根子岳山窓

(阿蘇住人の山行記です。)

明け おめ! 1月1日(水)

2014年01月01日 15時56分18秒 | インポート

              明けましておめでとうございます。
               本年もよろしくお願い申し上げます。    文字サイズは「」が最適

      
今年の正月は我が家で女房と二人だけの元旦を迎えました。
      軒先の「つるし柿」が3日に来る孫たちを待っているようです ・・・(笑)

 

正月の縁起木で親しまれている
 100両(唐橘/からたちばな)
 花言葉: 富、
財産Sp1030996_edited 

Sp1120521_edited ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

比叡山  11月21日(金)

2013年11月21日 23時59分07秒 | インポート

                    比叡山・カランコロン岩(864m) 
2013年(平成25年) 11月21日(金)    晴・少々風あり         (文字サイズは「」が最適
             *比叡山への地図 ←(Yahoo地図検索)  
(アクセス) 宮地(発7:00)→波野→高千穂・R218号→延岡北方町・県道214号鹿川渓谷入口
     (槙峰橋の下・通過8:33)→比叡山登山口(着8:45)   (走行距離77m)
(行程) 千畳敷登山口(発9:00)→一峰展望所(着9:50~発10:00)→比叡山・760mピ-ク
            (着10:30~発10:40)→カランコロン岩(着11:30~発11:40)→途中の稜線で昼食
      (着12:15~発12:45)→南側/千畳敷登山口分岐(着13:10)→南側登山口(着13:50) 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[山と渓谷社・分県登山ガイトから転写]                    [千畳敷展望台に建つ案内板より]
P1030788_edited_edited環状岩脈と  
   比叡山  
 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・             
〇私が比叡山を最初に見たのは2011/07/26日・矢筈岳頂上から眺めた光景であった。
 網ノ川の渓谷から垂直にそそり立ち、天を衝いている岩峰の岩壁とその岩壁の中腹を這う
 ようにして横断している道路を見て「こんな凄い所が」九州に在ったのかと驚愕したのを覚え
 ている。
2週間後にその比叡山に登り千畳敷展望台から仰ぎ見る矢筈岳の荘厳な岩峰と一峰展
 望所から二峰の南壁を望み、花崗岩・柱状岩壁の造形に圧倒された。
 その後、2011/11/02鉾岳に登った際、徹爺さんから大崩山山域での登山パタ-ンに
「公式A・公式Bがある」との趣旨のコメントを頂いた事がある。
 そのよう に「公式A・B」が語られるように、この山域には花崗岩岩峰の特有の魅力がある。
 その魅力ある岩峰を古澤先輩に見てもらおうと昨年から温めておいた山行計画である。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▼晴れの日を狙っての今日の山行、朝7時に宮地を出発して滝室坂から阿蘇谷を振り返ると
 二,三日前に初冠雪した阿蘇五岳が朝日に照らされ美しい光景を呈していた。
 後続の車でシャッタ-チャンスを失い残念・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
                 県道214号線 登山口付近の集落から見た、
             矢筈岳(左)と渓谷を挟み、綱ノ瀬川の左岸に座す比叡山(右)
P1030793_edited_2_2

 (ズ-ム撮影)   ↓ 比叡山・一峰   P1030795_edited_2

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▼登山口は風の通り道であろうか、風が強い・・・・。
 千畳敷展望台では帽子が飛ぶようであったが、山に入ればその風も無くなり、ホットした気
 持ちになって最初の目標地、一峰展望所を目指した。
[駐車場に建つ案内板]                 [千畳敷登山口をスタ-ト]

P1030799_editedP1030800_edited

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[千畳敷展望所から朝日射す対岸の矢筈岳を望む] [一峰を目指して胸突き八丁の急登]
P1030801_editedP1030806_edited   

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[一峰展望所から対岸の二峰南壁を望む]      [一峰展望所にて記念撮影]
P1030809_editedSp1030808_edited_7

