計算することができないそのエネルギーでハーフマラソンを完走することが出来ました。
今年が始まり、受験・卒業・入学シーズンが終わり、やっと一息ついた長いGWも駆け抜けていきました。
気が付けば今年も約半分が過ぎようとしていますが…。
季節がよくなり、家の掃除をしながら「リフォームや建て替え」のことを考えている方も多いのでは…。
リフォームのチラシも毎週のように入ってきます。
定価の50%OFF!とかよく載っていますが…。
「50%OFF」の文字に、スーパーの特売日以上に目がクラクラしているのではないでしょうか?
これは業界では当たり前の数字で、それなりに工事をしている工務店は同じOFFで大体対応できます。リフォームチラシをポスティングしないだけで…。
チラシの内容を見ると表面的な内容ばかりが目立ちます…。
屋根・外壁の塗り替え、壁の張り替え、キッチン・UB・洗面・トイレの入替え。
間仕切りの新設をして新しいキッチンを配置!
カタログから引っ張ってきたのでしょうか見た目はキレイ…。
表面的なリフォームの情報しかありません。
壁まで壊すのであれば…
断熱や気密も考慮していただければと思いますが…。
どこにも載っていません。
そういえば…性能向上を謳ったチラシは今まで見たことがないのでは…。
断熱・気密をどのレベルまで工事するのか?どの断熱材を利用するのか?現況がどうなっているのか?築年数は?構造体は軸組orツーバイ?
いろいろなケースが絡んでくるので表面的なリフォームと比べると価格が出せないので、広告に載せられない!というところでしょうか?
間仕切りを動かして、仕上げを新しく、キッチン・UB・洗面化粧台・トイレを入れ替えて新しくなっても、肝心の断熱や気密がリフォーム前と同じでは…。
寒さ変わらずで…かわいそうとしか言えません…。
それでは断熱材を入れ替えればいいのか!
それだけではダメです。
性能向上リフォームで大事なのは「気流」を止めないと…
いくら高級な断熱材を分厚くしてもの気流を止めないと無駄に終わってしまいます。
高級・高額なダウンを着ても、ダウンの下が空いていて、首回りがスカスカだと空気が流れていきます。この流れを止めない限り暖かくなりません。
それと同じでリフォームの断熱は気流止めが重要になってきます。
その辺の情報や価格を算出することが出来ないのでしょう。
表面的なリフォームはチラシ広告をしている業者さんにまかせることにして、伊藤工設計は消極的でいいと思っています…。
ただし、性能向上を目的としたリフォームは、積極的な営業をしなければと思っています。
リフォーム工事も見えないところ、隠れるところが重要になってきますので注意が必要です。
住宅情報誌もリフォームの広告チラシと同じような感じを受けます。
内容が…。
自然素材のように写真では見えるけれども…。
高気密高断熱と書いてありますが…。
どうしてその木材なのか?
どうしてその断熱材なのか?
どうしてその性能値なのか?
どうしてその価格になっているのか?
なぜソーラーパネルより外皮優先なのか?
なぜ…?
写真と自社の紹介文・特徴文がいっぱいあって…。
何が何だかわからない…。
表面しか見えない、中身が見えない!
情報誌なので紙面に載せる情報量は限られるので、イメージ優先になるのはショウガナイことなのか…。
情報がうまく伝わるにはどうすればいいのか?
今回、伊藤工設計では情報誌の掲載をお休みしました。
「本当」が伝わるにはどうすればいいのか…。
今後の課題です。
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