根子岳山窓

(阿蘇住人の山行記です。)

一日花  7月17日(火)

2007年07月18日 00時02分56秒 | 日記・エッセイ・コラム

        ユウスゲ(夕菅)の夕べ 

(夕方咲いて翌日の午前中 朝に萎む一日花の観察。)

 阿蘇の原野に風に揺られて咲くユウスゲの風情は格別で、高原の趣きを味合うことが出来る。

今朝、波野から通勤する職場の同僚が波野高原にユウスゲ
の季節が到来したと話していた。雨やら台風襲来等で山登りも、しばし休息の時期で梅雨明けを伺っている次第である。

昨日、庭に咲く初咲きのユウスゲを見つけた。
「高原にもよし、庭にもよし」庭にて、じゅっくりと堪能した。

P1020891_1P1020817_1 ①7月16日       ③7月17日
  17:20         12:30 

  ↓           ↓

P1020898_1 P1020852_6

②7月16日          ④7月17日   
    20:30       18:20 *

                      

* ④の説明(左の萎みは昨夕咲いた花で落下寸前、
右側は昼、蕾であったものが夕方、開花していた)

                                       

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猟師岳  6月16日(土)

2007年06月17日 18時26分50秒 | 日記・エッセイ・コラム

  猟師岳(1423m)と オオヤマレンゲ (単独) 

(行程)登山口(9:00)→林道・オオヤマレンゲ自生地(9:10)
    →登山口(9:20)→頂上(着9:50-発10:00)→
  林道自生地(10:35)→貴婦人観賞→駐車場(12:00)

P1020533 P1020505 P1020506 P1020507 P1020518 Smp1020474 Smp1020479 Smp1020502 Smp1020503 Smp1020485 P1020535 Smp1020476 P1020537 P1020525 P1020498

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○喉は痛いが時季を逃がしたら「山の貴婦人」に合えな
 い、天気は曇り。雨でないなら今日決行と昨夜から決意
 する。                                                                     

○オオヤマレンゲは書物では知ってはいたが、現物を見るのは
 初めてで ある。昨年、職場の藤田さんから根子岳に自生
  しているのを聞いてそれ以来、今日のこの日を待つに待
 っていた次第である。体調の関係で登り易い猟師山とし
 た。                                                                           

九重スキ-場側から登る。シャクナゲ散策路入り口から10分
 位で林道に出る。そこが猟師山の登り口であり、
 オオヤマレンケの自生地でる。                                    

○水滴に濡れた貴婦人、山の中に咲く白い花、大きな葉っ
 ぱの上に可憐なみ、優雅な気品が漂う。心ときめくこの
 感動の高まりは一体なんであろうか、美しいものへの好
 奇心と追求心
、小生の格であろう。
                                                                           
○群生は林道に出て左路肩に2株、右路肩に5~6株度。
 奥にも在るのかと思い頂上を目指して往くが、貴婦人と
 は合えない、シャクナケ゛の大株の中をくぐり少々急坂をる。
 散りかけたミヤマキリシマ紅ドウダンの大木、実を付けた
 ナナカマドベニバナニシキウツギの花等を見ながら30分で山頂。
 ガスで視界なし。                                                       
                                                                                                                                     
○頂上では4組の夫婦と語らう。小生「オオヤマレンケ゛は林道
 の所だけですか?、 本数が少ないですネ。」と聞くと「
 母山
の9合目には沢山ありますよ」との声。             
 又、別の夫婦は小生が貴婦人に感動したことを話してい
 たら「私たちは牧ノ戸側から登ってきたのオオヤマレンケ゛を見
 たことが無いので一緒に行きましょう」と言れ。
   3人で下山する。                                                

○下山後、林道沿いを他には自生していないかと散策。
 すると林道の下手側に2株のオオヤマレンゲあり、満足感と
 征服感が湧いたが、本数の少ないのは未達成の気分あ
 り。                                                                      