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▼一峰展望所から緩やかな尾根を快適に歩き、登路を遮る大きな岩と出合う。
 岩の手前に建つ「比叡山山頂へ100m」と記された道標に従い、登路からそれ、
左に上がると直ぐに丘陵地形になっている小広場の山頂に至った。
 山頂プレ-トには「この地点を比叡山の山頂とする」趣旨の案内が書かれていた。
 山と渓谷社の分県登山ガイドでは918mピ-クを比叡山と記されているが、
その区別がこの案内文で初めて知ることとなった。
 (それにつけても、分県登山ガイドでは「稗ノ山」の存在が消えているのは何故か・・・。)

[760mピ-ク・比叡山] [山頂プレ-トに付けてある案内:本当の比叡山はどちら?]
P1030811_editedP1030812_edited_2   

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[比叡山山頂の岩頭に上がり眺望する・大崩山方面と思われる][登路から比叡山を振り返る]
P1030813_edited_2P1030816_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▼標示版には「カランコロン岩の、岩割れ目を登りきれない方は、この左ル-トを使い・・・」と案内
 されているので、三人で協議して結果、安全を計ることとし左道を選択することとした。
 一旦、鞍部に降りて岩山の基部を時計回りに登り返して進む。
 見上げると広大な岩壁が青空を衝いてそそり立っている。壮大な岩に驚愕しながらこの迂回
 路を選択したことに満足感を覚えながらカランコロ岩の肩に上がる。
 
[カランコロン岩への分岐]   [分岐を左に、カランコロン岩の基部を時計回りで辿る]
P1030817_editedP1030818_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[カランコロリ岩岩壁を登る古沢先輩]  [カランコロン岩岩頭から稗ノ山(918m)を望む]
P1030820_edited_2P1030821_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[岩頭からの展望・大崩山方面?]       [岩頭からの展望・丹助岳方面]
P1030824_editedP1030822_edited_2

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[カロンコロン岩の突端]            [カロンコロン岩突端に立つ]
P1030828_editedP1030830_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▼カランコロン岩の名付けの由縁となった音色を聞きたいが誰も持ち合わせの
小石は持たない・・・。
すると、古澤夫人がポケットからドングリの実を取り出され手渡された。
 いつの間に拾われていたのか、野草等の植物に造詣の深いのは
日頃から感心していたが・・・。
 そんな思いで頂いたドングリを落とすと
微かなに岩壁を蹴って落ちる、カロンコロンらしき音色を
聞き取ることが出来た。
▼カロンコロン岩からの下山路は「岩割れ目」側に下る。
 「 割れ目」も難なく通過した。往路で見ていた分岐での看板
「岩割れ目を登りきれない方は・・」とあったが
「登りきれない方」とは肥満の方を指すらしい・・・・(笑)

[岩峰の名称となつたカランコロンの音色を確認する]   [岩の裂け目も難なく通り抜ける]
P1030834_edited_4P1030836_edited_4

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[登路沿いの展望台からカロコロン岩を振り返る] [抜群の色合いを放つ登路沿いの残り紅葉]
P1030842_edited_3P1030838_edited_5

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▼復路では岩場の多い千畳敷側には下らず南側登山口ル-トを選んだ。
          登路沿いには幹の大きい松が数多く点在するがみな立枯れ松となっている。
松くい虫のためであろうか・・・・。
      歩きやすい土踏みの道を下り分岐から約40分で南側登山口に下山した。
 
[南側登山口/千畳敷登山口の分岐]    [南側登山口近くの登路から見た矢筈岳]
P1030846_edited_2P1030850_edited_3

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[南側登山口に下山]   [登山口から駐車場に向かう車道から見上げた比叡山一峰]
P1030851_editedP1030857_edited   

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(考察)
 かの有名な京都の比叡山と同じ名前を持つこの山の山名が気になり調べてみた。
 ネット検索では、知り得る情報は見つからなかったので延岡市北方町総合支所に問い合わ
 したところ延岡市立図書館から資料提供(日本山岳ル-ツ大辞典)があり次の通りであった。
   (北方分館地域振興課M氏の丁寧な対応と資料送付頂いた事に感謝申し上げます。)   

