸太を踏んで対岸に渡り、
コンクリト道を10m位歩くと新しい登山道が付けられている。
私たちはこの事を知らずして
工事現場の上流側を無理やり渡渉して昔の登山道に取り付いた。

【昔の登山道】

【九州自然歩道の道標】

【垂直な面を持つ岩】
このような岩が至る所で見受けられ、鍋割峠まで続く・・・
独特な形状の岩、何故なのか ? 疑問が悶える・・・(笑い)

【鍋割坂への登路を振り返る】
鳴子山方角から流れ下った土石流の河原を離れ
坂道(鍋割坂)の登路へと変わる・・・

【勾配の在る鍋割坂】
ギザギザに廻る、小刻みのつづら折りを
何回、繰り返したであろうか・・

【鍋割峠直下の石畳みの道】

【観音さまの石像: 復路で撮影】

【鍋割峠 :復路で撮影】

【佐渡窪の木道】
鉾立峠側から佐渡窪南口を振り返る。

【標柱の頭まで土砂で埋まっている】
四方が山(鳴子山・白口岳・鉾立峠・立中山・・・)に囲まれた
窪地であるので
山斜面から土砂流となって、下って来たのであろう ?

【佐渡窪から見上げる鳴子山・白口岳(と思われる)】
ここで山を眺めながらゆったりと昼食

ここから復路

【木道から満作を眺める】

【コロナ禍で相棒の石ちゃんもマスク着用】
前日(4/5日)の熊本県内・発生者数は1名で少ない状況にあるが
大阪は変異株がにわかに猛威を振るている・・・

【木道から鉾立峠側を振り返る】

【満作】
花の時季は疾(と)っくに過ぎているが、数本の「残り花」を偲ぶ・・・

【猩々袴(ショウジョウバカマ)】

鍋割峠直下の石畳み】

【林の中の奇妙な風景1、2、3~】

【今日、見納めの桜2景】

【鍋割峠を振返る】

【久住高原大桜(赤川の一本桜)】
帰路の途中で初めて立ち寄った満開の大桜・・・

登山を終えての考察

1)「朽網分かれ」の地名について、
登山道でいえば、行先がここで分岐する意味合いを持つが、
分岐先に朽網の地名が地図を開いても朽網の文字が見当たらない(と思う)。
その事が気になりネットで情報を検索した。
ヒットしたサイトから得た内容を以下三つ記述する。

①出典:「田舎クラシdeホ」より抜粋
・・・嘗ては竹田から
平安時代の延暦年間に天台宗修験道場として開山された久住山法華院白水寺へ
通じる往還道で所々に残る自然石の石畳が当時の様子を伝える 
くたみ岐れ(朽網岐)の名は
古代律令制で豊後国が制定され この地を直入郡として三宅・直入・柏原の三郷の
他に朽網郷が設けられたことに由来する 天平5年(733)頃に成立した
『豊後国風土記』には「球覃郷」の名が見られる その他 郡の北にそびえる山々を
朽網山(くたみやま)や球覃峯(くたみのみね)と称した 
硫化硫黄などによる火山性臭気の「臭み」が語源とされる
この道の途中にある佐渡窪の名は 形が佐渡ヶ島に似ていることから命名された・・・

②出典:「ひぐらしひなつ」
「与謝野晶子が煙草を投げた窓から芹川の流れを望む十月」より抜粋
・・・今回泊めていただいた部屋の名前は「朽網(くたみ)」。
竹田市の久住町都野から直入町長湯にかけての昔の地名で、中世にはキリスト教が
さかんに布教されたところなのですが、時代はさらに遡って万葉集に、
この朽網地区の歌が三首あります。・・・

③出典:「朽網キリシタン墓」
 ・・・「朽網」と呼ばれた現竹田市久住町都野地区から竹田市直入町長湯地区に
かけての地域で、直入郡この郡に、朽網、三宅、直入、柏原の4郷があっ・・・