○帰り道は 筋湯温泉「白滝旅館」の露天風呂に浸る。
 その後 、荻ノ草~万願寺経由で「きよらカァサ物産館」に
 てミヤマキリシマ株とツルガネソウ、「野草園」にて福寿草
 コケモモ白のミヤマキリシマの苗木を購入。                     

○夜はいつものメンバ-で飲み会(Yさん宅のドッグハウスと鶏
 小屋の完成祝い) 藪亀さんより根子岳のオオヤマレンゲが
 見頃と聞き、明日登る事とした。                              
  
 

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新茶摘みと手揉み茶作りに挑戦 5月26日

2007年05月27日 21時41分52秒 | 日記・エッセイ・コラム

 茶畑での摘み取りから釜煎・手揉み茶の製造   

 裏庭に垣根として茶園がある。5月には新芽、秋には茶の花を楽しむことが出来る。 

母がいる頃は茶摘みして茶工場に出していたことがあるが、その後は剪定のみの手入れであった。

今年は、なぜか 釜煎り茶の製法を体験しようと思い立った        

Smp1020261Smp1020270Smp1020271_1 朝8:30分摘み取り開始

夕方17:00完了一日仕事       

      (釜はナベ、火はガスコンロを利用。)

① 茶葉を約5分位釜で煎る ②諸蓋で手揉み(水分が出る) ③煎って、揉んでを2回繰り返す。④天日で乾かす⑤仕上げの手揉みで完了     

Smp1020275 Smp1020276 Smp1020278  ←手揉み2回            Smp1020279

   天日→

Smp1020288_1   (茶葉は2つに分けて釜煎りの時間を区別した )               Smp1020325_2

←時間をくしたもの。  くした→    

Smp1020300仕上がり状況は、左側のウ-ロン茶タイプ

右側の緑茶タイプの二種類が出来上がった。

Smp1020290_3 初めての試みで、苦味、渋み、香り イマイチ不出来 (来年に期待)。  不出来ながらも庭の花は5月の趣を醸し出していますので、 どうぞ 根子岳山窓にお立ち寄りください。手作り新茶をお出しします。

・・・・・・・・・(庭の花)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Smp1020327_1Smp1020217_1Smp1020220_2 ←はなしのぶ ・・・・・・・・・・

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Smp1020310_4 Smp1020306

←エゴの木・・・・・・・・・木イチゴの花→

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杵島岳   5月19日(土)

2007年05月20日 20時26分07秒 | 日記・エッセイ・コラム

仙酔峡の ミヤマキリシマ と杵島岳(1321m) 散策 (単独) 

(行程)   ①仙酔峡(着10:00- 発10:30)→(車で移動)

            ②旧スキ-場跡登山口(11:40)→山頂(着12:15-発12:40)
        →お鉢廻り→登山口下山(13:40)

①仙酔峡

      Smp1020187_1 Smp1020186      Smp1020189_1  Smp1020191_1

 

 

②杵島岳    

  Smp1020193_2 Smp1020194_2 Smp1020195_1    

      

 

             Smp1020197_1  

        

 

  頂上お鉢廻り登山道より火口跡・米塚・ 往生岳を望む 
                  

Smp1020203_1Smp1020201

Smp1020199 

 

           

 帰り道、杵島岳を振り返って     

Smp1020204_1 

             
 

 

  ▼昨夜まで天気悪しのため 本日は「山の予定無しの日」であったが、今朝、目が覚めると外は天気好し。それではと思い立ちミヤマキリシマの咲き頃を見極めたいとの想いで、杵島岳にいくこととした。(平治岳・大船山のミヤマキリシマ登山を予定しているための下見)

▼車が混雑していなかったので途中で仙酔峡に立ち寄る。仏舎利塔から上は渋滞。花は満開であったが曇りで日差しがかからない鷲が峯にもガスがかかりシャッタ-チャンスが来ない、30分位で下山退避。