Sp1120467_edited
出典:「日本山岳ル-ツ大辞典」
[山名のル-ツ] 
「ヒエイとはヒエ(稗)のこと。この山の麓は早くから  
 開拓され、稗畑をつくって耕作に励んだことを示す山名。」
          

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P1030858_edited  帰路の道で、今夜の反省会のビ-ルを美味しく呑むために日之影温泉駅に浸かり体調を整える。
その後は、産山に建築中の馬場さんの山荘に立ち寄り紅葉を見て、自宅で待機している女房を誘って居酒屋・森蔵で何時ものように反省会の酒宴となる。
←馬場さん宅の紅葉
  主(あるじ)は不在であったが綺麗な色を華っ
  紅葉が出迎えた。

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
       (2013/12/28日 加筆)      

コメント (2)

八方ケ岳  11月16日(土)

2013年11月16日 23時03分55秒 | インポート

                                  八方ケ岳(1052m)   
       [山の神養魚場登山口~ 八方ケ岳登山口(矢谷橋)への周回登山]
    2013年(平成25年) 11月16日(土)   快晴                   (文字サイズは「」が最適
                         
               * 八方ケ岳への地図←(Yahoo地図検索)
                               *  八方ケ岳の地形図 ←(国土地理院地形図) 
(アクセス) 宮地(発7:30)→大津→菊池→菊鹿(県道18→9号線)→矢谷渓谷→林道八方ケ岳線
      →山の神養魚場(着9:00)
(行程) 山の神養魚場登山口(発9:15)→作業道出合(着10:00)→ガネ足岩展望台
     (着11:20 ~発11:30)→山の神分岐(12:00)→八方ケ岳頂上(着12:05~発13:10)→
     穴川分岐(着14:00)→ 八方ケ岳登山口(着14:50)→八方ケ岳林道→
     山の神養魚場登山口(着15:30)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  先週、津江三山に登った時、御前岳頂上から眺めた南方角の山々に八方ケ岳をはじめ
 国見山・三国山そして酒呑童子山(しゅてんどうじやま)が望まれるとの事であつたが、あいにくそ
 の日は霞んで山の確認は出来なかった。
 いずれの山も未だ登ってないので、徹爺さんに「登る時は誘ってください」とお願いしていた
 ら翌週に電話が有り、八方ケ岳に登ることとなった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▼登山口は県道9号線から右折して林道八方ケ岳線に入り、八方ケ岳登山口(矢谷コ-ス)の
道標 (道標の上部には「熊本ふるさとの森林・八方ケ岳の森」と標示されている) を左に見過
 ごして、さらに林道を西に走り、大きな観光案内板が建つ「山ノ神養魚場」前の路肩に駐車
 する。
▼登山口はコンクリト生け簀の左脇が取付きとなっているが登山口の道標は見当たらない・・・。
 生け簀に泳ぐヤマメを覗きこみながら「野面積の石組み」を踏み上がると登路は樹林帯に入
 り、直ぐに小さな沢を渡渉することとなる。
 流れ下る清流は勢いよく生け簀の中に流れ込んでいる・・・・。「こんな沢水であればヤマメも
 良く育つだろう」と山の恩恵を受けるこの生け簀の立地条件に感心しながら先に進んだ。
 感心した事は、またまた続く、桧林の美しさである。
 よく手入れされた背の高い見事な桧、その中を歩く私の心身は桧林の清々しさに包まれ、登
 り始めから気分爽快なるものを覚えた。
 桧林を過ぎると杉と自然林が混成する森に変わり、沢音を右に聞きながら緩やかに登って
 行く。
 伐採された杉が頻繁に登路を遮り、ブッシュ化した登路は踏み跡が薄く、探し探しながらの
 道であった。
▼出発から約45分で林道と出合う。
 徹爺さんが歩いた20年前には無かった作業道との事であった。山腹を走るこの作業道、
 さてさて、右と左は何処に通じているのか ?・・・・。