2)鍋割坂について
「九州森林管理局」より抜粋
・・・展望台から東に30分ほどで、くたみ分かれに。それから鍋割坂に向かう。
くたみ分かれから坊がつるまでは、昭和30年代まで、坊がつるに馬で生活物資を
運んでいた道で諸処にその名残がある。
このコースは、ナナカマド、マンサクが大変多く、早春のマンサク鑑賞や秋の
紅葉見物で賑わう。特に佐渡窪周辺のマンサクは大木が多くすばらしい。
坊がつるは昔放牧地であり今は使われていない。・・・

(2021.04.18日 加筆)

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九重・沓掛山 1月3日(日)

2021年01月03日 22時26分10秒 | 大分県

くじゅう・沓掛山(1503m)

令和3年1月3日 快晴

(行程) 牧ノ戸峠登山口(発11:45)→沓掛山頂上(着12:10~発12:30)→駐車地(着13:15)
          (下山後、筋湯温泉「うたせ湯」に浸かる)

我が家の朝食は9時前後が常である、食事しながら外を眺めると
風もなく麗らかな陽光が差している・・・絶好の山行日和である。

九重連山に雪がかぶっているのは
以前から分かっていたので(自宅2階からの遠望で)後は、
今日のような「天気待ち」(牧ノ戸峠までチエン無しで行けるタイミング)
をしていたのである。

予定には無かった今日の山登りを女房に慌ただしく告げ、
朝食を早々に切り上げて出発(10時頃)。

年末始で強張った(こわばった)体力の回復と体力テストを目的に
沓掛山までの軽い雪山歩きを設定した。

雪山体験は今回で2回目となるが、
前回(2011.02.04日)は、雪山の魅力と楽しさを
初体験した印象深い思い出となっている。

【やまなみハイウェイから九重連峰を仰ぐ】

【路肩に駐車】
満杯の牧ノ戸峠駐車場からUターンして駐車

【登山口の霧氷】

【陽光に映える霧氷】

【霧氷のトンネル】

【東屋の展望所から白銀の三俣山を望む】

ここから先の撮影画像は
SDカード⇒ PCにインポ-トの
操作誤りで画像消失・・・至極残念無念
以下の二つ画像はスマホ撮影分

【沓掛山直下の登路から展望】

【沓掛山頂上からの展望】

登山を終えて

登山で撮った写真を帰ってからPCで眺て、登山行程を回想するのが
楽しみの一つでも、あるのであるが、
今回、その画像を操作誤りで消して仕舞った。
データ復元をあれこれと試みたが私のスキルでは及ばず・・・
いい写真(「カラ松の樹氷」)が撮れていたはずなのに残念 
とは言えども、
美しい雪山光景を歩き、身も心も2021幕開けにふさわしい
気概(日常生活では得られないハラハラドキドキの冒険心)を
山から頂いたようである。(苦笑)

帰宅の途中で筋湯温泉に立ち寄り、共同浴場「うたせ大浴場」に浸かる。
2mの高さから流れ落ちる「打たせ湯」は、
痛い位の水圧で体を打ち、登山後の足腰肩をほぐしてくれた。
お客も少なく(3人)二人分の「打たせ湯」を独占し、
腹這いになり思う存分の癒しタイムを過ごし、気分上々の湯上りで帰宅・・・

【うたせ湯大浴場】
HP「ツーリズムおおいた」から キャプチャ

(2021.1.9日 加筆)

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星生山・扇が鼻紅葉トレッキング 10月15日(木)

