建て主様と一緒に土地を見ました。
今回は、頼まれてもいないラフプランを用意して行ってきました。
土地の形状は公図（法務局）を引き延ばし、文明の利器を最大限活用、さらに妄想力を働かせ、ラフプラン（本当にキタナイ）をもっていざ出陣！
せっかく一緒に見るのであれば…。
自分が勝手に想う家は、どのぐらいのボリュームになのか？
どの部分の視界が開けているのか？
２階の窓からは何が見えるのか？
境界線との離れは？
駐車スペースは？
でも実際現地に行かないとわからないことも…。
車の交通量は？
アプローチはここからで大丈夫？
隣の家の窓の位置は？
近隣の家はどこを向いている？
舗装にヒビ割れはある？
土地だけ見ても…イメージが湧かないのではと…。
今回、仮説のプランをもって検証することにしました。
家づくりでは、次に何をするのか知っていると安心できますし、判断がしやすくなります。
時間も有効に使えます。
新しいホームページに家づくりのスケジュールを掲載したいと思い…
思案中ですが紹介します。
家づくりスケジュール
1. モデルハウス見学
□ 利府町あるモデルハウスを見学していただきます。
□ その時に家づくりのすすめ方やスケジュール、性能レベル、省エネ性、価格等の説明をさせていただきます。
□ 予算や家に対しての考え方をお伺いします。
□ 見学会や助成金、家づくりの情報や伊藤工設計の活動が分かるニュースレターをお送りしています。
※ こちらから連絡や営業訪問することはありません。
※ 土地情報が必要な方には情報が入り次第、連絡を差し上げています。
2. 構造・完成見学
□ 工事中や完成した家を見学します。
□ モデルハウスにて説明を受けた構造材や気密方法、断熱材、金物、仕上げ材等を確認します。
□ 空間構成や窓の位置、吹き抜けやそこから入る太陽エネルギー等も確認します。
3. ラフプランと概算見積書の提案
□ 地域型住宅の構造見学と完成見学をされた方には、ラフプランと概算見積書を提案しています。
※ 伊藤工設計の家づくりを見学、理解され、共感された方は無料で行っています。
（未見学の方で土地が急に見つかりプランを必要とする方は、ご相談ください。）
□ プランをつくる場合、計画地を確認させていただきます。
・ 敷地の形状や大きさが分かる資料があれば助かります。
※ 詳細な測量等は、まだ行いません。
□ 概算見積書とローンについて説明します。
4. 敷地調査
□ プランと支払方法に問題がなければ敷地調査を行います。敷地の形状や法規制等を確認し、何か問題がないかを調査します。
※ 調査には費用が発生しますが工事価格に含まれています。工事に進まない場合は清算となります。
5. プランの確定
□ プランが確定し、敷地調査を行い正式な図面（ＣＡＤ図）で打ち合わせを行ないます。
□ 正式な見積書を提出します。
※ この時点では、まだ地盤調査は行いません。
6. 地盤調査
□ 正式な図面で建物配置が確定すると地盤調査を行います。
□ 建物の４隅と中央部の５点を調査します。
※ 調査には費用が発生しますが工事価格に含まれています。工事に進まない場合は清算となります。
※ 改良工事が必要な場合、大きな金額になるので注意が必要です。
7. パナソニックのショールーム見学
□ 標準住設機器を見学し、仮に仕様や色を確定させます。
※ 契約後に仕様打ち合わせがあり、最終確定になります。
□ 仕様変更になれば次回の打ち合わせで差額の見積書を提示し検討してもらいます。
8. ＣＡＤ図と正式見積書の確認
□ 仕様・仕上、配置図、平面図、立面図、屋根伏・求積図、矩計図を確認します。
□ 見積書とローンを確認します。
※ 計算する時間があれば、耐震性能や省エネルギー等を確認します。
9. 契約
□ 瑕疵保証保険の内容を確認します。
□ 設計者から重要事項の説明を受けます。
□ 工事期間、金額、支払時期等を確認し、契約を結びます。
10. 仕様打ち合わせ
□ 外部の仕様、色を決めていきます。
・ 屋根、外壁、サッシ、玄関ドア、ガラス、水切り等
□ 内部の仕様、色を決めていきます。
・ 天井・壁・床の仕上げ材、建具、襖紙、収納、造作等
□ 照明器具やコンセント位置を決めます。
□ 外構も時間に余裕があれば決めていきます。
□ 耐震性能確認します。
□ 省エネルギー性を確認します。
参考になれば幸いです。
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