[林道八方ケ岳線沿いに位置する「山の神養魚場」登山口]   [渓流が灌ぎ込む養魚場]

P1030711_editedP1030712_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[よく手入れされた美林…清々しい気持ちを誘う]  [作業道と出合う…どこに繋がる道かな?]
P1030713_editedP1030715_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▼コンクリト作業道を横断して、作業道沿いに座る大岩塊の横に、一目瞭然に登路であることが
 分かる明確な登山道が出来ていた。
 谷間の登路は緩やかなガレ場を踏み、造林帯に入る。
 途中で単独行の男性と出会ったので、下の林道(作業道)の事を尋ねると、上側(西)は「矢谷
 登山口に繋がっている」との事、そしてブッシュ化していた山の神ル-トは「今は歩く人が少
 ない」と話された。
▼広範に植栽された薄暗い杉林の山腹をトラバ-ス気味に左に回り込みながら尾根に出る 
 と、視界が広がり「カニ足岩」の頭の部分が灌木の隙間から視えてきた。
 更に急登をジグザクに登って行くと、登路から少し離れた展望台らしき岩頭が木立の奥に微
 かに見え隠れしたので、木立を分けて岩崖に立ち寄る。
 岩頭は二つ並び、僅かに隙間が出来て切れ落ちている。
 奥の岩頭に立つには木の枝を掴まえて飛び移ることとなるが、ここは勇気を出して挑み、岩
 頭に立つことが出来た。
素晴らしい眺めである・・・。まさにガネ足岩を眺める絶好の場所であった。
 徹爺さんが私に見せたいというガネ足岩の全容が見え、絵画的な造形を堪能した。
 「山と渓谷社」のガイドブックでは「八方ケ岳の山腹下部は花崗岩、上部は安山岩からなり・・」
 と解説されていたが、ガネ足岩の岩峰の岩質はどちらであろうか ? 知りたいものである。
   (ネット参考情報→( 「第四紀火山岩体・貫入岩体デ-タベ-ス」 )
  
[出合った作業道を横断して踏み跡を追う]          [ガネ足岩展望台から望む]
P1030717_editedP1030724_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
                       [ガネ足岩をズ-ムで撮影]
P1030721_edited P1030722_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▼ガネ足岩情景の余韻を残し展望岩を離れ、登路に戻ると直ぐに前岳の肩らしいき所に登り
 上げ、進路を左に変え明るい桧林を快適に歩く。
 ピ-クを越え、馬酔木のトンネルを抜け、鞍部(前岳と八方ケ岳)を経て、矢谷コ-スからの
 登路と合わさる。
 ここから(山ノ神分岐)頂上までは、落葉して明るい雑木林のプロムナ-ドを歩いて頂上に立
 つ。

[ガネ足岩展望台を振り返る]    [前岳のピ-クから鞍部に下る付近の馬酔木のトンネル]                     
P1030728_editedP1030732_edited_2

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[山の神分岐・矢谷コ-スと合わさる]                    [頂上直下の登路]
P1030734_edited_3P1030736_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▼頂上には10数名の人たちが憩って賑わっている。
 眺めは山名の通り四方八方の眺望が広がる・・・。
 頂上から最初に確認したかった山は、やはり先週登った津江三山の方角である。
 本釈迦岳の隣の普賢岳に建つ白いレ-ダ-ド-ムがハッキリと見え、釈迦岳・御前岳も確
 認できた。
 自分が登った山を他山から眺めて楽しむ趣は、私が好む登山スタイルの一つでもあるので
 大変満足したひと時であった。
 風もなく麗らかな日差しの中でゆったりとランチタイム(12:5~13:10)を過ごした。