2020年10月15日 22時08分21秒 | 大分県

星生山・扇が鼻 紅葉トレッキング

令和2年10月15日 快晴

Ж 紅葉状況速報→今が最盛の色づきのようです。

「山粧う」季節の到来となるこの時季は春の桜見と同じように
心浮き立つ日々で、山の紅葉模様が気になる・・・。

「今年の紅葉は早い」とのネット情報もあるが
星生山についての紅葉情報はゲット出来ず、
紅葉の進み具合は早いか遅いか判らない・・・

明日は全国的な秋晴れとの天気予報。
日和が一番の紅葉散策であるので
相棒の石ちゃんを誘って取り敢えず登ることとした。

今回は6月のミヤマキリシマ 以来の山行となるので
4か月振りの山行となる。
その時、眺めた緑滴る星生山西斜面の山肌・・・・・
季節の移ろいで、その山肌がどのように変わったか・・・
その驚く様変わりを
見届けるのが今日の一つの楽しみでもある。

(行程) 牧ノ戸峠登山口(発10:30)→扇が鼻分岐→星生山西尾根登山口の台地広場
             (着12:00~昼食~発12:17)→扇が鼻分岐→扇が鼻草台地東端のテラス
             (着13:15~発14:05)→牧ノ戸峠(着16:00)

星生山西斜面の紅葉 (令和2年10月15日)  

【おごもり花公園(阿蘇国造神社の近く)】
黒川河川敷に長いコスモスの道が「小嵐山」方向に延び、
清流に映え、爽やかに咲き誇っている。
後方の外輪山突端は「像が鼻」
(自宅を出発して5分、ミルクロ-ドに向かう途中の景色)

【第一展望所(東屋)から三俣山北峰の紅葉を覗う】
紅葉の度合いは可成り色づいている。

【沓掛山直下の登路からくじゆう登山道を展望】
この付近の色づきは今から始まる模様

【登路沿いの「カラ松」景観】

【星生山西斜面の紅葉】
少々逆光で紅葉の照り返しが薄いが、
目に入る光景は、驚くほどの錦繍の紅葉で
その感動は夢地心の世界であった。(苦笑)

【星生山南西斜面の紅葉】
星生山西尾根ル-ト登山口の台地広場から望む景観

肥前ケ城西壁の紅葉景観と久住山 (令和2年10月15日)

 

【扇が鼻・草台地東淵から、対岸の肥前が城
西壁の紅葉と盟主久住山を眺める】

【「肥前ガ城」西壁の紅葉】
扇ケ鼻・草台地東端のテラスから望む紅葉景観、
紅葉度合いは今から進むようである。
それでも見応えがある・・・

【扇が鼻分岐の高台で石ちゃんと記念写真:復路にて】
シャッターを押して頂いたのは六十路くらいの女性
熊本市内から単独で来られ
赤川~久住山~稲星山~中岳~星生山~扇が鼻を歩き、
今から赤川に下るとの事、凄い健脚に賞賛のエ-ルを送る。

星生山西斜面の紅葉 (令和2年10月15日)

【復路で星生山西斜面を振り返る】
西日に映える紅葉

【登路沿いのリンドウ】

【ナベ谷付近の登路から扇ケ鼻を振り返る】

【ナベ谷付近の登路から振り返る】
盟主久住山(中央のピ-ク)と
星生山西斜面の岩峰を彩る紅葉

(2020.11.01日 加筆 )

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星生山 6月16日(火)

2020年06月16日 22時57分04秒 | 大分県

星生山(1762m)

令和2年6月16日 快晴

コロナの関係で、今年の「くじゅう山開き(毎年6月の第1日曜日)」は中止となった。

(コロナ経過)
・2月27日:  首相、全国の小中高校に3月2日からの「臨時休校」を要請
・4月07日:  新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言され「外出自粛」。
・5月12日:  熊本県は外出自粛を解除したが「県をまたぐ移動」は控えるように要請。
・5月25日: 「緊急事態全国解除」となったが「県をまたぐ移動」は継続要請。

そんな関係でミヤマキリシマ開花情報も登山自粛の中、
例年になく少ない。(今年は遅れているとのネット情報もあつたが・・・)

熊本県を含む九州北部地方が6月11日に梅雨入りし
(去年より15日早く、平年より6日遅い)、
山行の時期を雨で逸していた。
明日は梅雨前線が南下し「梅雨の晴れ間」との予報でであった。

