3省連携(国土交通省・経済産業省・環境省)による、省エネリフォーム工事を行った場合の支援策が発表になりました。
1. 給湯省エネ事業
・ エコキュートに交換する場合5万円の補助。※他あり
2. 先進的窓リノベ事業
・ 断熱性能の高い内窓等の設置や窓交換する場合、最大で200万円の補助。
3. こどもエコすまい支援事業
・ 子育て対応改修、開口部防災性向上改修他、リフォーム瑕疵等加入で原則最大30万円補助。
今回は、「給湯省エネ事業」でのエコキュート交換について注意点についてお話しします。
電気温水器又はエコキュートが古くなったので交換したい!と考えている方には朗報です。
交換した場合、国から5万円の助成があるからです。
それではエコキュートに交換すれば、必ず助成が受けられるのでしょうか?
条件があります。
エコキュートの年間給湯保温効率が3.5以上のものとなっています。
年間給湯保温効率とは、1年を通してヒートポンプ給湯器を運転し、台所、洗面、湯はりを行った場合の給湯熱量とふろ保温時の保温熱量をその時の消費電力で割った効率ですが…。
この数値が3・5以上であれば助成を受けられますが、各メーカさん「3.5」の商品はありません。
「3.3」が大体で、この上のクラスになると「4.0」になります。
数値が高くなると価格も高くなり定価ベースで比較すると9万円で、差額で助成していただいても…ということになります。
0.1ちがうと年間1000円違うと言われているようなので、0.7で年間7000円になります。10年で7万円!
性能のいい商品を購入することはいいのですが…。
もうすこしすると、各メーカさんは「3.5」の商品を出してくると思われます。
価格設定はどのぐらいになるかわかりません。
待てる方は、その価格を確認してから設置したほうがいいと思います。
3.3も3.5もあまり変わりません。
そうであれば、型落ちの「3.3」を安く購入し、助成金を利用しなくても…と個人的には思っています。
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