[360度の展望・八方ケ岳頂上]        [先週、登った釈迦岳と御前岳が視える]
P1030738_editedP1030740_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[八方ケ岳頂上にて]                    [国見山(左)・三国山(右)と思わる]
P1030741_editedP1030744_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▼下山ル-トは八方ケ岳のメインル-トである矢谷コ-スを辿る。
 頂上から快適な尾根を歩き、穴川分岐からは谷間に向かって急降下し、沢筋を下る。
 矢谷登山口に14:50分に下山して、林道八方ケ岳線を50分位歩き、山の神登山口に周回し
 た。
[登路沿いには神秘的な岩や巨岩が数多く存在する]        [谷間の紅葉]
P1030759_editedP1030762_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[登路は景観優れた沢沿いを歩く]       [七段のミニ滝をつくり、粋な雰囲気の自然庭園]
P1030768_editedP1030773_edited_2

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(下山路での感想)
 原生樹林と見応えのある巨岩そして登路沿いに流れる沢と小滝の渓谷美・・・。
 数々の景勝に圧倒され、無我夢中の歩きであったためか道程の詳しい記述が出来ない始
 末となった。
 苦労しない下山路は、なぜか記憶に残らないものであるようである。(苦笑)
 いづれにしてもこのコ-スは景勝に富んだ素晴らしい自然があるので再トライすることを自
 分に誓った。
[八方ケ岳登山口(矢谷橋)に下山]    [山の神登山口を左に見て更に八方ケ岳林道を歩く]

P1030775_editedP1030780_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[駐車地の「山の神養魚場」登山口に戻る]
P1030786_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(下山後の雑感)
 〇初めての八方ケ岳であったがこの山の風格は鞍岳・俵山・小岱山と並ぶ熊本・城北地方
   の「四大名山」に挙げられると思われた。(阿蘇山も城北に含まれるが阿蘇は別枠とした)
 〇「ガネ足岩」については次のような呼称がされている。
    ・山と渓谷社は 「カニのハサミ岩」
    ・渡部智?人著・九州100山峰は 「カニ足岩」
    ・熊日出版・熊本の山 「カニ足岳」
  (私のふる里、玉名地方では「カニ」を「ガネ」と呼ぶことが多いので、
      ついつい「ガネ」と書きしるした。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2013/12/27日 加筆)

コメント

津江三山(釈迦ガ岳・御前岳・渡神岳) 11月8日(金)

2013年11月08日 21時55分34秒 | インポート

             津江三山(釈迦ガ岳1229.5m・御前岳1209m・渡神岳1150m)   

       2013年(平成25年) 11月8日(金)  快晴             (文字サイズは「」が最適
                         ※ 釈迦岳への地図←(クリック)MapFanの地図検索

(アクセス) 宮地(発7:00)→小国→中津江村・間地→合瀬→前津江町・椿ケ鼻ハイランドパ-ク→
      普賢岳「釈迦岳レ-ダ-雨量観測局」(着9:00)
(行程) 雨量観測ド-ム直下に駐車(発9:05)→釈迦岳頂上(着9:15~発9:20)→御前岳頂上
     (着10:30~発10:45)→釈迦岳(着11:50)→観測ド-ムのベンチで昼食(着12:00~発12:45)→
     椿ケ鼻ハイランドパ-ク(着13:00)→石建峠への道探しロスタイムあり→
     渡神岳・石建峠登山口(発13:35)→渡神岳頂上(着14:15~発14::20)→登山口(着15:00)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〇徹爺さんの誘いで津江三山を歩く事となった。
 釈迦岳・御前岳は過去(2008/4/29)に登った事があるが、渡神岳は初めてである。
 山の存在は知っていたので登りたい山の一つであった。
 何しろ、渡神岳の遠望は登高意欲を誘う尖峰で、R212号線を走る時(南小国町押戸石付近)
 車窓から遥かに眺める渡神岳の風格は存在感溢れる山でいつかは登りたいと思っていた。
〇今回のコ-スは椿ケ鼻ハイランドを経て普賢岳(釈迦岳レ-ダ雨量観測局)頂上まで車で行き
 釈迦岳本峰~御前岳を歩き、その後、車を移動して石建峠登山口から渡神岳に登る、津江
 三山巡りの楽ちんコ-スとした。
〇登山口までの経路は2008年の釈迦岳山開きの時に走った経験があるので私の運転で 
 R442号線・間地集落から入り、県道9号線を経て椿ケ鼻ハイランドを目指した。
 ところが、9号線と出合う変則四つ角で進入路を間違えた模様で、里道に迷い込んでしまう
 始末ととなった。
 車道は段々と人里を離れ山道に変わり、高所から谷筋側に下り掛けたので不安となる。
 一軒家の農家を見つけ道を尋ねるが、道順の説明に「合点がゆかない私の困惑」に見兼ね
 られたのか「私が案内していきます・・・」との事となり先導されること約10~15分位あったろ
 うかと思えた。
 忙しい時間帯の朝の8時頃にもかかわらず先導された主婦に(年代として五十路かな?)
 「頭の下がる思い」で、お礼を伝えて別れた。
 その後の登山の途中でも、その人の優しい親切心と行動に感激した気持ちが、何度も何度 
 も頭の中を巡って感謝の念が堪えなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[前津江大野地区? の車道から普賢岳と御前岳を仰ぐ] [普賢岳頂上に建つ「釈迦岳レ-ダ-雨量観測局]