花の盛りは既に終わっている、とは想定されるが
貴重な晴れ間を無駄にしたくない。加えて、私の体力も試したい
というモヤモヤ感を払拭するため「肥前ケ城」と定め、牧ノ戸峠を目指した。

牧ノ戸峠駐車場はこの時間帯(8:00)であれば満車で、
路肩駐車が通常であるが
三台の残りスペ-スに滑り込むことが出来た。
これもコロナ自粛影響であろう・・
とは言えどもやはり登山者は多い、マスク着用者が少ないのは想定外なり。

(行程) 牧ノ戸峠登山口(発8:30)→扇が鼻分岐(着10:00)→西千里ガ浜東端で折り返す
             →星生山分岐(発10:40)→星生山頂上(着11:10~発11:45)→星生山西尾根→
             扇が鼻分岐(着12:30)→牧ノ戸峠(着14:00)

星生山南面のミヤマキリシマ(2020.6.16)

【瀬の本高原から阿蘇の涅槃像を拝む】
今朝は少々気温が下がり透明感漂う中、やまなみハイウェイに
車を止め、阿蘇五岳を振り返る。

【沓掛山の肩、直下の登路からの展望】
万年山の遥か奥に浮かぶ山姿は、もしかして英彦山かな~?
そんな想いで遠望する。

【第二展望所(沓掛山の肩)から根子岳・高岳を望む】

【登路より星生山を仰ぐ
頂上直下の南壁に、ピンク色がわずかに染まる。

【扇ケ鼻分岐】

【扇ケ鼻北斜面のミヤマキリシマ】
今日の目的地は肥前ケ城と決めているので、
足を先に進める。
扇ケ鼻への登山者は相変わらず多い・・・

【湿原を彩るミヤマキリシマ】
西千里ガ浜の登路より星生山裾の湿原を望む。

【星生山頂上直下を染めるピンク】
星生山分岐から更に東進して肥前ケ城登山口を目指す。

【西千里ガ浜の東端から望む星生山】
西千里ガ浜の東端から肥前ケ城に取り付くのであるが、
入口付近は足元がはぬかるみ、夏草の背丈が伸び、
登路も漠然としている。
それに加えて肥前ケ城の山肌にはピンク色の
ミヤマキリシマが窺えない・・・
それでは、肥前ケ城を断念し
ピンク色がわずかに残る星生山頂上を踏むこととし、
星生山分岐へ折り返す。

【星生山分岐から改めてスタート】

【登路中腹で根子岳を振り返る】
肥前ケ城と扇が鼻の二つの稜線の先にそそり立つ阿蘇山塊
そして、はるか遠景には九州脊梁と思われる山脈が窺える。

【頂上直下のピンク】
頂上直下から南に張り出した岩崖を辿り眺望・・・
東尾根の先には久住山・中岳・天狗ケ城の雄姿

【頂上直下に張り付くピンク】

頂上直下に張り付くピンク
西尾根側を望む

【星生山頂上】

【頂上から硫黄山・三俣山方面を望む】

【西尾根の登路から肥前ケ城・扇ケ鼻方面を望む】

【湿原沿いを彩るピンク】
花の盛りは過ぎているが、この景観は見応えがある・・・

【湿原からの清流と深山霧島】
星生・西尾根末端の急勾配の崖道を下り、着地点となるこの場所は
足の疲れを癒やす「星生のオアシス」とも言えるような趣きがある。(苦笑)

【星生西尾根の登路を振り返る】
迫力感を覚える緑滴る山肌・・・
季節は移ろい秋には、
また、錦絵の様な金糸銀糸の紅葉景観
(←私の山行歴より)を
演じる事であろう。

(星生への山行歴)
 
① 2007-11-11 星生山・中岳
 ② 2012-06-14 星生山~肥前ケ城~扇ケ鼻
 ③ 2015-10-18    久住山~星生山~扇ケ鼻  

(2020.6.30 加筆)

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