岐阜選抜 全国への軌跡

ソフトテニス岐阜選抜の練習の様子や日程、遠征の予定、大会結果、保護者への連絡事項などを随時更新していきます。

「思考は実現する」

2011-01-05 10:11:49 | 復活!総責任者 野口くんの独り言

私が「調子はどうですか?」と聞くと、みんなはいつも、

「絶好調です!」

と、大きな声で答えてくれます。 これは、メンタル(精神)面で非常に大切なことなんです。

本当は、風邪気味だったり、寝不足で前日までの疲れが残っていたりしたとしても、「絶好調です。」と声に出して言うことで、自分自身に「大丈夫だ。」と言い聞かせることができるんです。そして、「がんばろう!」というプラスの気持ちが大きくなります。その証拠に「絶好調です。」と言った後のみんなの顔は、ニコニコ笑顔になっています。

人の脳は「成長しよう」と考えるとそれを成し遂げるための神経回路が刺激されて、そこに「成功回路」とも言える回路が発達すると言われています。この回路は、明確な目標を持つと、その目標に合致するよう組み替えられ、活性化していくとも言われているんです。

前回の練習会で、目標を考えてくるように、宿題が出されましたね。よく考えて目標を決めましたか? その目標は、どうやって決めましたか?

「できないとは思うけど、このくらい言わないとやる気がないと思われるから、まあこうしておくか。」といった決め方をした人は、もう一度考え直してください。

「絶対、こういう結果を出すんだ!」という強い願いをもって決めた目標でないと意味がありません。それは、【思考が実現する】からです。最初からできないと思っていると、本当にできなくなってしまうからです。

今まで、自分の目標を実現させた人たちの共通点は、【そうなることを信じて、諦めなかった。】ことです。とにかく、自分にはできるんだと信じることが大切です。

しかし、ただ、信じるだけで何もしなければ、目標を達成することはできません。

「本気の決意は、本気の行動を生む。」

これは、私が好きな言葉です。

本気で、実現しようとする気持ちがあれば、本気でそのための努力をします。どうすれば、実現することができるのか、考えることもできます。今の自分の実力を冷静に判断し、つけなければならない力を身につけていくために、どんなことでもやっていこうと行動にうつすことができます。

前回の練習で教えていただいたことは、自分なりにノートにまとめてありますか?今までの練習で教わったことを、自分たちの学校での練習に生かしていますか?そんなところにも、あなたの本気が現れます。

どうせ、がんばったって実現できない。なんて気持ちがあなたたちの前向きな行動の邪魔をしていませんか?

いつもの「絶好調です。」のように、「絶対、日本一になります。」と、信じ切って、最後まで諦めずに努力し続けることができれば、必ず目標を達成することができます。

信じてみようよ。自分を。そして、自分の仲間を。

そして、前回より0.01%アップの努力で、1回1回の練習に臨み、その練習で学んだことを学校の仲間に広げていってください。そうすることで、岐阜県選抜チームが成長し、岐阜県全体のレベルがアップします。

いつも、プラスの言葉を口にしていこう!

これから、いつも、みんなに聞いていきます。

「今日の調子はどうですか?」

そして、練習会では、何度もみんなに確認します。

「あなたの目標は何ですか?」

考えてプレーするためのヒント集

2010-12-06 17:45:56 | 復活!総責任者 野口くんの独り言
 いろんな方からアドバイスをもらうことは、自分を成長させるためにとても重要なことです。
 しかし、すべてのことを「どうすればいいの?」と答えを聞くのではなく、自分で考えることはさらに重要です。言われたことだけをやっている選手は、成長の幅に限界があります。自分の考えを持たずに何となくプレーをしている選手は、なんで負けたのか、もっと言えば、何で勝てたのか理由がわからない。いろんな場面でどうしたらいいのかを自分で考える習慣をつけていないと、アドバイスがなければ不安でしょうがなく、自信をもったプレーができない選手になってしまいます。
 今、自分は何を考えてその場に立っているのか、どんなボールをイメージしているのか、どのコースにどんな高さのボールを打つのか、そんなことをもっと意識してみてはどうでしょう?
 いつも通りのプレーでは、いつも通りの結果しか得られません。
 すべてが完ぺきにできるわけではないですが、今以上に考えたプレーができれば、現状を打開するヒントが見つかるかも知れません。
 以下にいくつかのポイントを上げてみました。
 考えられるところから、書き出してまとめてみましょう。

【サービスのとき】
1、どこに立って打つのか?(正クロス・逆クロス)
  ・・・どんなレシーブコースに対応するのか?
2、どこをねらって打つのか?(正クロス・逆クロス)
  ・・・どんなレシーブコースが予測できるのか?
3、どのくらいの強さで打つのか?(ファースト・セカンド)
4、どんなサーブが有効なのか?(コース・強さ・高さ・カットなどなど)
  ・・・そのサーブは、どのコースに、どんなレシーブが返ってくる可能性が高いのか?
5、打った後のポジションは?(そのまま・定位置に戻る・サーブ&ダッシュのときなど)
6、味方前衛がサービスのとき、気をつけることは何か?(相手レシーブ・アプローチなど)
7、サービスを打つときのチェックポイントは何か?(できるだけたくさんあげてみなさい。)