P1030639_editedP1030642_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[登山口の路肩に駐車してスタ-ト]        [登山口から10分で釈迦岳頂上に立つ]
P1030644_editedP1030646_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[頂上から岩崖を急降下して行く]    [登路からの景色・福岡県矢部村の方角かな?]
P1030647_editedP1030650_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[御前岳頂上]                  [御前岳から釈迦岳を望む]
P1030653_edited_2P1030656_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[縦走路から釈迦岳を仰ぐ]           [釈迦岳直下の岩場の急登]
P1030659_editedP1030661_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[御前岳を振返る]                  [釈迦岳頂上にて]  
P1030663_editedP1030665_edited 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (渡 神 岳)  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[雨量観測ド-ム展望台から渡神岳を望む] [先の交差点を右折して石建峠へ向かう]
P1030668_editedP1030671_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[渡神岳登山口道標に従い植林地をスタ-ト] [スタ-トから5分位で急登の尾根が続く]
P1030672_editedP1030673_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[一つのピ-クを越え鞍部の紅葉]    [急勾配を登り上げ(右側)東の肩に着く]
P1030676_edited_2P1030680_edited_3            

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[肩から快適な尾根を歩いて直ぐに頂上へ上がる]  [灌木に囲まれた渡神岳頂上]
P1030681_editedP1030682_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[渡神岳頂上の全景]                 [急登であるが快適な登路を振返る:復路で]
P1030684_editedP1030689_edited 

 

 

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[石建峠の登山口の道標]     [石建峠の峠道となる県道9号線から渡神岳を振返る]
P1030692_editedP1030694_edited 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   帰り道で小国の「鍋ケ滝」に立ち寄る
P1030704_editedP1030709_edited   

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(考察) 尊厳な山名を持つ津江三山の山名が気になり由来等を調べた。

1.山の概要 (「ウィキペディア辞典」より転写)
(釈迦岳)
 ・釈迦岳にはおよそ120Mの距離を隔てて東西に2つの峰があり、最高点は大分県にある
  東峰の普賢岳である。
  もう一方の峰の本釈迦は県境にあり、標高1.229.5Mで福岡県の最高峰である
 ・日田市津江地方では、釈迦岳と渡神岳、御前岳とを合わせて津江三山と呼んでいる。
  また、周囲の山も含めて総称して釈迦連峰と呼ぶこともある。
(御前岳)
 ・御前岳は、福岡県八女市矢部村と大分県日田市前津江町との境界にある山である。大分
  県側では権現岳とも呼ばれる。
  「日本書紀」では「前山」として現れ、景行天皇が九州に行幸した際にこの山を越えたと記
  されている。山頂にはこれに因んで「景行天皇御遺跡」の石碑が建てられている。
(渡神岳)
 ・渡神岳(とがみだけ)は、大分県日田市(旧前津江村)にある山である。
  古くは水晶岳と呼ばれた・・・山頂には三等三角点が置かれており、また、雨乞いの神事に
  使われる祠が祀られている。