▼五岳で登っていない山は杵島と烏帽子、何時でも登れる山と思い余り関心が無かった山であるが、山頂に立つとその眺望の良さには魅力を覚えた。

▼旧スキ-場跡の駐車場側から出発、階段とコンクリトの遊歩道が頂上まで続くようであったが、これでは面白くないと想い、頂上が見える急斜面の踏み跡の道に従い直登する。

▼頂上に立って気づいた「旧火口跡の円錐の鉢」下から見ては予想だにもしていなかった光景(深さ50m直径200m位とのこと)。火口底まで下りることも出来る、米塚を逆にしたような火口縁の美景は阿蘇一番の貴重な形を奏でているようである。

▼30分位駈けての鉢廻り、熊本市内方面からの強風の吹き上げ夏であったら「さぞう爽快であろう」と感じた。 登っていない烏帽子・往生に次回登ろうと決意し下山 

▼ミヤマキリシマ は4部咲き程度、イワカガミは全開・・・・・

さて・・さて・・・・・・・・平治岳の見頃は?

                                         

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天主山  5月12日(土)

2007年05月13日 19時03分14秒 | 日記・エッセイ・コラム

       天主山(1494m)  山芍薬 観賞登山  

・アプロ-チ: 宮地(7:00)→蘇陽→鮎の瀬大橋→

              登山口(着9:12-発17:00)→自宅(19:00) 

・コ-スタイム:鮎の瀬大橋新道登山口(9:20)→天主の舞台

(10:40)→山頂(12:12) →花園広場(着12:40-発14:00)

     →天主の舞台(16:00)→登山口(16:50)

 

          P1020108_3    P1020110_6    

← 鮎の瀬大橋と眼下を望む

 

P1020183_5 ←急登の登山口P1020113_5        

 

 

 

                             P1020124_2

P1020122_1 P1020131_1 P1020133        

 

 

P1020135 P1020134 頂上より椎矢峠側に下った群生の広場     

P1020138

P1020136  

 

P1020142 P1020145 P1020146                 

P1020149

 

 

P1020153 P1020154_1

 

       

P1020162 P1020165       

 

 

P1020169_1

 

 

 
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 [二輪草]              P1020173

[一人静]

P1020175

 

 

 

[天主の舞台からの天主山頂上を振り返る (帰り道)] 
   *追記→天主山は後の峯の奥に隠れて見えていないとのことであった 。    P1020177 P1020179

       

 
 
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○山芍薬で有名な天主山(1494m 熊本・山都町)に登ってきました
 
 
 開花の時期は少々早いかなと思いましたが、観たくて見たくての  想いが心を急がせて行ってきました。
 
 
○鮎の瀬新道登山口~天主の舞台~山頂のコ-スで登りました。
 
○登山口から いきなりロ-プを使っての急勾配の登山道でほぼ 一直線が尾根まで続く。展望はないがモミブナシャラの巨木に見惚れて尾根近くまで這い上がると新緑の鮮やかな林が開けフラットな広場となる。
○天主の舞台を過ぎると後は尾根歩きとなるが 鞍部とピ-クの急登が再三あり 深い山であることを身を持って感じた。3つの峯を登り渡った ハ-ドな山でした。
 
○山頂までは まだ蕾みの状態で開花はマバラでしたが
 山頂を越えて「椎矢峠」側に30分位い下りた石灰岩のカルスト台地には見事に咲き 誇ってました。
 想像に絶するような群生、天国のような花園、大感動しました。
 
 
○広場では川上ご夫婦と遭遇、これも 合縁機縁と思いました。
 
 
○今回、出遭った野の花に ヒゴイカリソウニリンソウヒトリシズカ がありました。どの花も初めてで 深山に咲く 可憐な 憂いのある花で 脳裏から離れなく 何度も何度も思い出させてくれます。
また、ピンクのミツバツツジのそばに白い色のウツギ ムシカリ もしくは ヤブデマリの花? 競演して鮮やかさを呈していました。
 
○帰りの車中では 「こんなに感動させる山、花 が この世にあったのか・・・」との
   想いが 込上げる。込上がる度に、同行の東山先生に「今夜のは たまらない ですネ・・・・」 今夜は我が家が反省会の番であった。
   先生が自ら採集された、シノブタケ焼き筍を肴に・・・・・・・・・・永延と・・・・・・・・・・
 
  
 
 
 

       

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