【レシーブのとき】
1、どこに立って打つのか?(正クロス・逆クロス)
  ・・・どんなサービスコースに対応するのか?
2、どこをねらって打つのか?(正クロス・逆クロス)
  ・・・どんな返球が予測できるのか?
3、どのくらいの強さ・コースで打つのか?(ファースト・セカンド)
4、どんなレシーブが有効なのか?(コース・強さ・高さ・ツイストなどなど)
  ・・・そのレシーブは、どのコースに、どんな返球が返ってくる可能性が高いのか?
5、打った後のポジションは?(その場・定位置に戻る・ミドルカバーなど)
6、相手前衛がサーブのとき、気をつけることは何か?
7、ツイストは、どんなときに打つと有効なのか?
8、前衛にとって、どんなレシーブ(コース)が、次の攻撃につなげやすいのか?
9、後衛にとって、どんなレシーブ(コース)が、次の攻撃につなげやすいのか?

【展開の中で】
1、自分がポイントを決めたしたとき、どんなことをするとよいのか?それはなぜか?
2、自分がミスしたとき、どんなことをするとよいのか?それはなぜか?
3、ペアがポイントを決めたしたとき、どんなことをするとよいのか?それはなぜか?
4、ペアがミスしたとき、どんなことをするとよいのか?それはなぜか?
5、前衛は、どこを見てプレーをするのか?
6、後衛は、何に気をつけてプレーをするのか?
7、流れが自分たちにきていて、ポイントが有利なときは、どういう試合の進め方をするとよいのか?
8、流れが相手にあり、苦しいときは、どういう試合の進め方をするとよいのか?
9、相手が回り込んだら、どのコースにボールが来る可能性が高いのか?
10、相手がバックで構えたら、どのコースにボールが来る可能性が高いのか?
11、展開が変わったあとは、どんな守り方・攻め方があるのか?
12、相手前衛のレベルが高いとき、どんなことに気をつけてプレーすればいいのか?
13、相手後衛のレベルが高いとき、どんなことに気をつけてプレーすればいいのか?
14、相手がシュートボールで、攻めてきたときは、どんなボールで、どのコースへ返すのか?
15、走らされた後、バックで打つときは、どんなボールで、どのコースへ返すのか?気をつけることは何か?
16、ポイントを数えて、プレーをするのはとても大切だが、その中でも、何対何のポイントが重要なのか?そればなぜか?
17、どの展開(正・逆クロス展開、右・左ストレート展開)が攻めやすいのか?それはなぜか?

 思いつくまま上げてみましたが、今までに、こんなことを考えてプレーができていたでしょうか?
 答えは必ずしも1つではありません。相手が右利きなのか、左利きなのかでも変わってきますよね。たくさんの答えを準備しておいて、状況にあった答えを一瞬で判断していかなければならないのが、ソフトテニスという競技です。
 プレー中に迷わずに自信をもってプレーするためにも、一度自分で考えてみてはどうでしょうか?
 そして、自分の考えた答えを仲間と出し合ってみるのもおもしろいでしょう。
 必ず、新しい発見がありますよ。

負ける要素を減らすことが勝ちにつながる!

2010-11-29 20:08:57 | 復活!総責任者 野口くんの独り言
負ける要素を減らすことが勝ちにつながる!

 私たちは、何のために厳しい練習をしているのか?
 その答えのひとつは、「試合で勝って、よい結果を出すため」であろう。
 では、どうすれば「試合に勝てる」のだろう?
 答えは、「わからない」が限りなく正解に近いのだと、私は考える。
 「こうすれば、勝てる」という確実なものは、「無い」のかも知れない。
 だけど、「これをやっておけば、負ける可能性を少なくすることができる」
というものはある。

試合に負けたとき、その原因を考えてみる。
あのサービスが入っていれば・・・。
あのボレーを決めていれば・・・。
あのボールがアウトだったら・・・。
試合内容からみれば、そう思うのは当然である。
さらに、考えれば、「いつでも狙ったコースにサーブが入る」ように、
「いつでもボレーが決められる」ように、
「いつでもレシーブが狙ったコースに打てる」ように、
練習をしておけば、ひとつ負ける要素を減らしたことになる。
そんな意識をもって練習をしたい。
さらに、そんな意識を持つためには、テニスのときだけ頑張ればいいのではない。
あなたたちの生活をピラミッドに例えて考えてみる。
テニスの試合を、ビラミッドの頂点だとすると、その下にはテニスの練習があり、その下には、学校生活がある。さらに、一番下には、日常生活がある。この学校生活や日常生活で、「心・集中力・耐える力」を鍛えることが、練習や試合を支えているのである。
だから、学校生活では、「さわやかなあいさつをする」「掃除で手を抜かない」「精一杯合唱をする」ことが大切であり、日常生活では、「家族に対するていねいな言葉遣い」「自分で朝起きる」「好き嫌いをせずにバランスよく食事をする」ということも重要になってくるのである。
すべてがつながっている。
このことを絶対に忘れてはならない。
そうやって、自分の弱い心、甘い考えに負けない強い自分自身の心を作り上げていくことこそが負ける要素を減らすことになる。
そのために、テニスノートを書いて、決意をし、振り返り、自分の思いを整理していくのである。
本気の決意は、本気の行動を生み出す。
「よい結果を出すため=負けない」ために、あなたの本気を出して、あなたの生活をとりまくすべてのことに、全力で取り組んでいってほしい。

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