2.山名の由来 (渡部智倶人著「九州100山峰」より転写)
(釈迦岳)
 釈迦岳は昔、彦山の山伏が彦山権現の仏である釈迦如来を山頂に勧請(かんじょう・神仏
 の分霊を他の場所に移しまつること) したことからその名がついたといわれているが、現
 在、山頂には三重の塔の石碑に地蔵菩薩が祀られている。
(御前岳)
 御前岳は一名、前山、田代山、権現岳とも言われ、山頂には田代の津江神社の上宮司、津
 江権現を祀る故、その名が付いたと言われる。
(渡神岳)
 渡神岳は別名、水晶岳と言い、神宮皇后が戦勝のお礼に神々を迎え祀られた言われから
 渡神岳と呼ばれるようになった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   
  (2013/12/27日 加筆)

コメント

大崩山・三里河原トレッキング 11月5日(火)

2013年11月05日 22時47分59秒 | インポート

            大崩山・三里河原(叶野はきの)トレッキング 
                      快晴                 (文字サイズは「」が最適

(アクセス) 自宅(発4:30)→竹田→三重→延岡・下赤郵便局(着6:25)→大崩山登山口(着7:10)
(行程) 大崩山登山口(発7:20)→湧塚尾根/三里河原分岐(着8:00)→喜平越谷分岐(着9:00)→ 
     叶野(着10:10~三里河原散策~昼食~発12:00)
 →
     喜平越谷分岐(着13:00~道に迷う~発13:45)→大崩山登山口(着15:05)
     ~下山後、「美人の湯」に浸かり、「孟宗金明竹林」に立ち寄る 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〇予報では、今日の天気は一日中「晴れマ-ク」である。
 前回、下見に登った根子岳の紅葉状況も見届けたいところであるが、徹爺さんから聞いた大 
 崩の三里河原の方が「気が勝り」山友を誘っい二回目の「大崩詣で」となる。
〇山友の石島さんも大崩は初めてであるので私がリ-ドする立場となる。
 もちろん私も三里河原は初見参であるので時間に余裕があるようにと思い、自宅を4時30分
 に出て三里河原を12時には下山しょうと計画した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[黒滝トンネルを抜け、下り坂での展望:上々の天気なり [朝日に照る祝子川:P1030538_editedP1030540_edited大崩橋から下流側の渓谷美]

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▼登山口には7時10分に着くが先着の車で路肩駐車地のスペ-スは残り少なくなるほどの
 賑わいである。
 連れ添う登山者から「今年の紅葉は遅いようですね・・・」と声かけられる。
 賑わう登路も三里河原分岐を過ぎると前にも後ろにも人影はなく私達だけの登路となる。
▼照葉樹林帯の登路を分岐から25分位歩くと登路左手に展望台らしき小岩崖が現れ、駆け
 上がると素晴らしい情景を目にすることとなった。
 紅葉の盛りを待つ小積谷の森と天を衝く小積ダキの岩峰そして袖ダキ・・・その絶景に息を
 呑む心地で迫る全景を心行くまで堪能した。

[坊主尾根/三里河原の分岐]   [登路沿いの展望台から小積谷の紅葉と岩峰群を望む:分岐から25分]
P1030544_editedP1030545_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[天を突く小積ダキ:ズ-ム撮影]                   [袖ダキと上湧塚方面を望む:ズ-ム撮影]
P1030546_editedP1030547_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▼左下に祝子川の快い沢音を聞きながら、緩やかなアップダウンと木内山岳山腹から派生し
 て下る幾つかの沢と岩場を踏み、登路沿いに点在する巨石を眺め、原生林の中を快適に歩
 く。
 登路はハッキリしており迷うことなく喜平越谷に至る。
 道標に従い沢を跨いでさらに登ると展望は開け花崗岩のスラブと出合う。
 浸食されたスラブには窪みが出来て水路をつくり、上部から清流が流れ落ちて来る。
 スラブから小積ダキの遠望を眺め、ロ-プを伝ってスラブの岩壁を横切って行くと登路は直
 ぐに崖っぷちを降下することとなる。
 左手の対岸には岩肌を?きだにした岩壁が迫り、V字谷を作った岩壁の上部は自然林の尾
 根筋が走り紅葉の山稜として対峙していた。

[喜平越谷分岐:復路ではココで道に迷う]        [花崗岩のスラブ:「五葉の尾ダキ」と云うらしい]
P1030552_edited_2 P1030550_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[浸食されたと思われるスラブに清流が流れ下る]  [スラブを横切り、アルミ梯子付近から望むV字渓谷の岩壁]
P1030554_editedP1030556_edited_3 
 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▼岩壁に立てかけてある長いアルミ梯子を下り、さらに岩壁に付けられたロ-プに掴まり絶
 壁状の足場を用心深く水平移動して渉る。
 その後は、安定した森林帯に入り、一枚岩盤の涸れ沢床を渡渉することとなるが紅葉に囲
 まれた谷間の景観が美しく、沢床を下り散策した。
 崖淵から祝子川を覗いて川床に映える花崗岩を眺めて登路に戻った。
 そこから5分弱で三里河原の入口となる河原に着く。
[登路から寄り道して祝子川を望む]              [三里河原入口の「叶野」に着く]
P1030561_editedP1030569_edited_2

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▼開放的な河原に、よどみなく流れる静かなる瀬音と渓谷に映える紅葉・・・・。
 川床に光る乳白色の花崗岩の小石、エメラルド色に透き通る清流・・・。
 河原の岸を覆う花崗岩の一枚岩盤・・・その岩盤に坐して「紅葉水明」に浸る。
 まさに別天地に来たような心地であった。

[清流と河床の石そして渓谷の紅葉に浸る]           [三里河原を遡上する]
P1030573_editedP1030579_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▼左岸側にも登路はは在るようであるがガイドブックに従い右岸に渉る。
 右岸の法面を上がり、ヒメシャラが植生するテント場みたいな小台地を歩くが、踏み跡は
 段々と薄くなつてきたので登路途中から再び渡渉して左岸に戻る。
 川岸の露岩や岩盤を踏み遡上して行くが、行くに連れて渓谷の紅葉と川床に座る花崗岩の
 美しさに魅かれて遡上意欲が増すが、下山路にゆとりの時間を確保するため、時間をあら
 かじめ決めておいて10時45分には引き返すこととした。
 三里河原入口を離れて30分間の散策であつたがガイドブックで云う「もち谷出合」は何処か
 分からないままとなった。

[丸太を踏んで右岸に渉る]          [本日はここまでにして、叶野に戻る:下流側を望む]

P1030583_editedP1030593_edited 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[上右画像のズ-ム撮影]                   [叶野付近の右岸:テント場と思われる]
P1030594_editedP1030602_edited

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▼三里河原入口に戻り昼食とした。
 食べながらふと目をやると、河原に降りてきた登路側に「ハクノ」と記されたブリッキ板が
 木柱に付けられていた。
 ここで、初めてこの場所が「吐野(はきの)」であることが確認出来て一安心した次第であった
▼(復路で喜平越谷分岐にて道迷う)
 12時に吐野を発って、余裕の時間で下山する積りであったが、喜平越谷分岐で木山内岳ル
 -トに誤って入り込み喜平越谷をおおよそ30分位遡上した。
 その原因は・・・往路で見届けた、樹木の根元に付けてあるP1030611_editedP1030621_edited   

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[国指定・天然記念物「孟宗金明竹」:美人の湯から車で2~3分の所]
P1030623_edited_3P1030625_edited_3P1030627_edited_5

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2013/12/26日 加筆)                

コメント